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公開番号
2025020404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-12
出願番号
2024198959,2023107514
出願日
2024-11-14,2018-08-06
発明の名称
通信制御方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
74/08 20240101AFI20250204BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】MTCやIoTを対象とした無線端末が効率的に通信を行うために、ランダムアクセスプロシージャ中に所定メッセージを利用してデータを送信するアーリーデータ伝送(early data transmission)方法およびシステムを提供する。
【解決手段】通信制御方法は、基地局eNBが、アーリーデータ伝送を伴わないランダムアクセスプロシージャのための第1のタイマ値と、アーリーデータ伝送を伴う前記ランダムアクセスプロシージャのための第2のタイマ値とをユーザ装置UEに送信するステップと、ユーザ装置が、アーリーデータ伝送を行うと判断したことに応じて、第2のタイマ値を選択するステップと、ユーザ装置が、アーリーデータ伝送により上りリンクデータを送信する際に、第2のタイマ値を設定したタイマを開始させるステップと、を含む。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
通信方法であって、
UEコンテキストがネットワークに保持される所定RRC状態にあるユーザ装置が、ランダムアクセスプロシージャ中において、前記ランダムアクセスプロシージャ中における所定データ伝送として上りリンクユーザデータを送信するための第1メッセージをネットワークノードに送信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記第1メッセージを送信した後において、前記ユーザ装置を前記所定RRC状態に維持するための第2メッセージとともに、前記所定データ伝送を停止するための情報を前記ネットワークノードから受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記第1メッセージを送信した後であって、前記第2メッセージを受信する前に、前記所定データ伝送を少なくとも1回実行するステップと、を有する
通信方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記ユーザ装置が、前記所定データ伝送に関する情報を含むメッセージであって、前記ユーザ装置をRRCコネクティッド状態から前記所定RRC状態に遷移させるためのメッセージを受信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記メッセージの受信に応じて、前記RRCコネクティッド状態から前記所定RRC状態に遷移するステップと、
前記ユーザ装置が、前記メッセージに含まれる前記情報に基づいて、前記所定データ伝送を実行するか否かを判定するステップと、をさらに有する
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
ユーザ装置であって、
前記ユーザ装置が、UEコンテキストがネットワークに保持される所定RRC状態にある場合、ランダムアクセスプロシージャ中において、前記ランダムアクセスプロシージャ中における所定データ伝送として上りリンクユーザデータを送信するための第1メッセージをネットワークノードに送信する送信部と、
前記第1メッセージを送信した後において、前記ユーザ装置を前記所定RRC状態に維持するための第2メッセージとともに、前記所定データ伝送を停止するための情報を前記ネットワークノードから受信する受信部と、
前記第1メッセージを送信した後であって、前記第2メッセージを受信する前に、前記所定データ伝送を少なくとも1回実行する制御部と、を備える
ユーザ装置。
【請求項4】
ユーザ装置を制御するチップセットであって、
前記ユーザ装置が、UEコンテキストがネットワークに保持される所定RRC状態にある場合、ランダムアクセスプロシージャ中において、前記ランダムアクセスプロシージャ中における所定データ伝送として上りリンクユーザデータを送信するための第1メッセージをネットワークノードに送信する処理と、
前記第1メッセージを送信した後において、前記ユーザ装置を前記所定RRC状態に維持するための第2メッセージとともに、前記所定データ伝送を停止するための情報を前記ネットワークノードから受信する処理と、
前記第1メッセージを送信した後であって、前記第2メッセージを受信する前に、前記所定データ伝送を少なくとも1回実行する処理と、を実行する
チップセット。
【請求項5】
ネットワークノードであって、
UEコンテキストがネットワークに保持される所定RRC状態にあるユーザ装置から、ランダムアクセスプロシージャ中において、前記ランダムアクセスプロシージャ中における所定データ伝送として上りリンクユーザデータを送信するための第1メッセージを受信する受信部と、
前記第1メッセージを受信した後において、前記ユーザ装置を前記所定RRC状態に維持するための第2メッセージとともに、前記所定データ伝送を停止するための情報を前記ユーザ装置に送信する送信部と、を備え、
前記受信部は、前記第1メッセージを受信した後であって、前記第2メッセージを送信する前に、前記所定データ伝送を少なくとも1回受信する
ネットワークノード。
【請求項6】
ユーザ装置に、
前記ユーザ装置が、UEコンテキストがネットワークに保持される所定RRC状態にある場合、ランダムアクセスプロシージャ中において、前記ランダムアクセスプロシージャ中における所定データ伝送として上りリンクユーザデータを送信するための第1メッセージをネットワークノードに送信する処理と、
前記第1メッセージを送信した後において、前記ユーザ装置を前記所定RRC状態に維持するための第2メッセージとともに、前記所定データ伝送を停止するための情報を前記ネットワークノードから受信する処理と、
