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公開番号2025032429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023137687
出願日2023-08-28
発明の名称内用補助具
出願人東京都公立大学法人
代理人個人
主分類A61J 7/00 20060101AFI20250305BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】内服時に手で薬に触れる必要のある従来構成に比べて、衛生的な問題を抑制しつつ内服を可能にすること。
【解決手段】内用物を服用するための液体が収容された液体容器(11)の蓋(12)に対して着脱可能な内用補助具(1)であって、蓋(12)に装着される装着部(3)と、内部に内用物が収容可能な収容部(6)と、収容部(6)に形成されて内用物を取り出し可能な取出し口(7)と、を備え、収容部(6)は、取出し口(7)が本体部(2)で塞がれる閉塞位置と、取出し口(7)が装着部(3)に差し掛かり取出し口(7)から蓋(12)に内用物を取出し可能な取出し位置と、の間で移動可能な状態で、本体部(2)に支持されている、ことを特徴とする内用補助具(1)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内用物を服用するための液体が収容された液体容器の蓋に対して着脱可能な内用補助具であって、
前記蓋に装着される装着部と、
前記装着部から前記蓋の外方に向けて延びる本体部と、
内部に内用物が収容可能な収容部と、
前記収容部に形成されて、内用物を取り出し可能な取出し口と、
を備え、
前記収容部は、前記取出し口が前記本体部で塞がれる閉塞位置と、前記取出し口が前記装着部に差し掛かり前記取出し口から前記蓋に内用物を取出し可能な取出し位置と、の間で移動可能な状態で、前記本体部に支持されている、
ことを特徴とする内用補助具。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記収容部は、前記閉塞位置と前記取出し位置との間で、前記蓋部の径方向に沿った方向にスライド移動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項1に記載の内用補助具。
【請求項3】
前記収容部は、前記閉塞位置と前記取出し位置との間で、前記本体部に設けられた回転中心を中心として回転移動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項1に記載の内用補助具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬やサプリメント、健康補助食品等の内用物を利用者が経口で内用、内服することを補助する内用補助具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ペットボトル等の液体が収容される飲用ボトルに装着されて、小物を収容可能な収容部を有する技術として、下記の特許文献1,2に記載の技術が公知である。
【0003】
特許文献1(実用新案登録第3164925号公報)、特許文献2(実用新案登録第3171118号公報)には、ペットボトル(B)の蓋に替えて、ペットボトル(B)の雄ネジ部(BS)に噛み合う雌ネジ部(2)を有する取付円筒部(1)が装着され、取付円筒部(1)の上部に仕切り壁(4a)で仕切られた収容空間(4b)が形成され、収容空間(4b)の上部が蓋部(C)や第1キャップ(5)で開閉可能な構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3164925号公報(図1、図2)
実用新案登録第3171118号公報(図1、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
(従来技術の問題点)
特許文献1,2記載の構成では、収容空間に収容された錠剤(タブレット状、カプセル状、丸薬状等)の薬を服薬する場合は、蓋部(C)や第1キャップ(5)をあけた後に、収容空間から利用者が手で薬を摘まみ出すか、収容空間から利用者の掌に振り出す等する必要がある。したがって、利用者が口に入れる前に手で薬に触れる必要がある。よって、手を洗わずに薬に触れると、薬に細菌やウイルス等が付着し、ウイルス等が付着した薬を内服することとなり、衛生的な問題が発生する恐れがある。薬に触れる前に手を洗ったり除菌、殺菌したりすることが望ましいが、外出先や旅行先等では、手を洗う場所をすぐに確保できなかったり、除菌剤の持ち合わせがなかったりして、衛生的な状態にすることが困難な場合もある。
【0006】
本発明は、内服時に手で薬に触れる必要のある従来構成に比べて、衛生的な問題を抑制しつつ内服を可能にすることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の内用補助具は、
内用物を服用するための液体が収容された液体容器の蓋に対して着脱可能な内用補助具であって、
前記蓋に装着される装着部と、
前記装着部から前記蓋の外方に向けて延びる本体部と、
内部に内用物が収容可能な収容部と、
前記収容部に形成されて、内用物を取り出し可能な取出し口と、
を備え、
前記収容部は、前記取出し口が前記本体部で塞がれる閉塞位置と、前記取出し口が前記装着部に差し掛かり前記取出し口から前記蓋に内用物を取出し可能な取出し位置と、の間で移動可能な状態で、前記本体部に支持されている、
ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内用補助具において、
前記収容部は、前記閉塞位置と前記取出し位置との間で、前記蓋部の径方向に沿った方向にスライド移動可能に支持されている
ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の内用補助具において、
前記収容部は、前記閉塞位置と前記取出し位置との間で、前記本体部に設けられた回転中心を中心として回転移動可能に支持されている
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、内服時に手で薬に触れる必要のある従来構成に比べて、衛生的な問題を抑制しつつ内服が可能である。
請求項2に記載の発明によれば、収容部をスライド移動させて、薬を取出すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、収容部を回転移動させて、薬を取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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