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公開番号
2025030394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135653
出願日
2023-08-23
発明の名称
管理システム、及び、管理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
G05D
1/43 20240101AFI20250228BHJP(制御;調整)
要約
【解決課題】複数の指図に基づいてプロセスを管理する管理システムにおいて、投入品の搬送効率を向上させる管理システム、及び、管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】プロセスを管理する管理システム20は、プロセスの流れとプロセスに投入される投入品とを規定する指図300を格納する記憶部24Eと、指図の進捗によってプロセスの進行を管理するプロセス管理部24と、無人搬送車の運行管理部26と、を備え、プロセス管理部24は複数の指図夫々の投入品を無人搬送車30でまとめ搬送され得るようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセスを管理する管理システムであって、
前記プロセスの流れと当該プロセスに投入される投入品とを規定する指図を格納する記憶部と、
前記指図の進捗によって前記プロセスの進行を管理するプロセス管理部と、
無人搬送車の運行管理部と、
を備え、
前記プロセス管理部は複数の指図夫々の投入品を前記無人搬送車でまとめ搬送され得るようにした、
管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記プロセス管理部は、
前記まとめ搬送の候補となる複数の指図を選択し、
当該複数の指図夫々の投入品に基づいて、前記無人搬送車でまとめて搬送されるのに適した投入品の搬送計画を作成し、
前記運行管理部は、当該搬送計画に基づいて、前記投入品のまとめ搬送を前記無人搬送車に実行させる、
請求項1記載の管理システム。
【請求項3】
前記プロセス管理部は、
仕分け情報に基づいて、前記記憶部の複数の指図からまとめ搬送の候補となる指図を選択する、
請求項2記載の管理システム。
【請求項4】
前期仕分け情報は前記投入品の組合せを有し、
前記プロセス管理部は、当該組合せのうちの少なくとも一つの投入品を含む指図を前記まとめ搬送の候補とする、
請求項3記載の管理システム。
【請求項5】
前記プロセス管理部は、
上位システムから生産計画を取得し、
当該生産計画から前記指図を抽出する、
請求項1記載の管理システム。
【請求項6】
前記プロセス管理部は、
前記まとめ搬送候補の複数の指図夫々の投入品の在庫情報に基づいて、当該投入品の前記まとめ搬送に引き当て可能な引当可能在庫量を計算し、
当該引当可能在庫量に基づいて前記まとめ搬送に適する投入品を決定する、
請求項2記載の管理システム。
【請求項7】
前記運行管理部は、複数の無人搬送車夫々の中から夫々の運行状態に基づいて、前記まとめ搬送に適した無人搬送車を選択し、前記まとめ搬送の候補である複数の指図夫々の投入品の中から前記プロセス管理部が前記まとめ搬送に適するとして選択した投入品を前記選択された無人搬送車でまとめ搬送する、
請求項2記載の管理システム。
【請求項8】
前記プロセス管理部は、前記投入品の前記引当可能在庫量が当該投入品の搬送先での必要量以上の場合に当該投入品を前記まとめ搬送の対象に含める、
請求項6記載の管理システム。
【請求項9】
前記プロセス管理部は、前記まとめ搬送の対象とされる複数の投入品それぞれの搬送量の合計値を計算し、当該合計値が前記無人搬送車の積載可能重量以下の場合に、前記運行管理部は当該無人搬送車に前記投入品のまとめ搬送を実行させる、
請求項7記載の管理システム。
【請求項10】
プロセスを管理する管理システムであって、
プロセスの流れと当該プロセスに投入される投入品とを規定する指図を格納する記憶部と、
前記指図の進捗によって前記プロセスの進行を管理するプロセス管理部と、
無人搬送車の運行管理部と、
を備え、
前記運行管理部は、前記無人搬送車の状況を示す搬送状況と無人搬送車搬送時間情報とから前記投入品の搬送可能無人搬送車情報を抽出し、
前記プロセス管理部は、複数の指図夫々の投入品を前記無人搬送車でまとめ搬送され得るようにするために、
前記記憶部の複数の作図からまとめ搬送の候補となる複数の指図を選択し、
前記まとめ搬送候補の対象となる各指図の投入品について、前記まとめ搬送に引き当て可能な在庫量を計算し、
計算した結果を引き当て可能在庫情報として抽出し、
前記複数の指図の情報、前記引き当て可能在庫情報、前記搬送可能無人搬送車情報に基づいて、複数の対象物をまとめて搬送するようまとめ搬送計画を立て、当該搬送計画に基づいて、前記投入品のまとめ搬送を前記無人搬送車に実行させる、
