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公開番号2025030392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135643
出願日2023-08-23
発明の名称遠隔コミュニケーションシステム、遠隔コミュニケーション方法、中継サーバ、およびプログラム
出願人TOPPANホールディングス株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約【課題】遠隔ユーザが注目している領域をローカルユーザが把握することができる遠隔コミュニケーションシステムを提供すること。
【解決手段】画像を撮像する撮像部と、撮像部の画角に応じた幅の発光領域を有する発光部と、撮像部が撮像した前記画像から一部の領域を抽出する領域抽出部と、領域抽出部により抽出された一部の領域の画像を表示する表示部と、表示部により表示された画像を見るユーザの注目度を判定する注目度判定部と、発光領域のうち、領域抽出部により抽出された一部の領域に対応する部分を、注目度判定部により判定された注目度に応じた発光方法で発光させる発光制御部とを備える、遠隔コミュニケーションシステムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部の画角に応じた幅の発光領域を有する発光部と、
前記撮像部が撮像した前記画像から一部の領域を抽出する領域抽出部と、
前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域の画像を表示する表示部と、
前記表示部により表示された画像を見るユーザの注目度を判定する注目度判定部と、
前記発光領域のうち、前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域に対応する部分を、前記注目度判定部により判定された前記注目度に応じた発光方法で発光させる発光制御部と
を備える、遠隔コミュニケーションシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記注目度に応じた発光方法は、前記注目度により、輝度、色、点滅周期、点滅のデューティー比のいずれかが少なくとも異なる発光方法である、請求項1に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
【請求項3】
前記注目度判定部は、前記領域抽出部が抽出する一部の領域のサイズ、前記ユーザの前記表示部への注視度、前記ユーザのバイタルサインのいずれかに基づき、前記注目度を判定する、請求項1または請求項2に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
【請求項4】
前記領域抽出部は、前記ユーザにより指定された物体の移動に合わせて、前記抽出する領域を変更する、請求項1に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
【請求項5】
前記発光制御部は、前記領域抽出部が、前記ユーザにより指定された物体の移動に合わせて、前記抽出する領域を変更していることに基づき、前記発光方法を決定する、請求項4に記載の遠隔コミュニケーションシステム。
【請求項6】
画像を撮像する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて撮像した前記画像から一部の領域を抽出する第2のステップと、
前記第2のステップにより抽出された前記一部の領域の画像を表示する第3のステップと、
前記第3のステップにより表示された画像を見るユーザの注目度を判定する第4のステップと、
前記第1のステップにより撮像され画像の画角に応じた幅の発光領域のうち、前記第2のステップにおいて抽出された前記一部の領域に対応する部分を、前記第4のステップにおいて判定された前記注目度に応じた発光方法で発光させる第5のステップと
を有する、遠隔コミュニケーション方法。
【請求項7】
画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部の画角に応じた幅の発光領域を有する発光部と、
前記撮像部が撮像した前記画像から一部の領域を抽出する領域抽出部と、
前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域の画像を表示する表示部と、
前記表示部により表示された画像を見るユーザの注目度を判定する注目度判定部と、
を備える遠隔コミュニケーションシステムにおける中継サーバであって、
前記発光領域のうち、前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域に対応する部分を、前記注目度判定部により判定された前記注目度に応じた発光方法で発光させる発光制御部と
を備える、中継サーバ。
【請求項8】
画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部の画角に応じた幅の発光領域を有する発光部と、
前記撮像部が撮像した前記画像から一部の領域を抽出する領域抽出部と、
前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域の画像を表示する表示部と、
前記表示部により表示された画像を見るユーザの注目度を判定する注目度判定部と、
を備える遠隔コミュニケーションシステムにおけるコンピュータを、
前記発光領域のうち、前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域に対応する部分を、前記注目度判定部により判定された前記注目度に応じた発光方法で発光させる発光制御部
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔コミュニケーションシステム、遠隔コミュニケーション方法、中継サーバ、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
現在、多人数の間での会話と、発話者の顔画像を提示するネット会議システムによる遠隔コミュニケーションが一般化している。特許文献1には、リモートユーザ(遠隔ユーザ)用の画像を撮像する360度カメラと、リモートユーザのビューイング方向又は数を表わす、1つ以上のローカルユーザ用のビジュアル出力を、リモートビューアの関心領域のマッピングに基づいて生成するように構成される照明デバイスと、を含み、照明デバイスは、360度カメラに関連付けられるシステムが開示されている。また、非特許文献1には、脈波と体動から集中状態を評価するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-102845号公報
【非特許文献】
【0004】
内田 昴 ほか、“脳波及び体動情報を用いた集中状態推定精度の検証”、マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2017)シンポジウム、p.876-879、平成29年6月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1のシステムにおいては、ローカルユーザは、遠隔ユーザが360度カメラの画像のうち、どの方向の領域を出力させているかを把握することができるが、遠隔ユーザが該領域に注目しているのか、特に意識することなく、たまたま該領域を出力させているのかが把握できないことがあるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遠隔ユーザが注目している領域をローカルユーザが把握することができる遠隔コミュニケーションシステム、遠隔コミュニケーション方法、中継サーバ、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、画像を撮像する撮像部と、前記撮像部の画角に応じた幅の発光領域を有する発光部と、前記撮像部が撮像した前記画像から一部の領域を抽出する領域抽出部と、前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域の画像を表示する表示部と、前記表示部により表示された画像を見るユーザの注目度を判定する注目度判定部と、前記発光領域のうち、前記領域抽出部により抽出された前記一部の領域に対応する部分を、前記注目度判定部により判定された前記注目度に応じた発光方法で発光させる発光制御部とを備える、遠隔コミュニケーションシステムである。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、上述の遠隔コミュニケーションシステムであって、前記注目度に応じた発光方法は、前記注目度により、輝度、色、点滅周期、点滅のデューティー比のいずれかが少なくとも異なる発光方法である。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、上述の遠隔コミュニケーションシステムであって、前記注目度判定部は、前記領域抽出部が抽出する一部の領域のサイズ、前記ユーザの前記表示部への注視度、前記ユーザのバイタルサインのいずれかに基づき、前記注目度を判定する。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、上述の遠隔コミュニケーションシステムであって、前記領域抽出部は、前記ユーザにより指定された物体の移動に合わせて、前記抽出する領域を変更する。
(【0011】以降は省略されています)

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