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公開番号
2025035862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143172
出願日
2023-09-04
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
11/06 20060101AFI20250307BHJP(車両一般)
要約
【課題】作業車において、冷却対象物に対して冷却ファンが設けられた場合、冷却対象物を冷却した空気が、再び冷却対象物に供給される状態を防止する。
【解決手段】パイプ状に形成されて、左右方向に沿って機体に設けられ、右部及び左部の少なくとも一方に通気口15eが設けられたフレーム15が備えられる。フレーム15の左右方向での中間部に開口され、冷却ファン36及び冷却対象物32とフレーム15の内部とを連通させる連通口15fが備えられる。冷却ファン36により、空気が、通気口15eと、フレーム15の内部と、連通口15fとを通って、冷却対象物32に供給又は冷却対象物32から排気される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置が設けられた機体と、
前記機体に設けられた搭乗部と、
冷却対象物と、
冷却ファンと、
パイプ状に形成されて、左右方向に沿って前記機体に設けられ、右部及び左部の少なくとも一方に通気口が設けられたフレームと、
前記フレームの左右方向での中間部に開口され、前記冷却ファン及び前記冷却対象物と前記フレームの内部とを連通させる連通口とが備えられ、
前記冷却ファンにより、空気が、前記通気口と、前記フレームの内部と、前記連通口とを通って、前記冷却対象物に供給又は前記冷却対象物から排気される作業車。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記機体は、前後方向に沿って設けられた右及び左の機体フレームと、右及び左の前記機体フレームとに亘って左右方向に沿って連結され複数の横フレームとを有しており、
前記フレームは、前記横フレームの一つである請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記機体フレームは、前記搭乗部の下方に位置する第1フレーム部分と、前記第1フレーム部分の後部から上方に向けて延出された第2フレーム部分と、前記第2フレーム部分の上部から後方に向けて延出された第3フレーム部分とを有し、
前記走行装置が、側面視で、前記第2フレーム部分よりも後側、且つ、前記第3フレーム部分よりも下側に設けられ、
前記フレームは、前記第2フレーム部分の上部と前記第3フレーム部分の前部とに連結されている請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
上下方向に沿った上下部分と前記上下部分の上部から後方に向けて延出された前後部分とが設けられた座席フレームと、
前記座席フレームに取り付けられた座席と、
前記座席フレームにおいて、前記上下部分の下部が前記第1フレーム部分に取り付けられ、前記前後部分の後部が前記フレームに取り付けられている請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記フレームの一部が上方に向けて延出され、
前記座席の背もたれ部が、前記フレームの上方に向けて延出された部分に取り付けられている請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記冷却ファンが、前記フレームよりも後側に設けられ、
前記冷却対象物が、前記連通口に隣接して、前記フレームよりも後側に設けられ、
空気が、前記通気口から前記フレームの内部に入り、前記フレームの内部から前記連通口を通って、前記冷却対象物に供給され、前記冷却対象物から前記冷却ファンを通って排気される請求項4又は5に記載の作業車。
【請求項7】
前記冷却対象物に取り付けられた放熱フィンが備えられ、
前記放熱フィンが、前記連通口に臨む位置に配置されている請求項6に記載の作業車。
【請求項8】
前記放熱フィンが、前記冷却対象物の上部に取り付けられ、
前記冷却ファンが、前記放熱フィンよりも上側に設けられ、
前記冷却ファンの排気を後方に案内する案内板が備えられている請求項7に記載の作業車。
【請求項9】
前記座席よりも後側に設けられた荷台が備えられ、
前記案内板により、前記冷却ファンの排気が前記荷台よりも下側に案内される請求項8に記載の作業車。
【請求項10】
前記座席よりも下側に設けられ、前記冷却対象物よりも前側に設けられたバッテリと、
前記バッテリの電力により前記走行装置を駆動するモータと、
前記冷却対象物と前記バッテリとの間に設けられた遮熱部材とが備えられ、
前記連通口と連通する開口部が、前記遮熱部材に設けられている請求項4に記載の作業車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車において、冷却対象物の冷却の構成に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
作業車では、特許文献1に開示されているように、冷却対象物(ラジエータやオイルクーラー、バッテリやインバータ等)に対して、冷却ファンが設けられたものがある。これにより、冷却ファンによって、外部の空気が冷却対象物に供給され、冷却対象物を冷却した空気が冷却対象物から排気される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-95634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却対象物を冷却した空気が冷却対象物から排気される場合に、冷却対象物を冷却した空気が、外部の空気が冷却対象物に供給される経路に入り込み、再び冷却対象物に供給されてしまうことがある。このような状態が生じると、冷却対象物の冷却効率が低下するので、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、作業車において、冷却対象物に対して冷却ファンが設けられた場合、冷却対象物を冷却した空気が、再び冷却対象物に供給される状態を防止することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車は、走行装置が設けられた機体と、前記機体に設けられた搭乗部と、冷却対象物と、冷却ファンと、パイプ状に形成されて、左右方向に沿って前記機体に設けられ、右部及び左部の少なくとも一方に通気口が設けられたフレームと、前記フレームの左右方向での中間部に開口され、前記冷却ファン及び前記冷却対象物と前記フレームの内部とを連通させる連通口とが備えられ、前記冷却ファンにより、空気が、前記通気口と、前記フレームの内部と、前記連通口とを通って、前記冷却対象物に供給又は前記冷却対象物から排気される。
【0007】
本発明によると、冷却ファンによって、外部の空気が、フレームの通気口からフレームの内部に入り、フレームの内部からフレームの連通口を通って、冷却対象物に供給され、冷却対象物から排気される場合、冷却対象物を冷却した空気が再び冷却対象物に供給される為には、冷却対象物を冷却した空気は、冷却対象物からフレームの通気口まで移動する必要がある。
【0008】
冷却ファンによって、外部の空気が、冷却対象物に供給され、冷却対象物からフレームの通気口を通ってフレームの内部に入り、フレームの内部を通ってフレームの通気口から排気される場合、冷却対象物を冷却した空気が再び冷却対象物に供給される為には、冷却対象物を冷却した空気は、フレームの通気口から冷却対象物まで移動する必要がある。
【0009】
本発明によると、フレームが左右方向に沿って機体に設けられており、通気口がフレームの右部(左部)に設けられているので、フレームの通気口と冷却対象物とは十分に離れている。
【0010】
これにより、冷却対象物を冷却した空気が、冷却対象物からフレームの通気口(フレームの通気口から冷却対象物)まで移動することは困難である。仮に冷却対象物を冷却した空気が、冷却対象物からフレームの通気口(フレームの通気口から冷却対象物)まで移動したとしても、移動に時間を要するので、その間において冷却対象物を冷却した空気は、温度が低下して外部の空気と同じになる。
この場合、機体に設けられた既存の多数のフレームのうち、左右方向に沿って機体に設けられたフレームを選択して使用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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