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公開番号2024082684
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196704
出願日2022-12-09
発明の名称加熱炉
出願人株式会社ノリタケカンパニーリミテド
代理人個人,個人
主分類F27B 9/04 20060101AFI20240613BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約【課題】加熱炉における排ガス流路のメンテナンス性を向上させること。
【解決手段】加熱炉1において、炉体10は、第1排気路40と第2排気路50と収容空間S1と取出口S2と有している。第1排気路40は、加熱空間10iに連通している。第2排気路50は、排気ダクト100に連通している。収容空間S1は、炉壁12の内部に形成され、排気路ユニット60が収容され、第1排気路40と第2排気路50とに通じている。取出口S2は、収容空間S1に通じている。排気路ユニット60は、収容空間S1に配置され、内部に空洞60sを有し、第1排気路40に通じる第1開口60h1と、第2排気路50に通じる第2開口60h2とを有するケース体である。排気路ユニット60は、取出口S2を通じて、炉壁12に対して排気ダクト100が取り付けられた状態で交換可能に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被処理物が加熱される加熱空間を囲う炉壁を有する炉体と、
前記炉体の上部に取付けられた排気ダクトと、
排気路ユニットと
を備え、
前記炉体は、
前記炉壁に形成され、前記加熱空間に連通した第1排気路と、
前記炉壁に形成され、前記排気ダクトに連通した第2排気路と、
前記炉壁内部に形成され、前記排気路ユニットが収容され、かつ、前記第1排気路と前記第2排気路とに通じる収容空間と、
前記炉壁に形成され、前記収容空間に通じる取出口と
を有し、
前記排気路ユニットは、
前記収容空間に配置され、内部に空洞を有し、前記第1排気路に通じる第1開口と、前記第2排気路に通じる第2開口とを有するケース体であり、
前記取出口を通じて、前記炉壁に対して前記排気ダクトが取り付けられた状態で交換可能に設けられている、加熱炉。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記排気路ユニットは、
開口と、該開口に対向する底壁と、該底壁から該開口に向かって延びた側壁と、を有し、該底壁に前記第1開口が設けられたケースと、
前記ケースの前記開口を塞ぐ蓋体であって、前記第2開口が設けられた蓋体と、
を備える、請求項1に記載された加熱炉。
【請求項3】
前記第1開口と前記第2開口とは、相互に異なる軸上に設けられ、かつ、相互に重ならない、請求項1に記載された加熱炉。
【請求項4】
前記ケースは、前記底壁と前記側壁とを二分する、相互に分離可能に取り付けられた第1部材と第2部材とを有し、
前記第1部材は、前記第2部材が取り付けられる、クランク形状を有する第1クランク部を有し、
前記第2部材は、前記第1部材が取り付けられる、前記第1クランク部の形状に対応する第2クランク部を有する、請求項2に記載された加熱炉。
【請求項5】
前記収容空間は、前記排気路ユニットが該収容空間の底部に沿って移動可能な大きさに設けられており、
前記排気路ユニットは、
前記取出口から前記収容空間内に入れられ、前記底部に沿って該取出口側から前記排気ダクト側に寄せられて、前記第1開口を介して前記第1排気路に通じられるとともに、前記第2開口を介して前記第2排気路に通じられ、かつ、
前記底部に沿って前記排気ダクト側から前記取出口側に寄せられて、該取出口から前記収容空間の外部に取り出される、
ように構成されている、請求項1から4までの何れか一項に記載された加熱炉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加熱炉に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
加熱炉に関し、特開2002-295978号公報には、炉壁と一体的に形成された煙道(排気路)と、煙道に接続された排気ダクトとを備えた焼成炉が開示されている。この焼成炉では、煙道は、導出穴と、水平路と、清掃穴と、蓋部材と、を含んでいる。導出穴は、炉壁を貫通して形成されている。水平路は、導出穴に連通し、炉壁に沿って所定長さに形成されている。清掃穴は、水平路を構成する側壁に貫通して設けられている。蓋部材は、清掃穴に着脱可能に設けられている。同公報では、これによって、焼成炉の操業中であっても、蓋部材を取り外すことで煙道内を清掃することができるため、煙道の清掃のために焼成炉の操業を長期間停止させる必要がない、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-295978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、加熱炉は、セラミック製品の製造において、焼成処理で用いられる。セラミック製品の製造では、焼成処理を実施する前に、焼成温度よりも低温で被処理物を加熱する脱バインダ処理が行われることがある。これによって、被処理物中のバインダを除去し、焼成中のクラックなどを抑制できる。この脱バインダ処理では、バインダを含む排ガスが発生する。排ガス流路の内壁には、排ガス中のバインダが付着することがある。このため、脱バインダ処理を行う加熱炉では、排ガス流路のメンテナンス(点検・清掃)が定期的に行われる。
【0005】
本発明者は、かかる加熱炉における排ガス流路のメンテナンス性を向上させたいと考えている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここで開示される加熱炉は、被処理物が加熱される加熱空間を囲う炉壁を有する炉体と、炉体の上部に取付けられた排気ダクトと、排気路ユニットとを備える。炉体は、炉壁に形成され、加熱空間に連通した第1排気路と、炉壁に形成され、排気ダクトに連通した第2排気路と、炉壁内部に形成され、排気路ユニットが収容され、かつ、第1排気路と第2排気路とに通じる収容空間と、炉壁に形成され、収容空間に通じる取出口とを有する。排気路ユニットは、収容空間に配置され、内部に空洞を有し、第1排気路に通じる第1開口と、第2排気路に通じる第2開口とを有するケース体である。また、排気路ユニットは、取出口を通じて、炉壁に対して排気ダクトが取り付けられた状態で交換可能に設けられている。かかる構成によると、加熱炉における排ガス流路のメンテナンス性を向上させることができる。
【0007】
排気路ユニットは、開口と、開口に対向する底壁と、底壁から開口に向かって延びた側壁と、を有し、底壁に第1開口が設けられたケースと、ケースの開口を塞ぐ蓋体であって、第2開口が設けられた蓋体と、を備えていてもよい。
【0008】
第1開口と第2開口とは、相互に異なる軸上に設けられ、かつ、相互に重ならないものであってもよい。
【0009】
ケースは、底壁と側壁とを二分する、相互に分離可能に取り付けられた第1部材と第2部材とを有していてもよい。第1部材は、第2部材が取り付けられる、クランク形状を有する第1クランク部を有していてもよい。第2部材は、第1部材が取り付けられる、第1クランク部の形状に対応する第2クランク部を有していてもよい。
【0010】
収容空間は、排気路ユニットが収容空間の底部に沿って移動可能な大きさに設けられていてもよい。排気路ユニットは、取出口から収容空間内に入れられ、底部に沿って取出口側から排気ダクト側に寄せられて、第1開口を介して第1排気路に通じられるとともに、第2開口を介して第2排気路に通じられ、かつ、底部に沿って排気ダクト側から取出口側に寄せられて、取出口から収容空間の外部に取り出される、ように構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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