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公開番号
2025028167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024217567,2023109262
出願日
2024-12-12,2018-03-19
発明の名称
ウェアラブル機器、システム及び表示方法
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250220BHJP(計算;計数)
要約
【課題】右眼球の回転の検出結果と左眼球の回転の検出結果に基づいて表示を制御するウェアラブル機器、システム及び表示方法を提供すること。
【解決手段】実施形態によるウェアラブル機器は、検出器により検出された輻輳角に基づいて、ユーザが現実世界の第1の距離にある第1の物体を見ているか、又は第1の距離とは異なる第2の距離にある第2の物体を見ているかを判定し、ユーザが第1の物体を見ていると判定した場合、第1の拡張現実画像をディスプレイに表示させ、ユーザが第2の物体を見ていると判定した場合、電子機器に要求信号を送信し、要求信号に応じて電子機器から送信された第2の仮想現実画像をディスプレイに表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電子機器に接続されるウェアラブル機器であって、
ユーザに装着され、前記ユーザが現実世界を見ることができる透明部と、仮想現実画像を表示するディスプレイと、を備えるフレームと、
前記ユーザの右眼球の視線方向と前記ユーザの左眼球の視線方向との輻輳角を検出する検出器と、
プロセッサと、を具備し、
前記プロセッサは、
前記検出器により検出された前記輻輳角に基づいて、前記ユーザが前記現実世界の第1の距離にある第1の物体を見ているか、又は前記ユーザが前記現実世界の前記第1の距離とは異なる第2の距離にある第2の物体を見ているかを判定し、
前記ユーザが前記第1の物体を見ていると判定した場合、第1の拡張現実画像を前記ディスプレイに表示させ、
前記ユーザが前記第2の物体を見ていると判定した場合、前記電子機器に要求信号を送信し、前記要求信号に応じて前記電子機器から送信された第2の仮想現実画像を前記ディスプレイに表示させる、ウェアラブル機器。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
電子機器と、
前記電子機器に接続されるウェアラブル機器と、を具備するシステムであって、
前記ウェアラブル機器は、
ユーザに装着され、前記ユーザが現実世界を見ることができる透明部と、仮想現実画像を表示するディスプレイと、を備えるフレームと、
前記ユーザの右眼球の視線方向と前記ユーザの左眼球の視線方向との輻輳角を検出する検出器と、
プロセッサと、を具備し、
前記プロセッサは、
前記検出器により検出された前記輻輳角に基づいて、前記ユーザが前記現実世界の第1の距離にある第1の物体を見ているか、又は前記ユーザが前記現実世界の前記第1の距離とは異なる第2の距離にある第2の物体を見ているかを判定し、
前記ユーザが前記第1の物体を見ていると判定した場合、第1の拡張現実画像を前記ディスプレイに表示させ、
前記ユーザが前記第2の物体を見ていると判定した場合、前記電子機器に要求信号を送信し、前記要求信号に応じて前記電子機器から送信された第2の仮想現実画像を前記ディスプレイに表示させる、システム。
【請求項3】
電子機器と、前記電子機器に接続されるウェアラブル機器と、を備え、
前記ウェアラブル機器は、
ユーザに装着され、前記ユーザが現実世界を見ることができる透明部と、仮想現実画像を表示するディスプレイと、を備えるフレームと、
前記ユーザの右眼球の視線方向と前記ユーザの左眼球の視線方向との輻輳角を検出する検出器と、を具備するシステムの表示方法であって、
前記検出器により検出された前記輻輳角に基づいて、前記ユーザが前記現実世界の第1の距離にある第1の物体を見ているか、又は前記ユーザが前記現実世界の前記第1の距離とは異なる第2の距離にある第2の物体を見ているかを判定し、
前記ユーザが前記第1の物体を見ていると判定した場合、第1の拡張現実画像を前記ディスプレイに表示させ、
前記ユーザが前記第2の物体を見ていると判定した場合、前記電子機器に要求信号を送信し、前記要求信号に応じて前記電子機器から送信された第2の仮想現実画像を前記ディスプレイに表示させる、表示方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態はウェアラブル機器、システム及び表示方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
