TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025027280
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-27
出願番号
2023131954
出願日
2023-08-14
発明の名称
ネットワーク装置及びモデル学習方法
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
H04L
41/16 20220101AFI20250219BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】品質情報を精度良く推定することを可能とするネットワーク装置及びモデル学習方法を提供する。
【解決手段】ネットワークを介して複数のアプリケーション装置のうちの少なくともいずれかから端末装置に対して送信されたパケットのキャプチャ装置における取得状況に基づいて、端末装置と複数のアプリケーション装置との接続状態を示す第1接続状態情報を算出する接続状態算出部と、算出した第1接続状態情報と、ネットワークにおけるパケットの通信状態を示す第1通信状態情報と、端末装置におけるパケットの出力に関する品質を示す第1品質情報とを含む教師データを学習することによって学習モデルを生成するモデル学習部と、を有する。
【選択図】図23
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介して複数のアプリケーション装置のうちの少なくともいずれかから端末装置に対して送信されたパケットのキャプチャ装置における取得状況に基づいて、前記端末装置と前記複数のアプリケーション装置との接続状態を示す第1接続状態情報を算出する接続状態算出部と、
算出した前記第1接続状態情報と、前記ネットワークにおける前記パケットの通信状態を示す第1通信状態情報と、前記端末装置における前記パケットの出力に関する品質を示す第1品質情報とを含む教師データを学習することによって学習モデルを生成するモデル学習部と、を有する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記パケットは、前記複数のアプリケーション装置のうちの少なくともいずれかから前記端末装置に対して配信されて前記端末装置において再生される動画データを構成し、
前記第1品質情報は、前記端末装置における前記動画データについてのQoE(Quality of Experience)を示す情報である、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記パケットは、前記複数のアプリケーション装置のうちの少なくともいずれかから前記端末装置に対して配信されて前記端末装置において再生される動画データを構成し、
前記接続状態算出部は、
前記複数のアプリケーション装置から、前記動画データを構成する前記パケットを前記端末装置に対して最初に送信した第1アプリケーション装置と、所定タイミングにおいて前記動画データを構成する前記パケットを前記端末装置に対して送信した第2アプリケーション装置とを特定し、
特定した前記第1アプリケーション装置のアドレス情報と前記第2アプリケーション装置のアドレス情報との類似度を、前記第1接続状態情報のうちの少なくとも一つとして生成する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記接続状態算出部は、前記複数のアプリケーション装置のうちのいずれかから前記端末装置に対して前記パケットの送信が行われたセッションの数を、前記第1接続状態情報のうちの少なくとも一つとして生成する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記接続状態算出部は、前記セッションのうち、各セッションを用いて送信された単位時間あたりのデータ量が閾値以上であるセッションの数を、前記第1接続状態情報のうちの少なくとも一つとして生成する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項6】
請求項1において、
前記接続状態算出部は、前記複数のアプリケーション装置のうちのいずれかから前記端末装置に対して前記パケットの送信が行われたセッションにおいて、前記パケットの送信が連続して行われた第1時間を、前記第1接続状態情報のうちの少なくとも一つとして生成する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項7】
請求項6において、
前記接続状態算出部は、前記セッションが複数存在する場合、複数存在する前記セッションのそれぞれに対応する前記第1時間から算出された第2時間を、前記第1接続状態情報のうちの少なくとも一つとして生成する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項8】
請求項1において、
前記接続状態算出部は、前記ネットワークを介して前記アプリケーション装置から前記端末装置に対して送信された他のパケットの前記取得状況に基づいて、前記端末装置と前記複数のアプリケーション装置との接続状態を示す第2接続状態情報を算出し、さらに、
算出した前記第2接続状態情報と、前記ネットワークにおける前記他のパケットの通信状態を示す第2通信状態情報との入力に伴って、前記学習モデルから出力される第2品質情報を取得する情報推定部と、
取得した前記第2品質情報を出力する情報出力部と、を有する、
ことを特徴とするネットワーク装置。
【請求項9】
ネットワークを介して複数のアプリケーション装置から端末装置に対して送信されたパケットのキャプチャ装置における取得状況に基づいて、前記端末装置と前記複数のアプリケーション装置との接続状態を示す第1接続状態情報を算出し、
算出した前記第1接続状態情報と、前記ネットワークにおける前記パケットの通信状態を示す第1通信状態情報と、前記端末装置における前記パケットの出力に関する品質を示す第1品質情報とを含む教師データを学習することによって学習モデルを生成する、
ことを特徴とするモデル学習方法。
【請求項10】
請求項9において、さらに、
前記ネットワークを介して前記複数のアプリケーション装置から前記端末装置に対して送信された他のパケットの前記取得状況に基づいて、前記端末装置と前記複数のアプリケーション装置との接続状態を示す第2接続状態情報を算出し、
算出した前記第2接続状態情報と、前記ネットワークにおける前記他のパケットの通信状態を示す第2通信状態情報との入力に伴って、前記学習モデルから出力される第2品質情報を取得し、
取得した前記第2品質情報を出力する、
ことを特徴とするモデル学習方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク装置及びモデル学習方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ネットワークを介して端末装置に動画データを配信する動画配信システム(以下、単に動画配信システムまたは情報処理システムとも呼ぶ)では、例えば、ネットワークにおける遅延時間やパケットロス率等の通信状態を示す情報(以下、通信状態情報とも呼ぶ)と、端末装置における動画データの再生品質や動画データを閲覧する利用者の体感品質を示す情報(以下、品質情報とも呼ぶ)との相関から、品質情報に与える影響が大きいと判断可能な通信状態情報を特定する。そして、動画配信システムでは、例えば、特定した通信状態情報を説明変数として学習することによって、品質情報を推定可能な学習モデル(以下、単に学習モデルとも呼ぶ)を生成する(例えば、特許文献1乃至4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-157004号公報
