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公開番号
2025027914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023133180
出願日
2023-08-17
発明の名称
字消しおよびそれを用いた字消し製品
出願人
株式会社シード
代理人
個人
主分類
B43L
19/00 20060101AFI20250220BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】 使用後であっても、切断することなく所望の角を有するように外観の再生を行うことができ、かつ生産性に優れた字消しおよびそれを用いた字消し製品を提供すること。
【解決手段】 本発明の字消しは、40℃~90℃の融点を有する熱可塑性樹脂と、粘着付与剤と、0.5μm~15μmの平均粒子径を有する充填材とを含有する。また、本発明の字消し製品は上記字消しとスリーブとを備え、ここでスリーブは、第1の矩形面と、第1の矩形面を構成する少なくとも一辺を介して連結した第2の矩形面を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
40℃~90℃の融点を有する熱可塑性樹脂と、粘着付与剤と、0.5μm~15μmの平均粒子径を有する充填材とを含有する、字消し。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記熱可塑性樹脂の含有量が全体質量を基準として30質量%~70質量%である、請求項1に記載の字消し。
【請求項3】
前記熱可塑性樹脂の190℃かつ2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が30g/10分~100g/10分である、請求項1に記載の字消し。
【請求項4】
前記熱可塑性樹脂がα-オレフィン系コポリマーおよびエチレン-酢酸ビニル共重合体からなる群から選択される少なくとも1種の樹脂である、請求項1に記載の字消し。
【請求項5】
前記粘着付与剤がオレフィン系樹脂である、請求項1に記載の字消し。
【請求項6】
前記充填材が炭酸カルシウムを含む、請求項1に記載の字消し。
【請求項7】
請求項1から7のいずれかに記載の字消しとスリーブとを備える、字消し製品であって、
該スリーブが、第1の矩形面と、該第1の矩形面を構成する少なくとも一辺を介して連結した第2の矩形面を有する、字消し製品。
【請求項8】
前記スリーブが、前記第1の矩形面を構成する四辺を介して4つの前記第2の矩形面がそれぞれ連結されておりかつ展開可能である、請求項7に記載の字消し製品。
【請求項9】
前記スリーブが防水性を有する、請求項7に記載の字消し製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は字消しおよびそれを用いた字消し製品に関し、より詳細には任意の外観に再生可能な字消しおよびそれを用いた字消し製品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
字消しの消し易さ(消字率)は、紙面に押し付けた際の接触面にかかる荷重の大小によって変動する。ここで、字消しの角はこの接触面における単位面積当たりの荷重を高めることができるとともに、そもそも文字や線図の細かな部分の消去が可能である点で重宝されている。
【0003】
その一方で、字消しの角はその使用によって容易に変形かつ摩耗する。このため、温存のため敢えて角を使用せず、それ以外の部分で字消しを使用する者も多数存在する。
【0004】
一般的な字消しは、例えば直方体の外観を有し、4つの頂点と12の辺で構成されている。これに対し、近年では、直方体よりも一層多くの角を提供するために、多角柱や多辺構造を有する字消しが提案され(例えば、特許文献1および2)、商品化されているものもある。
【0005】
しかし、こうした複雑な外観を有する字消しは、その製造のために特殊な金型や多くの製造工程を必要とするため、結果としてその生産性を低下させる要因にもなっている。
【0006】
また、字消しが上記のような複雑な外観を有していたとしても、その角は実質的に「有限」である。使用を重ねることによってその角は摩耗により失われることは避けられない。
【0007】
あるいは、角の失われた字消しの一部を鋭利な刃物で切断することによって新たな角を創出することも考えられる。しかし、その場合は、切断によって生じた一部の字消しを廃棄せざるを得なくなることが想定されるので経済的に適した解決策とは言い難い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2016-120688号公報
特開2004-034624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、使用後であっても、切断することなく所望の角を有するように外観の再生を行うことができ、かつ生産性に優れた字消しおよびそれを用いた字消し製品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、40℃~90℃の融点を有する熱可塑性樹脂と、粘着付与剤と、0.5μm~15μmの平均粒子径を有する充填材とを含有する、字消しである。
(【0011】以降は省略されています)
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