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公開番号2025020395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024198687,2023556038
出願日2024-11-14,2021-10-29
発明の名称画像処理装置
出願人京セラ株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250204BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像処理の履歴を表示可能であり、過去に設定した条件を簡便に利用することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、操作パネルと、記憶部と、制御部とを備える。操作パネルは、画像処理に関するユーザーからの指示を受け付けるとともに、過去に完了した画像処理の情報を含む複数個の履歴ボタン109が表示可能なホーム画面101を有する。記憶部は、過去の画像処理で扱った画像データを保存する。制御部は、履歴ボタンが操作パネルに表示可能な条件下で、表示中の履歴ボタンを介して記憶部内の対応する画像データにアクセス可能とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
画像処理に関するユーザーからの指示を受け付けるとともに、過去に完了した画像処理の情報を含む複数個の履歴ボタンが表示可能とされている操作パネルと、
過去の画像処理で扱った画像データが保存される記憶部と、
前記履歴ボタンが前記操作パネルに表示可能な条件下で、表示中の履歴ボタンを介して前記記憶部内の対応する画像データにアクセス可能とする制御部と、を備えた画像処理装置。
続きを表示（約 930 文字）【請求項２】
前記履歴ボタンに表示される画像処理の情報は、画像処理の種別、処理条件、処理日時、ユーザー名、通信先の少なくとも１つに関するテキストもしくはシンボル画像を含む請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項３】
前記処理条件は、画質、ページレイアウトの少なくとも１つを含む請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項４】
前記履歴ボタンを介してアクセス可能な画像データは、コピー、スキャン、プリントのいずれかの種別に該当する画像処理で過去に扱った画像データである請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記履歴ボタンを介してアクセスした画像データを新たな画像処理に利用することを許可する請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項６】
前記制御部は、前記履歴ボタンを介してアクセスした画像データを該履歴ボタンに示された画像処理の種別とは異なる種別の画像処理に利用することを許可する請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項７】
前記制御部は、前記履歴ボタンを介してアクセスした画像データを該履歴ボタンに示された画像処理の種別と同じ種別で異なる処理条件の画像処理に利用することを許可する請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項８】
前記記憶部内の画像データは、対応する履歴ボタンが表示不可となった際、前記記憶部から消去されることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項９】
前記操作パネルは、前記履歴ボタンを介して前記記憶部内の対応する画像データにアクセスした際、前記記憶部に格納されている他の画像データを非表示とする請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項１０】
ユーザー認証の結果に基づきユーザー毎に画像処理に関する権限を付与する認証管理部を更に備え、
前記制御部は、前記認証管理部によって権限が付与されたユーザーに対して、前記履歴ボタンを介して該ユーザーと関連付けられた前記記憶部内の他の画像データへのアクセスを許可する請求項１に記載の画像処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像処理装置に関する。画像処理は、例えば、画像の印刷、画像のスキャン又は画像に関する通信である。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
画像処理の履歴を表示可能な画像処理装置が知られている（例えば下記特許文献１）。例えば、特許文献１の画像処理装置は、画像処理の履歴に関する複数のボタンを画像処理の実行日時の順に並べてタッチパネルに表示する。各ボタンは、画像処理の種別（コピー又はスキャン等）、画像処理の条件（部数、カラー印刷又は両面印刷等）及び画像処理の実行日時を表示する。いずれかのボタンが選択されると、そのボタンに対応する画像処理の条件が、これから行われる画像処理の条件として設定される。これにより、過去に設定した条件を簡便に利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１２５６８７号公報
【発明の概要】
【０００４】
本開示の一態様に係る画像処理装置は、操作パネルと、記憶部と、制御部とを備える。前記操作パネルは、画像処理に関するユーザーからの指示を受け付けるとともに、過去に完了した画像処理の情報を含む複数個の履歴ボタンが表示可能とされている。前記記憶部は、過去の画像処理で扱った画像データが保存される。前記制御部は、前記履歴ボタンが前記操作パネルに表示可能な条件下で、表示中の履歴ボタンを介して前記記憶部内の対応する画像データにアクセス可能とする。
【図面の簡単な説明】
【０００５】
実施形態に係る画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。
図１の画像処理装置の操作パネルに表示されるホーム画面の一例を示す図。
図２のホーム画面から遷移した履歴利用画面の一例を示す図。
図２のホーム画面が含む履歴ボタンに対応する画像データの生成及び消去について説明する模式図。
履歴ボタンに対応する画像データをアクセス方法の観点から説明する模式図。
図１の画像処理装置の記憶部に記憶されるデータの構成の一例を示す模式図。
図６のデータに含まれる処理情報が保持する内容の一例を示す模式図。
図１の画像処理装置が実行するメイン処理の手順の一例を示すフローチャート。
図８に示すフローチャートとつながるフローチャート。
ユーザーが認証された場合の履歴ボタンの表示例を示す模式図。
ユーザーが認証されていない場合の履歴ボタンの表示例を示す模式図。
図１０の表示例に代わる他の表示例を示す模式図。
図１２の表示例に対応する画像データへのアクセスの態様の一例を説明するための模式図。
図１３の例において表示される画面の例を示す図。
図１２の表示例に対応する画像データへのアクセスの態様の他の例を説明するための模式図。
認証に利用されるテーブルの一例を示す模式図。
ユーザーに対応する情報にアクセスするためのデータの一例を示す模式図。
ユーザーに対応する情報にアクセスするためのデータの他の例を示す模式図。
図１の画像処理装置が実行する認証処理の手順の一例を示すフローチャート。
履歴ボタンが操作されたときに図１の画像処理装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【０００６】
（画像処理装置の概要）
図１は、実施形態に係る画像処理装置１の構成を示すブロック図である。
【０００７】
画像処理装置１は、複合機として構成されており、例えば、以下の構成を備えている。印刷を行うプリンタ３。画像の読み取りを行うスキャナ５。外部と通信を行う通信部７。ユーザーの操作を受け付ける操作パネル９。種々の演算を行うＣＰＵ１１（Central Processing Unit）。種々の情報を記憶する記憶部１３。
【０００８】
操作パネル９は、タッチパネルを含んでいる。操作パネル９は、物理ボタン等のタッチパネル以外の操作対象を含んでいてもよい。ただし、実施形態の説明では、操作パネル９がタッチパネルのみによって構成されている態様を前提とした表現をすることがある。
【０００９】
図２は、操作パネル９に表示されるホーム画面１０１の一例を示す図である。
【００１０】
ホーム画面１０１は、例えば、ユーザーが画像処理装置１の利用を開始するときに表示されている画面である。別の観点では、ホーム画面１０１は、画像処理装置１に電源が投入されたとき、画像処理装置１がスリープモードから復帰したとき、及び／又は画像処理装置１においてユーザーの認証が成功したときに、立ち上げられる画面である。
（【００１１】以降は省略されています）

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