特開2022-042005号公報
国際公開第2019/004013号
特表2016-500952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記のような動画配信システムでは、例えば、ネットワークにおいて通信状態情報の変化が発生するタイミングと、端末装置において品質情報の変化が発生するタイミングとの間における相関が十分に強くない場合がある。そのため、動画配信システムでは、例えば、上記のような学習モデルを用いる場合であっても、品質情報を精度良く推定することができない場合がある。
【0005】
そこで、一つの側面では、本発明は、品質情報を精度良く推定することを可能とするネットワーク装置及びモデル学習方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施の形態の一態様では、ネットワークを介して複数のアプリケーション装置のうちの少なくともいずれかから端末装置に対して送信されたパケットのキャプチャ装置における取得状況に基づいて、前記端末装置と前記複数のアプリケーション装置との接続状態を示す第1接続状態情報を算出する接続状態算出部と、算出した前記第1接続状態情報と、前記ネットワークにおける前記パケットの通信状態を示す第1通信状態情報と、前記端末装置における前記パケットの出力に関する品質を示す第1品質情報とを含む教師データを学習することによって学習モデルを生成するモデル学習部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面によれば、品質情報を精度良く推定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
図2は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
図3は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
図4は、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能について説明する図である。
図5は、第1の実施の形態における情報処理装置1の機能について説明する図である。
図6は、第1の実施の形態における学習処理の概略を説明するフローチャート図である。
図7は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図8は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図9は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図10は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図11は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図12は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図13は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明するフローチャート図である。
図14は、品質情報132の具体例について説明する図である。
図15は、通信状態情報133の具体例について説明する図である。
図16は、第1の実施の形態における学習処理の詳細について説明する図である。
図17は、接続状態情報134の具体例について説明する図である。
図18は、接続状態情報134の具体例について説明する図である。
図19は、セッション情報135の具体例について説明する図である。
図20は、接続状態情報134の具体例について説明する図である。
図21は、教師データDTの具体例について説明する図である。
図22は、第1の実施の形態における推定処理について説明するフローチャート図である。
図23は、第1の実施の形態における推定処理について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
【0010】
[第1の実施の形態における情報処理システムの構成]
初めに、情報処理システム10の構成について説明を行う。図1及び図2は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
富士通株式会社
グラフ表現
今日
富士通株式会社
画像符号化
今日
富士通株式会社
ネットワーク装置及びモデル学習方法
今日
富士通株式会社
能動学習プログラム、方法、及び装置
6日前
富士通株式会社
サーバ監視システムおよびサーバ監視方法
6日前
富士通株式会社
演算プログラム、演算方法、および情報処理装置
今日
富士通株式会社
プログラム、データ処理方法およびデータ処理装置
今日
富士通株式会社
情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置
今日
富士通株式会社
パイプライン集合生成プログラム、パイプライン集合生成方法及び情報処理装置
今日
個人
環境音制御方法
3か月前
日本無線株式会社
秘匿通信
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
インターホンシステム
6日前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
株式会社奥村組
通信設備
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
22日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
15日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
20日前
オムロン株式会社
通信装置
13日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
21日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
14日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
14日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
2か月前
日本放送協会
無線伝送システム
28日前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
3か月前
株式会社Move
イヤホン
1か月前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
28日前
続きを見る
他の特許を見る