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公開番号2025032020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2024232617,2022580693
出願日2024-12-27,2022-02-10
発明の名称ヒータ
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H05B 3/02 20060101AFI20250228BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】継続的な使用に伴う性能低下を低減することができるヒータを提供する。
【解決手段】ヒータは、セラミック体と、発熱抵抗体と、導体と、接合材とを備える。セラミック体は、表面に開口する凹部を有する。発熱抵抗体は、セラミック体の内部に位置する。導体は、発熱抵抗体と電気的に接続され、凹部の底面上に位置する。接合材は、導体の上に位置するリード線と導体とを接合する。底面は、凹部の開口端よりも平面視で外側に位置する周縁部を有する。接合材の端部は、周縁部に位置している部分を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表面に開口する凹部を有するセラミック体と、
前記セラミック体の内部に位置する発熱抵抗体と、
前記発熱抵抗体と電気的に接続され、前記凹部の底面上に位置する導体と、
前記導体の上に位置するリード線と前記導体とを接合する接合材と
を備え、
前記底面は、前記凹部の開口端よりも平面視で外側に位置する周縁部を有し、
前記接合材の端部は、前記周縁部に位置している部分を有する
ヒータ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記導体の表面を覆うメッキ材を備え、
前記導体および前記メッキ材は、前記周縁部に位置している
請求項1に記載のヒータ。
【請求項3】
前記導体と前記メッキ材との間に位置し、前記導体および前記メッキ材が有する1以上の金属元素を含有する中間層を備え、
前記中間層は、前記周縁部に位置している
請求項2に記載のヒータ。
【請求項4】
前記接合材の端部は、前記周縁部につづく周壁に接している
請求項1~3のいずれか1つに記載のヒータ。
【請求項5】
前記接合材の端部は、前記周縁部につづく周壁にさらにつづき、前記周縁部に対向する天面に接している
請求項1~4のいずれか1つに記載のヒータ。
【請求項6】
前記接合材の端部は、前記リード線が延びる第1方向に交差する第2方向に位置する前記周縁部に位置している
請求項1~5のいずれか1つに記載のヒータ。
【請求項7】
前記接合材の端部は、前記リード線が延びる第1方向に交差する第2方向の両側に位置する前記周縁部に位置している
請求項1~5のいずれか1つに記載のヒータ。
【請求項8】
前記接合材の端部は、前記リード線の端面と向かい合い、前記周縁部につづく周壁に接している
請求項6または7に記載のヒータ。
【請求項9】
前記接合材の端部は、前記リード線の端面と向かい合い、前記周縁部につづく周壁から離れて位置している
請求項7に記載のヒータ。
【請求項10】
前記リード線および前記接合材を覆う樹脂材をさらに備え、
前記樹脂材は、端部が前記周縁部に位置する
請求項1~9のいずれか1つに記載のヒータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、ヒータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、セラミック体の内部に発熱抵抗体を有するヒータが知られている。このヒータでは、発熱抵抗体に接続された取出電極とセラミック体の外部に位置するリード線との接合部分に開口部が位置する構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-34979号公報
【発明の概要】
【0004】
実施形態の一態様に係るヒータは、セラミック体と、発熱抵抗体と、導体と、接合材とを備える。セラミック体は、表面に開口する凹部を有する。発熱抵抗体は、前記セラミック体の内部に位置する。導体は、前記発熱抵抗体と電気的に接続され、前記凹部の底面上に位置する。接合材は、前記導体の上に位置するリード線と前記導体とを接合する。前記底面は、前記凹部の開口端よりも平面視で外側に位置する周縁部を有する。前記接合材の端部は、前記周縁部に位置している部分を有する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、実施形態に係るヒータを示す平面図である。
図2は、図1に示す領域Aの拡大図である。
図3は、図2に示すB-B線の断面図である。
図4は、図2に示すC-C線の断面図である。
図5は、実施形態の変形例1に係るヒータを示す横断面図である。
図6は、実施形態の変形例2に係るヒータを示す横断面図である。
図7は、実施形態の変形例3に係るヒータを示す縦断面図である。
図8は、実施形態の変形例4に係るヒータを示す横断面図である。
図9は、実施形態の変形例5に係るヒータを示す横断面図である。
図10は、実施形態の変形例6に係るヒータを示す横断面図である。
図11は、実施形態の変形例7に係るヒータを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、添付図面を参照して、本願の開示するヒータの実施形態について説明する。なお、以下に示す実施形態により本開示が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。
【0007】
<実施形態>
最初に、実施形態に係るヒータについて、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るヒータを示す平面図である。
【0008】
図1に示すように、実施形態に係るヒータ1は、セラミック体2と、発熱抵抗体4と、導体5と、接合材7と、リード線10とを備える。かかるヒータ1は、例えば、ヘアアイロンや半田ごてその他の用途に用いられる。
【0009】
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、ヒータ1の厚み方向に沿って延びるZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後出の説明に用いる他の図面でも示している。
【0010】
セラミック体2は、例えば、平板状の部材である。セラミック体2の材料は、例えば、絶縁性を有するセラミックである。セラミック体2の材料としては、例えば、酸化物セラミックス、窒化物セラミックスまたは炭化物セラミックス等を使用することができる。具体的には、アルミナ質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックス、炭化珪素質セラミックス等をセラミック体2の材料として用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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