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公開番号2025030597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136042
出願日2023-08-24
発明の名称投資対象に関するコメントの管理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約【課題】投資対象に関するコメントが投稿される電子掲示板における局所的なコメント数の増加、又は特定の価格変動に対する言及等を容易に確認できるようにする。
【解決手段】投資対象に関する電子掲示板に投稿されるコメントを管理する管理装置10は、管理部160a、集計部160b、及び表示制御部160cを有する。管理部160aは、電子掲示板に投稿されたコメントを投稿時刻と対応付けて管理する。集計部160bは、管理部160aが管理するコメントの投稿数を所定の時間長の時間区間毎に集計する。表示制御部160cは、集計部160bによって集計された時間区間毎のコメントの投稿数のうち、各時間区間におけるコメントの投稿数を、投資対象の値動きを表すグラフと対応付けて端末装置20に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
投資対象に関する電子掲示板に投稿されたコメントを投稿時刻と対応付けて管理する管理部と、
前記管理部が管理するコメントの投稿数を所定の時間長の時間区間毎に集計する集計部と、
前記集計部によって集計された時間区間毎のコメントの投稿数のうち、少なくとも１つの時間区間におけるコメントの投稿数を、前記投資対象の値動きを表すグラフと対応付けて表示装置に表示させる表示制御部と、を備える、
投資対象に関するコメントの管理装置。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記表示制御部は、複数の時間区間のうち、直近の時間区間以外の時間区間についてはコメントの投稿数が第１閾値以上である場合に前記グラフと対応付けて投稿数を前記表示装置に表示させ、直近の時間区間についてはコメントの投稿数が前記第１閾値よりも小さい第２閾値以上である場合に前記グラフと対応付けて投稿数を前記表示装置に表示させる、
請求項１に記載の管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、投資対象に関するコメントの管理装置。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年では、電子掲示板を介したユーザ間のコミュケーションが一般に行われている。この種の電子掲示板の一例としては、特許文献１に開示の株価掲示板が挙げられる。株価掲示板は、株式（以下、「株」と称する）の取引に関する情報交換を目的とした電子掲示板である。株価掲示板には、投資家等のユーザにより、株の値動きに関する感想、又は推測等のコメントが株の銘柄毎に投稿される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－２１２７８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
株価掲示板では、ある銘柄の株価が短時間のうちに大きく変動すると、その銘柄に関するコメントの投稿数が短時間のうちに急増する場合がある。以下では、コメントの投稿数が短時間のうちに急増するといった局所的な増加は、価格が大きく変動した銘柄に対するユーザの関心の高まり、即ち市場の盛り上がり、を反映しており、価格変動の原因を特定する際に有用な情報として機能し得る。しかし、従来の電子掲示板では、投稿されたコメントは、投稿時刻の早い順又は遅い順に配列されて表示されるため、局所的なコメント数の増加を把握することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の好適な態様に係る管理装置は、投資対象に関する電子掲示板に投稿されたコメントを管理する管理装置であって、以下の管理部、集計部、及び表示制御部を備える。管理部は、投資対象に関する電子掲示板に投稿されたコメントを投稿時刻と対応付けて管理する。集計部は、前記管理部が管理するコメントの投稿数を所定の時間長の時間区間毎に集計する。表示制御部は、前記集計部によって集計された時間区間毎のコメントの投稿数のうち、少なくとも１つの時間区間におけるコメントの投稿数を、前記投資対象の値動きを表すグラフと対応付けて表示装置に表示させる。
【発明の効果】
【０００６】
本開示によれば、時間区間毎にコメントの投稿数が集計され、少なくとも１つの時間区間におけるコメントの投稿数が投資対象の値動きを表すグラフと対応付けて表示装置に表示されるので、局所的なコメント数の増加の把握が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本開示の一実施形態による管理装置１０の構成例を示す図である。
コメントテーブルＴＢＬ２の一例を示す図である。
ローソク足を説明するための図である。
ローソク足を用いたチャートの一例を示す図である。
本実施形態におけるコメント数の表示例を示す図である。
記憶モードの動作における処理の流れを示すフローチャートである。
表示モードの動作における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（Ａ．実施形態）
図１は、本開示の一実施形態による管理装置１０の構成例を示す図である。管理装置１０は、株取引に関する電子掲示板を実現するシステムに含まれる装置である。管理装置１０は、株取引に関する電子掲示板に投稿されるコメントを株の銘柄毎に管理する。図１には、管理装置１０の他に、電子掲示板を利用するユーザの使用する端末装置２０が図示されている。本実施形態における端末装置２０はスマートフォンであるが、パーソナルコンピュータ又はタブレット端末であってもよい。
【０００９】
電子掲示板を利用するとは、電子掲示板にコメントを投稿すること、及び電子掲示板に投稿されたコメントを閲覧することをいう。管理装置１０、端末装置２０は、例えばインターネット等の通信網に有線又は無線により接続される。管理装置１０は、端末装置２０と通信網を介して通信する。端末装置２０のユーザは、端末装置２０を用いて管理装置１０にアクセスすることにより、株取引に関する電子掲示板へのコメントの投稿、及び投稿されたコメントの閲覧ができる。
【００１０】
図１に示されるように、管理装置１０は、通信装置１３０と、記憶装置１５０と、処理装置１６０と、バス１９０と、を含む。通信装置１３０、及び記憶装置１５０の各々と、処理装置１６０とは、情報を通信するためのバス１９０によって相互に接続される。バス１９０は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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