管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、指図の進捗に基づいてプロセスの進行を管理する管理システム、及び、管理方法に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来この種の管理システムを実装するものとして、スマート工場が知られている。スマート工場は、生産ラインや搬送ライン等の各種設備をネットワークで管理システムに接続し、生産活動の最適化や情報管理の効率化を達成できるものとして知られている。
【0003】
スマート工場では、コンピュータがプロセスの進行を指図に基づいて管理している。スマート工場は製造プロセスの進行に合わせて、プロセスに投入される、材料、部品などの投入物を敷地内で搬送する際、AGVやAMRのような無人搬送車を利用している。無人搬送車を導入することによって、生産計画に合わせて効率的に、投入品を搬送できるといった搬送制御の最適化の他、作業者の負担を軽減し、そして、現場在庫を抑制するといったメリットもある。
【0004】
従来、この種のスマート工場に関する従来技術として、特開2009-166978号公報記載の搬送制御装置が存在する。この搬送制御装置は、倉庫搬入出計画部により計画された倉庫および製造装置間の搬送予定量と搬送経路算出部により算出された倉庫および製造装置間の経路とに基づき搬送負荷を算出し、搬送制御を行う。
【0005】
さらに、他の従来技術として、WO2021/234942号公報に記載の生産管理装置が存在する。この生産管理装置は、生産計画・部品の在庫情報・生産所要時間情報に基づき、生産の開始、又は、継続に必要な部品を算出し倉庫から該当する部品を出庫させる時期を示す出庫データを出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-166978号公報
WO2021/234942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
スマート工場のように、製品の製造プロセスの進捗を、指図によって管理しているシステムにおいては、指図の進捗に合わせて、製品や、材料の無人搬送車による搬送が行われている。しかしながら、例えば、製品の特性が多様化せざるを得ない近年の傾向の下では、指図が増えるために、無人搬送車による投入品の搬送頻度が増加して、搬送効率が低下するという課題がある。本発明は、複数の指図に基づいてプロセスの進行を管理する管理システムにおいて、投入品の搬送効率を向上させる管理システム、及び、管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記目的を達成するために、プロセスを管理する管理システムであって、前記プロセスの流れと当該プロセスに投入される投入品とを規定する指図を格納する記憶部と、前記指図の進捗によって前記プロセスの進行を管理するプロセス管理部と、無人搬送車の運行管理部と、を備え、前記プロセス管理部は複数の指図夫々の投入品を前記無人搬送車でまとめて搬送され得るようにしたものである。本発明はさらに管理方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、複数の指図に基づいてプロセスを管理する管理システムにおいて、投入品の搬送効率を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る管理システムが実装された、スマート工場の全体システムのブロック図である。
図2は、まとめ搬送の全体を示すフローチャートである。
図3は、指図テーブルの一例である。
図4は、まとめ搬送対象指図の候補を決定する処理の詳細を説明するフローチャートである。
図5は、まとめ搬送用マスタテーブルである。
図6は、まとめ搬送候補テーブルである。
図7は、在庫量確認処理の詳細を示すフローチャートである。
図8は、指図投入品情報テーブルである。
図9は、在庫量テーブルである。
図10は、搬送引当可能在庫量テーブルである。
図11は、AGV(無人搬送車)の状況確認処理についてその詳細を説明するフローチャートである。
図12Aは、AGVの運行状況であるAGV搬送状況テーブルである。
図12Bは、AGVマスタテーブルである。
図12Cは、AGV搬送時間テーブルである。
図12Dは、まとめ搬送可能AGVテーブル700Dである。
図13は、まとめ搬送対象を決定する処理のフローチャートである。
図14は、まとめ搬送テーブルである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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