眼球の回転を検出するための一つの方法として、眼球電位(以下、眼電位と称する)法(Electro-Oculography:EOG法とも称する)がある。左右の眼球の近傍の皮膚に電極を取り付けると、左右の眼球の眼電位を検出できる。左右の眼球の眼電位の変化パターンに基づいて眼球の回転を検出できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-125693号公報
米国特許第8,449,116号明細書
特開2011-125692号公報
米国特許第8,434,868号明細書
特開2013-240469号公報
特開2000-259336号公報
米国特許出願公開第2011/0,178,784号明細書
特開2013-244370号公報
特開2013-215356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の眼球回転検出装置は右眼球の回転と左眼球の回転とを個別に検出できない。
【0005】
本発明の目的は右眼球の回転の検出結果と左眼球の回転の検出結果とに基づいて表示を制御するウェアラブル機器、システム及び表示方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、電子機器に接続されるウェアラブル機器は、
ユーザに装着され、ユーザが現実世界を見ることができる透明部と、仮想現実画像を表示するディスプレイと、を備えるフレームと、
ユーザの右眼球の視線方向とユーザの左眼球の視線方向との輻輳角を検出する検出器と、
プロセッサと、を具備する。
【0007】
プロセッサは、
検出器により検出された輻輳角に基づいて、ユーザが現実世界の第1の距離にある第1の物体を見ているか、又はユーザが現実世界の第1の距離とは異なる第2の距離にある第2の物体を見ているかを判定し、
ユーザが第1の物体を見ていると判定した場合、第1の拡張現実画像をディスプレイに表示させ、
ユーザが第2の物体を見ていると判定した場合、電子機器に要求信号を送信し、要求信号に応じて電子機器から送信された第2の仮想現実画像をディスプレイに表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るメガネ型眼球回転検出装置の一例を正面から見た図である。
メガネ型眼球回転検出装置の一例を後ろ上方から見た図である。
メガネ型眼球回転検出装置の一例をかけたユーザを右前方から見た図である。
眼球回転検出装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
中性電極46の配置の第1の変形例を示す図である。
中性電極46の配置の第2の変形例を示す図である。
中性電極46の配置の第3の変形例を示す図である。
視線が正面を向いている状態のEOG信号を示す図である。
視線が正面を向いている状態から両眼球を左に回転した場合のEOG信号の波形の変化の一例を示す図である。
視線が正面を向いている状態から両眼球を右に回転した場合のEOG信号の波形の変化の一例を示す図である。
視線が正面を向いている状態から両眼球を輻輳角が大きくなる方向に回転した場合のEOG信号の波形の変化の一例を示す図である。
視線が正面を向いている状態から両眼球を輻輳角が小さくなる方向に回転した場合のEOG信号の波形の変化の一例を示す図である。
種々な眼動に対するEOG信号の波形の一例を示す図である。
輻輳角の変化を検出する実験結果の一例を示す図である。
第2実施形態に係るメガネ型眼球回転検出装置の一例を正面から見た図である。
メガネ型眼球回転検出装置を含む手術支援システムの電気的な構成の一例を示すブロック図である。
メガネ型眼球回転検出装置の動作の一例を示す図である。
メガネ型眼球回転検出装置の動作の他の例を示す図である。
第2実施形態の変形例に係るメガネ型眼球回転検出装置の動作の一例を示す図である。
第3実施形態に係るメガネ型眼球回転検出装置を含むシステムの電気的な構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
【0010】
眼球の基礎情報を説明する。成人の眼球の直径は約25mmである。生後は17mm程度で、成長に伴い大きくなる。成人男性の瞳孔間距離は約65mmである。そのため、一般市販のステレオカメラは65mmの間隔で作られている物が多い。成人女性の瞳孔間距離は男性に比べて数mm短い。眼電位は数十mVである。眼球は角膜側にプラス、網膜側にマイナスの電位を持つ。これを皮膚の表面で測定すると数百μVの電位差(眼電位と称する)として現れる。
(【0011】以降は省略されています)
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