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公開番号
2025027329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023132054
出願日
2023-08-14
発明の名称
シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G06F
30/392 20200101AFI20250219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コストの増加を抑制しつつ、精度を向上させる。
【解決手段】一実施形態のシミュレーション方法は、積層構造のレイアウトを、積層構造の形状に基づいて補正することと、補正されたレイアウトの第1特徴量を算出することと、第1特徴量に基づき、補正されたレイアウトに対する研磨工程をシミュレーションすることと、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
積層構造のレイアウトを、前記積層構造の形状に基づいて補正することと、
前記補正されたレイアウトの第1特徴量を算出することと、
前記第1特徴量に基づき、前記補正されたレイアウトに対する研磨工程をシミュレーションすることと、
を備えた、シミュレーション方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記積層構造は、互いに隣り合う第1パターン及び第2パターンを含み、
前記補正することは、
前記第1パターンと前記第2パターンとの間の第1スペースに基づき、第1バイアス量を算出することと、
前記第2パターンの幅を前記第1パターン側に前記第1バイアス量だけ広げることと、
を含む、
請求項1記載のシミュレーション方法。
【請求項3】
前記補正することは、前記第1パターンの幅を前記第2パターン側に前記第1バイアス量だけ広げることを更に含む、
請求項2記載のシミュレーション方法。
【請求項4】
前記積層構造は、第3幅を有し、前記第2パターンに対して前記第1パターンと反対側に位置し、前記第2パターンと隣り合う第3パターンを更に含み、
前記補正することは、前記レイアウトを、前記第1スペース、及び前記第2パターンと前記第3パターンとの間の第2スペースに基づいて補正することを含む、
請求項2記載のシミュレーション方法。
【請求項5】
前記補正することは、
前記第1スペースに基づき、第1バイアス量を算出することと、
前記第2パターンの幅を前記第1パターン側に前記第1バイアス量だけ広げることと、
前記第2スペースに基づき、第2バイアス量を算出することと、
前記第2パターンの幅を前記第3パターン側に前記第2バイアス量だけ広げることと、
を含む、
請求項4記載のシミュレーション方法。
【請求項6】
前記補正することは、
前記第1パターンの幅を前記第2パターン側に前記第1バイアス量だけ広げることと、
前記第3パターンの幅を前記第2パターン側に前記第2バイアス量だけ広げることと、
を更に含む、
請求項5記載のシミュレーション方法。
【請求項7】
前記第1特徴量は、前記レイアウトに含まれるパターンの面積率、幅、及び周囲長を含む、
請求項1記載のシミュレーション方法。
【請求項8】
前記シミュレーションすることは、
前記第1特徴量に基づき、前記補正されたレイアウトに対する第1研磨工程をシミュレーションすることと、
前記第1バイアス量、前記第1研磨工程における前記積層構造の研磨量、及び前記第2パターンに関するサイドウォール角に基づいて、第2バイアス量を算出することと、
前記第1パターン側に広げる前記第2パターンの幅を前記第1バイアス量から前記第2バイアス量に補正することと、
前記第1研磨工程のシミュレーション後に補正されたレイアウトの第2特徴量を算出することと、
前記第2特徴量に基づき、前記第1研磨工程のシミュレーション後に補正されたレイアウトに対する第2研磨工程をシミュレーションすることと、
を含む、
請求項2記載のシミュレーション方法。
【請求項9】
前記第2バイアス量は、前記第1バイアス量より小さい、
請求項8記載のシミュレーション方法。
【請求項10】
前記第2バイアス量は、前記第1バイアス量より大きい、
請求項8記載のシミュレーション方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置の製造工程をシミュレーションする技術が知られている。シミュレーション処理により、半導体装置の製造過程におけるパターンのレイアウトを予測することができる。一方、半導体装置の高集積化に伴い、シミュレーション処理に要するコストは、増大している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-103634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コストの増加を抑制しつつ、精度を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様のシミュレーション方法は、積層構造のレイアウトを、上記積層構造の形状に基づいて補正することと、上記補正されたレイアウトの第1特徴量を算出することと、上記第1特徴量に基づき、上記補正されたレイアウトに対する研磨工程をシミュレーションすることと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係るシミュレーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
第1実施形態に係るシミュレーション装置の機能構成の一例を示すブロック図。
第1実施形態に係るシミュレーション装置に記憶されるレイアウトデータのデータ構造の一例を示す図。
第1実施形態に係るシミュレーション装置に記憶されるレイアウトデータに対応する積層構造の断面構造の一例を示す、図3のIV-IV線に沿った断面図。
第1実施形態に係るシミュレーション装置に記憶されるルールテーブルの一例を示すダイアグラム。
第1実施形態に係るシミュレーション装置におけるレイアウト補正処理を伴うシミュレーション処理の一例を示すフローチャート。
第1実施形態に係るシミュレーション装置における成膜工程のシミュレーション処理の一例を示す断面図。
第1実施形態に係るシミュレーション装置におけるレイアウト補正処理の一例を示す断面図。
第1実施形態に係るシミュレーション装置における研磨工程のシミュレーション処理の一例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における研磨工程のシミュレーション処理の対象となる積層構造の断面構造の例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置に記憶されるルールテーブルの一例を示すダイアグラム。
第2実施形態に係るシミュレーション装置におけるレイアウト補正処理を伴うシミュレーション処理の一例を示すフローチャート。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における1回目のレイアウト補正処理及び研磨工程シミュレーション処理の第1例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における2回目のレイアウト補正処理及び研磨工程シミュレーション処理の第1例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における3回目のレイアウト補正処理及び研磨工程シミュレーション処理の第1例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における1回目のレイアウト補正処理及び研磨工程シミュレーション処理の第2例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における2回目のレイアウト補正処理及び研磨工程シミュレーション処理の第2例を示す断面図。
第2実施形態に係るシミュレーション装置における3回目のレイアウト補正処理及び研磨工程シミュレーション処理の第2例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。
【0008】
1. 第1実施形態
1.1 シミュレーション装置の構成
1.1.1 ハードウェア構成
図1は、第1実施形態に係るシミュレーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、シミュレーション装置1は、制御部11、ユーザインタフェース12、ストレージ13、ドライブ14、及び記憶媒体15を含む。
【0009】
シミュレーション装置1は、半導体装置の製造工程における積層構造の3次元形状を予測するためのシミュレーション処理を実行するように構成された情報処理装置である。シミュレーション装置によってシミュレーションされる製造工程は、例えば、成膜工程、及び研磨工程を含む。成膜工程は、例えば、CVD(chemical vapor deposition)、ALD(atomic layer deposition)、及びスパッタリング等、任意の成膜手法による成膜工程を含む。研磨工程は、例えば、CMP(chemical mechanical polishing)を含む。シミュレーション装置1は、成膜工程のシミュレーション処理によって得られるパターンのレイアウトデータを補正するように構成される。そして、シミュレーション装置1は、補正後のレイアウトデータに基づいて、研磨工程のシミュレーション処理を実行するように構成される。
【0010】
制御部11は、シミュレーション装置1の各構成要素を全体的に制御する回路である。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を含む。制御部11のROMは、シミュレーション装置1における各種処理で使用されるプログラム等を記憶する。制御部11のCPUは、制御部11のROMに記憶されるプログラムにしたがって、シミュレーション装置1の全体を制御する。制御部11のRAMは、制御部11のCPUの作業領域として使用される。
(【0011】以降は省略されています)
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