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公開番号2025032373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-11
出願番号2024223907,2021522965
出願日2024-12-19,2019-10-25
発明の名称リフラクタンス・ウィンドウ乾燥機で均一な空気流を提供する薄型設計空気トンネルシステム及び方法
出願人イー アンド ジェイ ガロ ワイネリイ,E. & J. Gallo Winery
代理人弁理士法人山崎国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類F26B 17/04 20060101AFI20250304BHJP(乾燥)
要約【課題】リフラクタンス・ウィンドウ乾燥機で均一な空気流を提供する薄型設計空気トンネルシステムと補法が開示される。
【解決手段】一実施の形態によれば、システムは、乾燥室に空気を提供する調整空気供給マニホルドを備える。そのシステムは、前記乾燥室を通るように方向付けられた乾燥ベルトを有する。前記乾燥ベルトの第1端部の供給塗布トレイは、液体を前記乾燥ベルトに塗布する。そのシステムは、前記乾燥ベルトの前記第1端部に位置する排気マニホルドを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥室であって、
前記乾燥室の長さに沿って製品を輸送するように構成された上面を有するベルト;
加熱された媒体であって、前記ベルトの下で所定の温度に維持され、かつ、前記ベルトが前記加熱された媒体の上に浮かぶように配置され、前記加熱された媒体が熱伝達流体を含む、加熱された媒体;
前記ベルトの上にかつ前記ベルトの幅に亘って配置された空気供給マニホルド; および
前記ベルトの上にかつ前記ベルトの前記幅に亘って配置された排気マニホルド;
を備え、
前記空気供給マニホルドを出て行く空気が、前記製品上を前記空気供給マニホルドから前記排気マニホルドまで流れるように構成される、
乾燥室。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記ベルトの前記幅が前記乾燥室の前記長さと直交している、請求項1に記載の乾燥室。
【請求項3】
前記空気供給マニホルドに入る前記空気が、所定の湿度および温度を有する、請求項1に記載の乾燥室。
【請求項4】
前記空気供給マニホルドに前記所定の湿度および温度で前記空気を供給する、前記空気供給マニホルドに結合されたろ過空気システムをさらに備える、請求項3に記載の乾燥室。
【請求項5】
前記ろ過空気システムが冷却および加熱能力を有する、請求項4に記載の乾燥室。
【請求項6】
前記空気が前記空気供給マニホルドを出て行くと、前記加熱された媒体が前記空気の前記温度を増加させる、請求項4に記載の乾燥室。
【請求項7】
前記空気供給マニホルドが、前記ベルトの前記幅に亘って均一である空気流れを生成するように構成された、請求項1に記載の乾燥室。
【請求項8】
前記空気供給マニホルドを出て行く前記空気が、前記製品を輸送する前記ベルトの移動方向と逆方向に流れるように構成された、請求項1に記載の乾燥室。
【請求項9】
前記空気供給マニホルドが前記ベルトの製品取り出し端に配置され、かつ前記排気マニホルドが前記ベルトの製品受け入れ端に配置される、請求項1に記載の乾燥室。
【請求項10】
前記乾燥室内に負圧環境を生ずるように構成された排気ファンをさらに備えている、請求項1に記載の乾燥室。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照」
本出願は、2018年10月26日出願、発明の名称を「リフラクタンス・ウィンドウ乾燥機で均一な空気流を提供する薄型設計空気トンネルシステム及び方法」とする米国仮特許出願シリアル番号62/751,273に基づく優先を主張し、ここに参照して組み込む。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
[技術分野]
本発明は、概して製品の乾燥に関する。特に本開示は、リフラクタンス・ウィンドウ乾燥機(REFRACTANCE WINDOW 乾燥機)において均一な空気流を提供する型設計空気トンネルシステム及び方法に向けられる。
【背景技術】
【0003】
従来の乾燥システムでは、乾燥される製品は、温水体表面に浮かぶ連続ベルト上に置かれる。熱は、循環する温水から高分子膜のベルトを介して製品に直接伝導により伝えられる。温水は所定の温度に維持され、製品の最適な乾燥を可能にする。
【0004】
しかし、従来の乾燥システムは、製品乾燥プロセスの間に放出された水蒸気を除去するのに大量の周囲の空気を使用する。乾燥器内の周囲の空気の管理されない湿度や温度により、乾燥機の効率や製品の品質が広く変化することになる。例えば、乾燥した気候での乾燥機の運転は、湿った気候とは異なった作用をする。同様に、乾燥機の作用は、寒冷及び熱帯の気候で、また同じ場所でも季節ごとに、または、昼と夜とで変化する。
【0005】
さらに、従来の乾燥システムは、温水体から乾燥ベルトを通じて伝導された熱エネルギのために製品温度が上昇することにより、製品の水蒸気圧を上昇させる。しかし、従来の乾燥システムは、それらのいずれもが乾燥機の効率を改善する、水蒸気圧の低減、乾燥機内の空気温度の上昇、あるいは、乾燥機内の湿度の低減のいずれをもすることがない。
【0006】
従来の複室乾燥システムでは、厚型及び薄型設計において、製品は、一定の間隔でベルトの一方側に沿って導入される調整空気を用い及び用いない横方向空気流法を用いて、反対側に排気機構を有して、連続ベルトの上で乾燥される。このような設計は、空気の短絡を進行させ、短絡した空気の容量が搬送するすべての湿気を不十分に使用することになる。よって、その設計では、ベルトの幅全体に亘って空気を効率的に分散することができなかった。
【0007】
従来の設計におけるもう一つの問題は、ベルトを横切る直角流れは、ベルト上の製品からの蒸発水から得られる熱を十分に利用できなかったことで、結果としてかなりの追加の空気を必要としたことである。乾燥システムの当初の高いフード設計もまた、ベルト表面上の高いところを空気が自由に流れる結果となり、温度上昇が、特に高いCFM流速の場合には、充分に利用されなかった。
【発明の開示】
【0008】
リフラクタンス・ウィンドウ乾燥機で均一な空気流を提供する薄型設計空気トンネルシステム及び方法が開示される。一実施の形態によれば、システムは、空気を乾燥室に供給する調整空気供給マニホルドを備える。システムは、乾燥室を通るように方向付けられた乾燥ベルトを有する。乾燥ベルトの第1端部の供給塗布トレイは、液体を乾燥ベルトに塗布する。システムは、乾燥ベルトの第1端部に位置する排気マニホルドを有する。
【0009】
上記の及び他の好適な特徴が、実施の種々の新規な詳細及び要素の組合せを含めて、ここで添付の図面を参照してより詳細に説明され、また、特許請求の範囲で指摘される。特定の方法や装置は、説明のためだけで、限定するためではなく示されることが理解されよう。当業者に理解されるように、ここで説明される原理と特徴は種々の、そして多くの実施の形態で用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明は、添付の図面と付随する詳細な説明を考慮すると、より明確になるであろう。
そこで示される実施の形態は、限定するためではなく例示として提供され、類似の参照番号あるいは符号は、原則として同一又は類似の要素を参照する。しかし異なった図面では、同一又は類似の要素が異なった参照番号あるいは符号を用いて参照されることもある。
図面は、必ずしも縮尺されておらず、代わりに本発明の態様を表す強調がなされることもある。
(【0011】以降は省略されています)

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