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公開番号2025032636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138030
出願日2023-08-28
発明の名称連結構造および多目的車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類F16L 37/04 20060101AFI20250305BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】容易かつ密閉性高く、パイプを連結することを目的とする。
【解決手段】第1パイプ16と第2パイプ17とを連結する連結構造であって、第2パイプ17は、第2本体部17Aと、第2本体部17Aと連続して第1パイプ16にはめ込まれる端部領域と、端部領域の外周に設けられるOリング23と、第2パイプ17が第1パイプ16に対して挿抜方向に移動することを抑制する規制部26,27とを備え、Oリング23は、第1パイプ16と第2パイプ17とが連結された状態で、第1パイプ16の内周面の全周および端部領域の外周面の全周と接する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1パイプと第2パイプとを連結する連結構造であって、
前記第2パイプは、
第2本体部と、
前記第2本体部と連続して前記第1パイプにはめ込まれる端部領域と、
前記端部領域の外周に設けられるOリングと、
前記第2パイプが前記第1パイプに対して挿抜方向に移動することを抑制する規制部とを備え、
前記Oリングは、前記第1パイプと前記第2パイプとが連結された状態で、前記第1パイプの内周面の全周および前記端部領域の外周面の全周と接する連結構造。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1パイプは、
第1本体部と、
前記第1本体部と連続する保持領域とを有し、
前記Oリングは、前記第1パイプと前記第2パイプとが連結された状態で、前記保持領域の内周面の全周および前記端部領域の外周面の全周と接する請求項1に記載の連結構造。
【請求項3】
前記規制部は、
前記第2本体部の外周面上に設けられる突起と、
前記第2本体部の外周面上に設けられ、前記第1パイプの端部に係合可能な爪部とを備える請求項1に記載の連結構造。
【請求項4】
前記第1パイプの端部に設けられるフランジ部をさらに備え、
前記第1パイプと前記第2パイプとが連結される際に、前記爪部は前記フランジ部に係合する請求項3に記載の連結構造。
【請求項5】
前記突起および前記爪部は、前記第2本体部の断面の中心を挟んで向かい合う位置に配置される請求項3に記載の連結構造。
【請求項6】
前記端部領域の先端領域における外周面の全周に設けられる突出部をさらに備え、
前記突出部は、前記第1パイプと前記第2パイプとが連結された状態で、前記第1パイプの内周面の全周と接する請求項1に記載の連結構造。
【請求項7】
前記保持領域は弾性体である請求項2に記載の連結構造。
【請求項8】
前記第1パイプおよび前記第2パイプには気体が流通する請求項1に記載の連結構造。
【請求項9】
変速装置と、
前記変速装置に空気を供給し、互いに連結される前記第1パイプおよび前記第2パイプとを備え、
前記第1パイプおよび前記第2パイプは請求項1から8のいずれか一項に記載の連結構造により連結される多目的車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パイプを連結する連結構造、および、連結構造により連結されたパイプを備える多目的車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
流体を流通させる2つのパイプを連結する場合、流通する流体が漏れたり、空気や水、泥等が侵入したりすることを抑制する必要がある。そのため、特許文献1に示されるように、移動防止手段(連結器具)が用いられる。
【0003】
例えば、連結構器具として、ゴム製のパイプからなるアダプタと2つのバンドが用いられる。アダプタは、両端のそれぞれにパイプが挿入される態様で2つのパイプが装着される。バンドは、アダプタのパイプが挿入された部分のそれぞれにおいて、アダプタの上から巻き付けられる。このように、2つのパイプは連結器具を用いて連結される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-036919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記構成によると、パイプの他に連結器具が必要となるため、パイプの連結が複雑となり、パイプを連結するための工数も大きくなる。また、バンドの締結力が大きすぎると、パイプが変形したりパイプやアダプタが破損して隙間が生じ、隙間から、流体が漏れたり、空気や水、泥等が侵入したりする場合がある。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するために、容易かつ密閉性高く、パイプを連結することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る連結構造は、第1パイプと第2パイプとを連結する連結構造であって、前記第2パイプは、第2本体部と、前記第2本体部と連続して前記第1パイプにはめ込まれる端部領域と、前記端部領域の外周に設けられるOリングと、前記第2パイプが前記第1パイプに対して挿抜方向に移動することを抑制する規制部とを備え、前記Oリングは、前記第1パイプと前記第2パイプとが連結された状態で、前記第1パイプの内周面の全周および前記端部領域の外周面の全周と接する。
【0008】
このような構成により、第2パイプを第1パイプに挿入するだけで第1パイプと第2パイプとを連結することができ、容易にパイプを連結することができる。また、Oリングが潰れて(弾性変形して)第1パイプと第2パイプとに密着することにより、連結されたパイプの密閉性を確保することができる。また、規制部を備えることにより、第2パイプが第1パイプから抜け落ちたり、必要以上に第2パイプが第1パイプに差し込まれたりすることが抑制され、第1パイプと第2パイプとの連結を容易かつ精度良く維持することができる。以上のことから、容易かつ密閉性高く、パイプを連結することができる。
【0009】
また、前記第1パイプは、第1本体部と、前記第1本体部と連続する保持領域とを有し、前記Oリングは、前記第1パイプと前記第2パイプとが連結された状態で、前記保持領域の内周面の全周および前記端部領域の外周面の全周と接してもよい。
【0010】
このような構成により、第2パイプの端部領域が第1パイプの保持領域と重なるように挿入するだけで第1パイプと第2パイプとを連結することができ、容易にパイプを連結することができる。また、第2パイプを適切な位置まで挿入することが容易となり、精度良く位置決めして第2パイプを第1パイプに挿入することができる。その結果、容易かつ密閉性高く、パイプを連結することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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