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公開番号
2024127791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2024024187
出願日
2024-02-21
発明の名称
焼成炉
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
F27D
9/00 20060101AFI20240912BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約
【課題】被焼成物を炉内から遠ざけて冷却を行うことで冷却時間を早める。
【解決手段】下方に開口した開口部を有する焼成ユニット40と、焼成ユニット40内で焼成される被焼成物2bを載置する炉床2と、焼成ユニット40内部を加熱する加熱手段11と、炉床2を移動させる駆動手段10と、炉床2を冷却する冷却ファン20とを備え、加熱手段11による被焼成物の加熱動作の終了後に、駆動手段10により焼成ユニット40内から取り出された炉床2および被焼成物を、冷却ファン20による風を当てることで冷却することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下方に開口した開口部を有する焼成ユニットと、
前記焼成ユニット内で焼成される被焼成物を載置する炉床と、
前記焼成ユニット内部を加熱する加熱手段と、
前記炉床を移動させる駆動手段と、
前記炉床を冷却する冷却ファンと
を備え、
前記加熱手段による前記被焼成物の加熱動作の終了後に、前記駆動手段により前記焼成ユニット内から取り出された前記炉床および前記被焼成物を、前記冷却ファンによる風を当てることで冷却することを特徴とする焼成炉。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記冷却ファンは、前記開口部の下方の空間に向けて風を排気するように配置され、
前記冷却ファンから排気される風が、前記空間において下方に向けて排気されるように方向を変更するルーバーを有することを特徴とする請求項1に記載の焼成炉。
【請求項3】
前記風が、前記空間の底面に向けて吹き出すように前記ルーバーが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の焼成炉。
【請求項4】
前記冷却ファンは、前記開口部の下方の空間に向けて風を排気するよう、前記空間の左右にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の焼成炉。
【請求項5】
前記冷却ファン同士が前後にずれて配置されていることを特徴とする請求項4に記載の焼成炉。
【請求項6】
ヒンジを中心として縦開きに回動して前記空間を開閉する扉と、
前記扉をロックするロック手段または扉の開閉を制御するダンパ機構の少なくとも一方と
を有し、
前記冷却ファンのうち装置背面側に配置された第1の冷却ファンは、前記ロック手段または前記ダンパ機構に背面側で対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項5に記載の焼成炉。
【請求項7】
前記駆動手段は、前記炉床を前記開口部から下方に向けて鉛直に移動させたのち、装置前面側に向けてせり出すように下方に移動させ、
前記第1の冷却ファンは、下方に向けて鉛直に移動する前記炉床と装置の幅方向で対向する位置に配置され、前記第1の冷却ファンの他方の冷却ファンである第2の冷却ファンは、装置前面側に向けてせり出すように下方に移動される前記炉床と装置の幅方向で対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項6に記載の焼成炉。
【請求項8】
前記冷却ファンは、前記炉床の移動に追従して移動することを特徴とする請求項1に記載の焼成炉。
【請求項9】
前記冷却ファンは、前記炉床の移動に追従して前記炉床に風を吹き出すように首振り動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の焼成炉。
【請求項10】
前記冷却ファンは前記炉床に固定され、前記炉床とともに前記駆動手段により移動されながら前記炉床および前記被焼成物を冷却することを特徴とする請求項1に記載の焼成炉。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱により対象物の焼結を行う焼成炉、特に補綴物などを焼成する歯科用焼成炉に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、焼成装置において、被焼成物を焼成後に冷却する工程では炉外に出すことなく炉内にて冷却を行うものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3291014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、炉内で被焼成物の冷却を行っているため、冷却を高速で行うことができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の焼成炉は、
下方に開口した開口部を有する焼成ユニットと、
前記焼成ユニット内部で焼成される被焼成物を載置する炉床と、
前記焼成ユニット内部を加熱する加熱手段と、
前記炉床を移動させる駆動手段と、
前記炉床を冷却する冷却ファンと
を備え、
前記加熱手段による前記被焼成物の加熱動作の終了後に、前記駆動手段により前記焼成ユニット内から取り出された前記炉床および前記被焼成物を、前記冷却ファンによる風を当てることで冷却することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、被焼成物を炉内から遠ざけて冷却を行うことで冷却時間を早めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態に係る焼成炉の斜視図
本発明の第1実施形態に係る焼成炉の右断面図
本発明の第1実施形態に係る焼成炉の左断面図
本発明の第2実施形態における概略断面図
本発明の第3実施形態における概略断面図
本発明の第4実施形態における概略断面図
本発明の第1実施形態における冷却ファン説明図
本発明の第1実施形態におけるファンからの気流説明図
本発明の第5実施形態における概略断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る焼成炉の一例である歯科用焼成炉100について、図1から図5を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る歯科用焼成炉100の外観斜視図である。
【0010】
歯科用焼成炉100は図1に示すように、被焼成物を収容して焼成する焼成ユニット40(後述)と、その下方に設けられた冷却空間3を外装カバー101内に有しており、冷却空間3の手前にはヒンジを中心として縦開きに回動して冷却空間3を開閉する安全扉102が設けられている。被焼成物は、冷却空間3と焼成ユニット40との間を昇降可能に設けられた炉床2に載置される。冷却空間3の左右には冷却ファン20が設けられており、焼成後に冷却空間3に炉床2を下降させ、冷却することが可能になっている。なお、図1においては、冷却ファン20を図示するために省略しているが、本実施形態においては、冷却ファン20に対向する位置にルーバーを設けており(図7参照)、詳しくは後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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