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公開番号
2024164992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080779
出願日
2023-05-16
発明の名称
バッチ式ロータリーキルン
出願人
株式会社島川製作所
代理人
個人
主分類
F27B
7/16 20060101AFI20241121BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約
【課題】バッチ式ロータリーキルンでは、被処理物を取り出す際に、レトルト自体を傾けるとレトルトが長い場合、重い場合は装置自体が大型化するという課題があった。
【解決手段】一端側に原料投入口が設けられ、他端側は塞がれた筒状のレトルトと、
前記レトルトの前記他端側に設けられ、前記レトルトの内壁全周から前記レトルトの中心軸に向かって所定以上の高さを有する端壁と、
前記レトルトの内壁に接続して設けられた順螺旋羽根と、
前記レトルトを外部から加熱する加熱器と、
前記レトルトを回転させる回転装置と、
前記回転装置による前記レトルトの回転方向を制御する制御器とを有するバッチ式ロータリーキルンは、螺旋羽根を逆転するだけで被処理物を取り出すことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一端側に原料投入口が設けられ、他端側は塞がれた筒状のレトルトと、
前記レトルトの前記他端側に設けられ、前記レトルトの内壁全周から前記レトルトの中心軸に向かって所定以上の高さを有する端壁と、
前記レトルトの内壁に接続して設けられた順螺旋羽根と、
前記レトルトを外部から加熱する加熱器と、
前記レトルトを回転させる回転装置と、
前記回転装置による前記レトルトの回転方向を制御する制御器とを有するバッチ式ロータリーキルン。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記順螺旋羽根より前記レトルトの前記中心軸側に前記順螺旋羽根とは巻き方向が逆の逆螺旋羽根が設けられた請求項1に記載されたバッチ式ロータリーキルン。
【請求項3】
前記順螺旋羽根は、2枚以上設けられている請求項2に記載されたバッチ式ロータリーキルン。
【請求項4】
前記逆螺旋羽根は、2枚以上設けられている請求項2に記載されたバッチ式ロータリーキルン。
【請求項5】
前記順螺旋羽根の羽根幅は前記一端側より他端側が狭く、前記逆螺旋羽根の羽根幅は前記一端側より他端側が広い請求項2乃至4の何れか一の請求項に記載されたバッチ式ロータリーキルン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は粒体や粉体の熱処理を施すバッチ式ロータリーキルンに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ロータリーキルンは、レトルトと呼ばれる筒状体の中央部を外部から加熱しつつ回転させ、一端から被処理物を投入し、他端から被処理物を取り出すことで被処理物に熱処理を施す装置である。このように一端から被処理物が投入され、他端から取り出すタイプのものは流動式ロータリーキルンなどと呼ばれる。
【0003】
一方、他端は密閉若しくはそれに近い状態にし、一端から被処理物を投入し、熱処理後、同じく一端から処理後物を取り出すものは、バッチ式ロータリーキルンなどと呼ばれる。バッチ式ロータリーキルンは、内部雰囲気をより高精度に制御することができるといった特徴がある。
【0004】
その反面、バッチ式ロータリーキルンは、他端がほぼ密閉状態にあるので、被処理物は、投入されたのと同じ一端から取り出す必要がある。
【0005】
被処理物の取り出し方法に関して、特許文献1には、内部を真空にできるバッチ式ロータリーキルンが開示されている。これは、レトルト中央部が軸で支えられており、ハンドルを回転させることでレトルト全体が傾き、一端を下にすることで処理物を取り出すことができる。
【0006】
特許文献2には、周知のバーナー直熱バッチ式ロータリーキルンをバーナー側を上にして傾斜して設置し、排気側垂直壁を厚くし、その中にキルン内壁に沿って螺旋状の処理品排出穴を、半周くらいで垂直壁の外面に出るように設け、レトルトを逆回転させることで処理品排出穴から被処理物を取り出す方式が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平02-309181号公報
特開2001-108373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1のように、レトルト自体を傾けて、被処理物を取り出すのは、レトルト自体が短い場合は有効であるが、レトルト自体が長くなったり、重くなってしまうと、現実的ではなくなる。
【0009】
また、特許文献2のように、取り出し側の蓋を分厚くしたり、取り出し側に予め傾けてレトルトを配置させるのは、装置自体の載置バランスが悪くなるといった課題が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、レトルトは、水平に置いたまま被処理物を一端から他端に向かって移送させることができ、また一端側から排出させることができるバッチ式ロータリーキルンを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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