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公開番号
2025030852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136517
出願日
2023-08-24
発明の名称
プリント配線板
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
H05K
1/11 20060101AFI20250228BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】高密度化に適するプリント配線板の提供。
【解決手段】プリント配線板は、第1面と前記第1面と反対側の第2面を有し、縦糸と横糸で形成されているガラスクロスと樹脂とからなるコア材と、前記第1面上に形成されている第1導体層と、前記第2面上に形成されている第2導体層と、前記ガラスクロスのガラス繊維を貫通し前記第1面から前記第2面に至る第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔と、前記ガラス繊維を貫通し前記第1面から前記第2面に至り前記第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔間に位置する樹脂部材を充填するための樹脂部材用の貫通孔と、前記第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔内に形成されていて、前記第1導体層と前記第2導体層を接続するスルーホール導体と、前記樹脂部材用の貫通孔を充填している前記樹脂部材、とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と前記第1面と反対側の第2面を有し、縦糸と横糸で形成されているガラスクロスと樹脂とからなるコア材と、
前記第1面上に形成されている第1導体層と、
前記第2面上に形成されている第2導体層と、
前記ガラスクロスのガラス繊維を貫通し前記第1面から前記第2面に至る第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔と、
前記ガラス繊維を貫通し前記第1面から前記第2面に至り前記第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔間に位置する樹脂部材を充填するための樹脂部材用の貫通孔と、
前記第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔内に形成されていて、前記第1導体層と前記第2導体層を接続するスルーホール導体と、
前記樹脂部材用の貫通孔を充填している前記樹脂部材、とを有するプリント配線板。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1のプリント配線板であって、隣接する前記第1のスルーホール導体用の貫通孔と前記第2のスルーホール導体用の貫通孔を結ぶ線の中点に前記樹脂部材を充填するための前記樹脂部材用の貫通孔が形成されている。
【請求項3】
請求項2のプリント配線板であって、前記樹脂部材は、エポキシとガラス粒子を含む。
【請求項4】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1のスルーホール導体用の貫通孔に形成されている前記スルーホール導体は第1スルーホール導体であって、前記第2のスルーホール導体用の貫通孔に形成されている前記スルーホール導体は第2スルーホール導体であって、前記第1スルーホール導体は電源回路に繋がっていて、前記第2スルーホール導体はグランド回路に繋がっている。
【請求項5】
請求項1のプリント配線板であって、前記第1のスルーホール導体用の貫通孔と前記第2のスルーホール導体用の貫通孔と前記樹脂部材用の貫通孔は前記ガラスクロスを形成する複数のガラス繊維の内、同じガラス繊維を貫通している。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、プリント配線板に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ガラス布のガラス繊維が互いに直交する縦方向と横方向に延びる複合絶縁層と、複合絶縁層を貫通する複数のスルーホールと、複数のスルーホールに形成されたスルーホール導体、とを備える多層配線基板を開示する。平面視したとき、隣り合う2つのスルーホールの間隙が200μm以下の場合には、2つのスルーホールの中心を結ぶ仮想中心線と、縦方向及び横方向に延びる仮想縦方向線及び仮想横方向線が、いずれも角度をなしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-142826号公報
【発明の概要】
【0004】
[特許文献1の課題]
特許文献1のプリント配線板では、スルーホールの位置を自由に配置することができず、プリント配線板の高密度化を妨げると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプリント配線板は、第1面と前記第1面と反対側の第2面を有し、縦糸と横糸で形成されているガラスクロスと樹脂とからなるコア材と、前記第1面上に形成されている第1導体層と、前記第2面上に形成されている第2導体層と、前記ガラスクロスのガラス繊維を貫通し前記第1面から前記第2面に至る第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔と、前記ガラス繊維を貫通し前記第1面から前記第2面に至り前記第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔間に位置する樹脂部材を充填するための樹脂部材用の貫通孔と、前記第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔内に形成されていて、前記第1導体層と前記第2導体層を接続するスルーホール導体と、前記樹脂部材用の貫通孔を充填している前記樹脂部材、とを有する。
【0006】
本発明の実施形態のプリント配線板では、第1と第2のスルーホール導体用の貫通孔間に樹脂部材を充填するための樹脂部材用の貫通孔が形成されている。樹脂部材用の貫通孔は、コア材に形成されていて第1面から第2面に至り、ガラスクロスのガラス繊維を貫通する。そのため、ガラス繊維に沿ったマイグレーションが発生しがたい。実施形態によれば、2つのスルーホール導体用の貫通孔間に位置する樹脂部材用の貫通孔とその樹脂部材用の貫通孔に充填された樹脂部材でマイグレーションを抑制する。スルーホールの位置を自由に配置できる。そのため、プリント配線板の高密度化が妨げられない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のプリント配線板を模式的に示す断面図。
貫通孔の概略配置を模式的に表す平面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
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実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
実施形態のプリント配線板の製造方法を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態>
図1は、実施形態のプリント配線板30の概略構成の模式的な断面図である。プリント配線板30は、コア材1と、第1導体層10Ua,10Ubと、第2導体層10La,10Lbと、を有する。コア材1は、第1面Fと第1面Fと反対側の第2面Sを有する。コア材1は、ガラスクロスと樹脂とからなる。ガラスクロスは、縦方向のガラス繊維(縦糸)Sxと横方向のガラス繊維(横糸)Syで形成されている。第1導体層10Ua,10Ubは第1面F上に形成されている。第2導体層10La,10Lbは第2面S上に形成されている。
【0009】
プリント配線板30は、ガラスクロスのガラス繊維を貫通する貫通孔50A,50Bと貫通孔150を有する。貫通孔50A,50B,150は第1面Fから第2面Sに至る。図2は、貫通孔50A,50B,150の概略配置を模式的に表す平面図である。
【0010】
貫通孔(第1スルーホール導体用の貫通孔)50A内には、電源用のスルーホール導体(第1スルーホール導体)15Aが形成されている。スルーホール導体15Aは、第1導体層10Uaと第2導体層10Laとを接続する。スルーホール導体15Aは図示しない電源回路に繋がっている。
貫通孔(第2スルーホール導体用の貫通孔)50B内には、グランド用のスルーホール導体(第2スルーホール導体)15Bが形成されている。スルーホール導体15Bは、第1導体層10Ubと第2導体層10Lbとを接続する。スルーホール導体15Bは図示しないグランド回路に繋がっている。
(【0011】以降は省略されています)
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