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公開番号2025030974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136884
出願日2023-08-25
発明の名称画像読取装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04N 1/04 20060101AFI20250228BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像読取装置において、簡素な構成で簡単に設定情報を取得する。
【解決手段】画像読取装置1は、原稿台30に載置された用紙P(原稿の一例)の画像を読取るラインセンサ41(読取部の一例)と、用紙Pの副走査方向における一部の画像を読取る第1読取り動作と、この第1読取り動作の後に用紙Pの副走査方向における全体の画像を読取る第2読取り動作とを行わせるようにラインセンサ41を制御する制御部61とを備える。原稿台30には、バーコードCa(符号化情報の一例)が付された設定用カードC(情報媒体の一例)が用紙Pと主走査方向に並んで載置され、制御部61は、ラインセンサ41の第1読取り動作によって読取られた画像に基づいて、バーコードCaを検出し、このバーコードCaに基づいて、ラインセンサ41の第2読取り動作の制御と、この読取られた画像の処理の制御とのうち少なくとも一方を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
原稿が載置される原稿台と、
前記原稿台に載置された前記原稿の画像を読取る読取部と、
前記原稿の副走査方向における一部の画像を読取る第1読取り動作と、当該第1読取り動作の後に前記原稿の前記副走査方向における全体の画像を読取る第2読取り動作とを行わせるように前記読取部を制御する制御部とを備え、
前記原稿台には、符号化情報が付された情報媒体が前記原稿と主走査方向に並んで載置され、
前記制御部は、前記読取部の前記第1読取り動作によって読取られた画像に基づいて、前記符号化情報を検出し、当該符号化情報に基づいて、前記読取部の前記第2読取り動作の制御と当該第2読取り動作によって読取られた画像の処理の制御とのうち少なくとも一方を行う
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記読取部の前記第1読取り動作によって読取られた画像に基づいて、前記原稿の前記主走査方向におけるサイズ及び前記符号化情報を検出する
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記読取部の前記第1読取り動作によって読取られた画像のうち前記符号化情報が位置する領域に、当該画像の他の少なくとも一部の領域とは異なるアルゴリズムを用いて前記符号化情報を検出する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿台に載置された原稿の画像を読取る読取装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、読取り対象物の画像データを取得するための光学センサと、読取り対象物に内包されたICチップ内の情報を取得するためのRFリーダとがスキャナヘッドに配置されたスキャナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-024845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像読取装置の操作パネルなどで、ログイン情報や画像読取りの解像度や画像保存先などの画像読取装置の設定情報を入力するのは、ユーザにとって手間がかかる。また、画像読取装置が印刷装置に一体に配置される場合、印刷枚数、印刷サイズなどの印刷装置の設定情報を入力するのも同様に、ユーザにとって手間がかかる。
【0005】
一方で、画像読取装置に設定情報を取得するための上述のRFリーダなどの機器を追加で配置すると、画像読取装置の構造が複雑化し、コスト高になる。また、設定情報を記憶した上述のICチップなどを用紙等の原稿に内包させたり、原稿内容に設定情報を付したりする場合、ユーザにとって、操作パネルなどにおける入力を省けたとしても原稿の用意に手間がかかる。
【0006】
本発明の目的は、簡素な構成で簡単に設定情報を取得することができる画像読取装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、画像読取装置は、原稿が載置される原稿台と、前記原稿台に載置された前記原稿の画像を読取る読取部と、前記原稿の副走査方向における一部の画像を読取る第1読取り動作と、当該第1読取り動作の後に前記原稿の前記副走査方向における全体の画像を読取る第2読取り動作とを行わせるように前記読取部を制御する制御部とを備え、前記原稿台には、符号化情報が付された情報媒体が前記原稿と主走査方向に並んで載置され、前記制御部は、前記読取部の前記第1読取り動作によって読取られた画像に基づいて、前記符号化情報を検出し、当該符号化情報に基づいて、前記読取部の前記第2読取り動作の制御と当該第2読取り動作によって読取られた画像の処理の制御とのうち少なくとも一方を行う。
【発明の効果】
【0008】
前記態様によれば、簡素な構成で簡単に設定情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施の形態に係る画像読取装置を示す左側面図である。
一実施の形態に係る画像読取装置の制御構成を示すブロック図である。
一実施の形態における装置本体(原稿カバーを省略した状態の画像読取装置)を示す平面図である。
一実施の形態に係る画像読取装置の動作を説明するためのフローチャートである。
一実施の形態における第1読取り動作その1を説明するための、(a)輝度を示す図及び(b)画像読取装置の左側面図である。
一実施の形態における第1読取り動作その2を説明するための、(a)輝度を示す図及び(b)画像読取装置の左側面図である。
一実施の形態における第1読取り動作その2とその1の輝度の差分を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態に係る画像読取装置について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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