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公開番号
2025024576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128779
出願日
2023-08-07
発明の名称
プラズマ処理装置
出願人
東京エレクトロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05H
1/46 20060101AFI20250213BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ガスの排気速度を高める。
【解決手段】プラズマにより基板を処理するプラズマ処理装置であって、プラズマ処理チャンバと、ガス導入口から処理ガスを供給するガス供給機構と、前記処理ガスからプラズマを生成するプラズマ生成部と、前記ガス供給機構の下方に配置され、前記基板を載置する基板支持部と、ガス排出口に接続され、前記処理ガスを排気する排気装置と、少なくとも前記ガス排出口を有する空間の前記プラズマ処理チャンバの内側面に形成される複数の溝であり、前記内側面の周方向に対して同一方向に傾斜し、前記周方向に均等に配置される複数の溝と、を有する、プラズマ処理装置が提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プラズマにより基板を処理するプラズマ処理装置であって、
プラズマ処理チャンバと、
ガス導入口から処理ガスを供給するガス供給機構と、
前記処理ガスからプラズマを生成するプラズマ生成部と、
前記ガス供給機構の下方に配置され、前記基板を載置する基板支持部と、
ガス排出口に接続され、前記処理ガスを排気する排気装置と、
少なくとも前記ガス排出口を有する空間の前記プラズマ処理チャンバの内側面に形成される複数の溝であり、前記内側面の周方向に対して同一方向に傾斜し、前記周方向に均等に配置される複数の溝と、
を有する、プラズマ処理装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
複数の前記溝の幅は、前記ガス排出口から遠ざかる高さほど広く、前記ガス排出口に近づく高さほど細い、
請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項3】
複数の前記溝の深さは、前記ガス排出口から遠ざかる高さほど深く、前記ガス排出口に近づく高さほど浅い、
請求項1に記載のプラズマ処理装置。
【請求項4】
複数の前記溝の内壁は、面取りされている、
請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項5】
複数の前記溝は、段差を有する、
請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項6】
複数の前記溝の内側面は、平面である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項7】
複数の前記溝の内側面は、曲面である、
請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項8】
前記少なくとも前記ガス排出口を有する空間は、前記基板支持部の基板支持面下の排気空間を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
【請求項9】
前記少なくとも前記ガス排出口を有する空間は、前記基板支持部の基板支持面上のプラズマ処理空間を含む、
請求項8に記載のプラズマ処理装置。
【請求項10】
複数の前記溝は、前記排気空間の前記プラズマ処理チャンバの内側面の上端から下端まで傾斜しながら延伸する、
請求項8に記載のプラズマ処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プラズマ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、容量結合型のプラズマ処理装置及び制御部を含むプラズマ処理システムが開示されている。プラズマ処理装置は、基板支持部の上方にシャワーヘッドを有し、シャワーヘッドから少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間内に導入するように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-117670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ガスの排気速度を高めることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一の態様によれば、プラズマにより基板を処理するプラズマ処理装置であって、プラズマ処理チャンバと、ガス導入口から処理ガスを供給するガス供給機構と、前記処理ガスからプラズマを生成するプラズマ生成部と、前記ガス供給機構の下方に配置され、前記基板を載置する基板支持部と、ガス排出口に接続され、前記処理ガスを排気する排気装置と、少なくとも前記ガス排出口を有する空間の前記プラズマ処理チャンバの内側面に形成される複数の溝であり、前記内側面の周方向に対して同一方向に傾斜し、前記周方向に均等に配置される複数の溝と、を有する、プラズマ処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
一の側面によれば、ガスの排気速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るプラズマ処理システムの構成例を示す図。
一実施形態に係る容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を示す図。
一実施形態に係る排気空間の溝の構成例を示す斜視図。
一実施形態に係る溝の変形例を示す図。
一実施形態に係る排気空間における処理ガスの旋回流の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
[プラズマ処理システム]
図1は、プラズマ処理システムの構成例を説明するための図である。一実施形態において、プラズマ処理システムは、プラズマ処理装置1及び制御部2を含む。プラズマ処理システムは、基板処理システムの一例であり、プラズマ処理装置1は、基板処理装置の一例である。プラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ10、基板支持部11及びプラズマ生成部12を含む。プラズマ処理チャンバ10は、プラズマ処理空間を有する。また、プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間に供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間からガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。ガス供給口は、後述するガス供給部20に接続され、ガス排出口は、後述する排気システム40に接続される。基板支持部11は、プラズマ処理空間内に配置され、基板を支持するための基板支持面を有する。
【0010】
プラズマ生成部12は、プラズマ処理空間内に供給された少なくとも1つの処理ガスからプラズマを生成するように構成される。プラズマ処理空間において形成されるプラズマは、容量結合プラズマ(CCP;Capacitively Coupled Plasma)、誘導結合プラズマ(ICP;Inductively Coupled Plasma)、ECRプラズマ(Electron-Cyclotron-resonance plasma)、ヘリコン波励起プラズマ(HWP:Helicon Wave Plasma)、又は、表面波プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)等であってもよい。また、AC(Alternating Current)プラズマ生成部及びDC(Direct Current)プラズマ生成部を含む、種々のタイプのプラズマ生成部が用いられてもよい。一実施形態において、ACプラズマ生成部で用いられるAC信号(AC電力)は、100kHz~10GHzの範囲内の周波数を有する。従って、AC信号は、RF(Radio Frequency)信号及びマイクロ波信号を含む。一実施形態において、RF信号は、 100kHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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