前記第1メッセージを送信した後であって、前記第2メッセージを受信する前に、前記所定データ伝送を少なくとも1回実行する処理と、を実行させる
プログラム。
【請求項7】
ユーザ装置と、ネットワークノードと、を備えるシステムであって、
前記ユーザ装置は、
前記ユーザ装置が、UEコンテキストがネットワークに保持される所定RRC状態にある場合、ランダムアクセスプロシージャ中において、前記ランダムアクセスプロシージャ中における所定データ伝送として上りリンクユーザデータを送信するための第1メッセージを前記ネットワークノードに送信し、
前記第1メッセージを送信した後において、前記ユーザ装置を前記所定RRC状態に維持するための第2メッセージとともに、前記所定データ伝送を停止するための情報を前記ネットワークノードから受信し、
前記第1メッセージを送信した後であって、前記第2メッセージを受信する前に、前記所定データ伝送を少なくとも1回実行する
システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムにおける通信制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、人が介在することなく通信を行うMTC(Machine Type Communication)及びIoT(Internet of Things)サービスを対象とした無線端末が注目されている。このような無線端末は、低コスト化、カバレッジ拡張、及び低消費電力化を実現することが求められる。このため、3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)において、システム送受信帯域の一部のみに送受信帯域幅を制限した新たな無線端末のカテゴリが仕様化されている。
【発明の概要】
【0003】
一実施形態に係る通信制御方法は、移動通信システムにおける方法である。前記通信制御方法は、基地局が、ランダムアクセスプロシージャ中にメッセージ3を利用して上りリンクユーザデータを送信するアーリーデータ伝送において送信することが許容される許容データ量を示すシステム情報ブロック(SIB)を送信するステップと、RRCアイドルモードにある無線端末が、前記SIBを受信するステップと、前記無線端末が、前記基地局への送信データ量が前記SIBにより示される前記許容データ量以下である場合に、前記アーリーデータ伝送を行うと判断するステップとを備える。
【0004】
前記通信制御方法は、前記アーリーデータ伝送を行うと判断した後、前記無線端末が、前記アーリーデータ伝送用のPRACHリソースの中から、ランダムアクセスプリアンブルの送信に用いるPRACHリソースを選択するステップと、前記無線端末が、前記選択されたPRACHリソースを用いて前記ランダムアクセスプリアンブルを前記基地局に送信するステップとをさらに備えてもよい。
【0005】
前記通信制御方法において、前記アーリーデータ伝送用のPRACHリソースは、拡張カバレッジレベルごとに設けられており、前記選択するステップは、前記無線端末に適用される拡張カバレッジレベルに対応するPRACHリソースを選択するステップを含んでもよい。
【0006】
前記通信制御方法は、前記基地局が、前記ランダムアクセスプリアンブルの受信に応じて、上りリンクグラントを含むランダムアクセス応答を前記無線端末に送信するステップをさらに備え、前記ランダムアクセス応答は、前記上りリンクグラントが前記アーリーデータ伝送用である否かを示す情報を含んでもよい。
【0007】
前記通信制御方法は、前記無線端末が、前記ランダムアクセス応答を前記基地局から受信するステップと、前記無線端末が、前記ランダムアクセス応答に含まれる前記上りリンクグラントが前記アーリーデータ伝送用でない場合に、前記アーリーデータ伝送を中止するステップとをさらに備えてもよい。
【0008】
一実施形態に係る通信制御方法は、ランダムアクセスプロシージャ中に基地局から無線端末に対して上りリンクユーザデータの送信を行うアーリーデータ伝送を制御するための通信制御方法である。前記通信制御方法は、前記基地局が、前記アーリーデータ伝送を伴わない前記ランダムアクセスプロシージャのための第1のタイマ値と、前記アーリーデータ伝送を伴う前記ランダムアクセスプロシージャのための第2のタイマ値とを前記無線端末に送信するステップAと、前記無線端末が前記アーリーデータ伝送を行うと判断したことに応じて、前記無線端末が、前記第2のタイマ値を選択するステップBと、前記無線端末が、前記アーリーデータ伝送により前記上りリンクデータを送信する際に、前記第2のタイマ値を設定したタイマを開始させるステップCとを備える。
【0009】
一実施形態に係る通信制御方法は、ランダムアクセスプロシージャ中に基地局から無線端末に対して下りリンクユーザデータの送信を行うアーリーデータ伝送を制御するための通信制御方法である。前記通信制御方法は、前記基地局が、前記アーリーデータ伝送におけるデータ量条件に関する情報を前記無線端末に送信するステップAと、前記無線端末が、前記データ量条件に関する情報を前記基地局から受信するステップBと、前記無線端末が、前記アーリーデータ伝送において前記基地局から受信するべき下りリンクユーザデータの量を推定するステップCと、前記無線端末が、前記推定された下りリンクユーザデータの量が前記データ量条件を満たす場合に、前記アーリーデータ伝送を開始するステップDとを備える。
【0010】
一実施形態に係る通信制御方法は、ランダムアクセスプロシージャ中に、基地局から設定された最大ユーザデータ量以下の量のユーザデータを無線端末が送信又は受信するアーリーデータ伝送を制御するための通信制御方法である。前記通信制御方法は、前記無線端末が、前記無線端末が推奨する前記最大ユーザデータ量を決定するステップAと、RRCコネクティッドモードにある前記無線端末が、前記無線端末が推奨する前記最大ユーザデータ量を示す情報を前記基地局に送信するステップBとを備える。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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