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公開番号2025027697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132742
出願日2023-08-17
発明の名称除去治具及び、除去方法
出願人JFEスチール株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F27D 25/00 20100101AFI20250220BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約【課題】 簡易な構成で竪型炉の内壁に付着した付着物を除去することが可能な除去治具等を提供する。
【解決手段】 竪型炉の内壁に付着した付着物を除去する除去治具である。除去治具は、板状に形成されている基部と、前記基部の少なくとも一方の表面から突出して形成されている凸部と、前記基部を吊持する接続部材と、を有する。本発明の除去治具等によれば、接続部材を操作することにより、凸部を竪型炉の内壁である、例えば、ステーブの表面に位置させることが可能となる。凸部をステーブの表面に位置させた状態で除去治具を吊り上げることにより、ステーブに付着した付着物を除去することが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
竪型炉の内壁に付着した付着物を除去する除去治具であって、
板状に形成されている基部と、
前記基部の少なくとも一方の表面から突出して形成されている凸部と、
前記基部を吊持する接続部材と、を有する、除去治具。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記凸部は、前記基部の前記表面において一の方向に平行に形成された一の凸部と、前記基部の前記表面において前記一の方向とは異なる他の方向に平行に形成された他の凸部と、を有し、
前記一の方向及び、前記他の方向は、前記接続部材の吊持方向に対して角度をなし、
前記一の凸部及び、前記他の凸部は、互いに対向して設けられかつ、前記吊持方向の下方に向かうに従い間隔が広くなるように設けられている、請求項1に記載の除去治具。
【請求項3】
前記凸部は、前記接続部材の吊持方向の上方から下方にかけて列状に複数配置されている、請求項1に記載の除去治具。
【請求項4】
前記接続部材は、
前記基部の一の縁部に設けられる第1接続部材と、
前記凸部の突出方向に前記基部を移動可能に前記基部に設けられる第2接続部材及び、第3接続部材と、を有し、
前記第3接続部材は、前記第2接続部材の下方に設けられている、請求項1~3のいずれかに記載の除去治具。
【請求項5】
前記第2接続部材及び、前記第3接続部材は、前記第1接続部材の吊持方向からみて左右方向に一対配されている、請求項4に記載の除去治具。
【請求項6】
前記第2接続部材は、前記竪型炉の壁部に設けられた第1挿通孔に挿通され、
前記第3接続部材は、前記竪型炉の壁部に設けられた第2挿通孔に挿通され、
前記第1接続部材の吊持方向における前記第2接続部材から前記第3接続部材までの距離は、前記第1接続部材の吊持方向における第1挿通孔から第2挿通孔の距離よりも短い、請求項4に記載の除去治具。
【請求項7】
前記第2接続部材は、前記竪型炉の壁部に設けられた第1挿通孔に挿通され、
前記第3接続部材は、前記竪型炉の壁部に設けられた第2挿通孔に挿通され、
前記第1接続部材の吊持方向における前記第2接続部材から前記第3接続部材までの距離は、前記第1接続部材の吊持方向における第1挿通孔から第2挿通孔の距離よりも短い、請求項5に記載の除去治具。
【請求項8】
竪型炉の内壁に付着した付着物を除去する除去方法であって、
請求項1~3のいずれかに記載の除去治具を前記竪型炉のステーブが設けられている位置まで吊り下げる吊り下げステップと、
前記凸部を前記ステーブに接触させる接触ステップと、
前記除去治具を吊り上げる吊り上げステップと、を有する、除去方法。
【請求項9】
前記接触ステップにおいて、請求項4に記載の除去治具の前記第2接続部材又は、前記第3接続部材を用いて前記凸部を前記ステーブに接触させ、
前記接触ステップの後に、前記第2接続部材及び、前記第3接続部材のうちの少なくとも一方の張力を調整することにより、前記除去治具を上下動させる移動ステップを有する、請求項8に記載の除去方法。
【請求項10】
前記吊り下げステップにおいて、請求項3の記載の除去治具を、互いに隣接する2つのステーブの間に設けられている目地に至るまで吊り下げる、請求項9に記載の除去方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、竪型炉の内壁に付着した付着物を除去する除去治具及び、除去方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
竪型炉の1つとして高炉が挙げられる。高炉には、例えば、羽口の上方にクーリングステーブ(以下、単にステーブとも称する)が内壁として設けられている。ステーブは、定期的に交換され更新される。一般に、ステーブの更新作業においては、高炉に満たされている原料を消費しながら原料填充レベルであるストックラインを下げて操業を行う、減尺操業が実施される。
【0003】
ここで、高炉の羽口の上方に設けられているステーブは、高炉の内方に向かって下側が低くなるように傾斜して設けられている。このため、減尺操業が実施される際に原料等がステーブの傾斜面に付着物として残存する場合がある。
【0004】
ステーブの更新作業は、既設のステーブを吊り装置で吊り上げて行われる。ステーブに付着物が残存したまま吊り上げられると、付着物が剥離して落下する恐れがある。付着物が剥離すると、急激に重量が変化するため、吊り装置が故障する恐れや、荷振れ等の想定されていない挙動が吊り装置に生じる恐れがある。
【0005】
さらに、吊り装置の最大吊り上げ重量は、ステーブの付着物については考慮されていないことが多い。このため、吊り装置の最大吊り上げ重量を超えて吊り上げ作業が行われた場合には、吊り装置が故障し、ステーブの交換が困難となる問題がある。
【0006】
従来、ステーブの付着物を剥離することが行われている。例えば、特許文献1には、ステーブにダイナマイトを挿入し、発破させることでステーブの付着物を脱落させることが開示されている。
【0007】
また、特許文献2には、発破の薬剤量を調整し、発破させた後に、ウォータージェット吹き付けてステーブの付着物を落とすことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2000-304456号公報
特許第5348719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載の発破を行う際には、迷走電流によって意図しないタイミングで発破が行われることを防止するために、高炉の全部の設備を停電した状態で行われる。このため、高炉の稼働効率が低下する問題がある。また、発破の衝撃によって、ステーブ以外の部材や設備が破損する恐れもある。
【0010】
また、特許文献2のように、ウォータージェットを用いると、高炉に水が大量に浸水する。このため、高炉を立ち上げる際に高炉下部の温度の低下を招くおそれがある。また、このような状況下では、高炉における還元反応が阻害される問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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