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公開番号2025030390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135640
出願日2023-08-23
発明の名称監視カメラ用カバー及び監視カメラ
出願人i-PRO株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250228BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】監視カメラが屋外環境下で設置される場合でも、良好な組み立て性を確保しつつ、耐候性、耐衝撃性を確保する。
【解決手段】監視カメラ用カバーは、アルミニウム基材と、化成皮膜処理が施されたアルミニウム基材の表面に形成された塗膜と、を備える。塗膜は、化成処理皮膜上に形成された下塗り塗膜と、下塗り塗膜上に形成された上塗り塗膜と、を備える。下塗り塗膜は主成分としてポリエステル系樹脂を含み、上塗り塗膜は主成分としてアクリル系樹脂を含む。下塗り塗膜と上塗り塗膜の膜厚比が、下塗り塗膜の膜厚/上塗り塗膜の膜厚=2~15であり、かつ、下塗り塗膜と上塗り塗膜の膜厚とをあわせた総膜厚が50~480μmである。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
アルミニウム基材と、化成皮膜処理が施された前記アルミニウム基材の表面に形成された塗膜と、を備え、
前記塗膜は、
前記化成皮膜処理が施された化成処理皮膜上に形成された下塗り塗膜と、
前記下塗り塗膜上に形成された上塗り塗膜と、を備え、
前記下塗り塗膜は主成分としてポリエステル系樹脂を含み、
前記上塗り塗膜は主成分としてアクリル系樹脂を含み、
前記下塗り塗膜と前記上塗り塗膜の膜厚比が、下塗り塗膜の膜厚/上塗り塗膜の膜厚=2~15であり、かつ、前記下塗り塗膜と、前記上塗り塗膜の膜厚と、をあわせた総膜厚が50~480μmである、
監視カメラ用カバー。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記下塗り塗膜の膜厚は、40~450μmである、
請求項1に記載の監視カメラ用カバー。
【請求項3】
前記上塗り塗膜の膜厚は、10~30μmである、
請求項2に記載の監視カメラ用カバー。
【請求項4】
前記下塗り塗膜と前記上塗り塗膜の膜厚比が、下塗り塗膜の膜厚/上塗り塗膜の膜厚=5~10である、
請求項1に記載の監視カメラ用カバー。
【請求項5】
前記下塗り塗膜は粉体塗料から形成された塗膜であり、
前記上塗り塗膜は溶剤塗料から形成された塗膜である、
請求項1に記載の監視カメラ用カバー。
【請求項6】
前記アルミニウム基材は、外側に露出する第1カバー部材を含むとともに、
当該監視カメラ用カバーは、前記第1カバー部材の内部において、監視カメラのカメラ本体を取り付けるための第2カバー部材をさらに備え、
前記第1カバー部材と前記第2カバー部材は組み立てられ、
少なくとも前記第1カバー部材の内周面のうち、前記カメラ本体側の端部から前記第2カバー部材と前記第1カバー部材との接触面を超えて前記塗膜が形成される、
請求項1に記載の監視カメラ用カバー。
【請求項7】
請求項1から6のうちいずれか一項に記載の監視カメラ用カバーを備える、
監視カメラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、監視カメラ用カバー及び監視カメラに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
監視カメラが屋外環境下で設置される場合、雨水、砂利等からの保護の観点から、カメラカバーが設けられる。特許文献1は、水滴及び汚れの付着を防止し、画像の鮮明性を確保することができるカメラカバーを開示している。このカメラカバーは、カメラ部の撮像面を全面にわたって覆うドーム部と、ドーム部の円形開口部を支持・固定するカメラ本体と、備える。ドーム部は、外表面に水接触角が5乃至30度である親水コートを有することで、セルフクリーニング効果を有し、且つカメラカバー表面に付着する水滴の膜化を促進する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5374661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、カメラカバーの塗装は、組み立て性の観点から膜厚を薄くすることが望まれる。しかしながら、カメラカバーの塗装を薄くすると、塗装剥離から生じる腐食により塗装の剥離が生じやすく、耐候性、耐衝撃性が低下するおそれがある。
【0005】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、屋外環境下で設置される場合でも、組み立て性を確保しつつ、耐候性、耐衝撃性を確保することができる監視カメラカバー及び監視カメラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、アルミニウム基材と、化成皮膜処理が施された前記アルミニウム基材の表面に形成された塗膜と、を備え、前記塗膜は、前記化成皮膜処理が施された化成処理皮膜上に形成された下塗り塗膜と、前記下塗り塗膜上に形成された上塗り塗膜と、を備え、前記下塗り塗膜は主成分としてポリエステル系樹脂を含み、前記上塗り塗膜は主成分としてアクリル系樹脂を含み、前記下塗り塗膜と前記上塗り塗膜の膜厚比が、下塗り塗膜の膜厚/上塗り塗膜の膜厚=2~15であり、かつ、前記下塗り塗膜と、前記上塗り塗膜の膜厚と、をあわせた総膜厚が50~480μmである、監視カメラ用カバーに関する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、屋外環境下で設置される場合でも、良好な組み立て性を確保しつつ、耐候性、耐衝撃性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る監視カメラの外観正面図
回転台座及びカメラ筐体の一部の断面図
回転台座及びカメラ筐体の側面図
回転台座の中心軸を含む面と平行な面で回転台座及びカメラ筐体を断面とした図2BのB-B断面図
図1においてカメラ筐体を除いて回転台座を下側から見た斜視図
図3の領域Aの拡大図であって、III-III線に沿った断面図
図1においてカメラ筐体21を除いて回転台座19を下側から見た図
図5の領域Bの拡大図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る監視カメラ用カバー及び監視カメラを具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
【0010】
以下の実施の形態1の説明にあたり、実施の形態に係る監視カメラの外観の上下左右前後方向は図1に示す方向に従うとする。
(【0011】以降は省略されています)

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