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公開番号
2025026763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-25
出願番号
2023131683
出願日
2023-08-11
発明の名称
カルシウムの摂取促進用液状飲食物及びその製造方法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A23L
33/16 20160101AFI20250217BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】人間が食品から摂取すべき重要な栄養素のうちの一つであるカルシウムを日々確実かつ迅速に摂取できるカルシウムの摂取促進用液状飲食物を提供する。
【解決手段】酢酸に卵殻を漬けて一定時間経過させることで酢酸に卵殻が溶け込んだ状態とするか、一定の割合に希釈した酢酸水溶液に卵殻を漬けて、一定時間経過させることで酢酸に前記卵殻が溶け込んだ状態とすることで、人間が食品から摂取すべき重要な栄養素のうちの一つであるカルシウムを日々確実かつ迅速に摂取できるカルシウムの摂取促進用液状飲食物を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
酢酸に卵殻を漬けて一定時間経過させることで前記酢酸に前記卵殻が溶け込んだ状態としたことを特徴とするカルシウムの摂取促進用液状飲食物。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記酢酸としては、所定割合の酢酸水溶液を含むことを特徴とする請求項1に記載のカルシウムの摂取促進用液状飲食物。
【請求項3】
前記酢酸水溶液を利用するにあたって、食用のお酢を用いることを特徴とする請求項2に記載のカルシウムの摂取促進用液状飲食物。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカルシウムの摂取促進用液状飲食物を含有した蒟蒻ゼリー
【請求項5】
酢酸又は酢酸の水溶液に卵殻を漬ける第1の工程と、
前記酢酸又は酢酸の水溶液に漬けた前記卵殻が固体状から溶け出して液体状になって前記酢酸又は酢酸の水溶液に混ざり合うまで放置する第2の工程と、
前記第2の工程で卵殻が含まれた酢酸又は酢酸の水溶液を攪拌して均一化した状態で保存容器に充填する第3の工程からなるカルシウムの摂取促進用液状飲食物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人間が食品から摂取すべき重要な栄養素のうちの一つであるカルシウムを日々確実かつ迅速に摂取できるカルシウムの摂取促進用液状飲食物及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から人間にとって重要な栄養素の一つとしてカルシウムがあげられる。このカルシウムは、骨や歯などの成分として重要な栄養素であり、カルシウム不足に陥ると骨密度の低下による骨粗鬆症や再石灰化のバランスが崩れて、むし歯になるリスクが上がってしまうので、日々必要量を摂取することが重要である。人間の摂取量の目安としては成人男性で700~800mg、女性で650mgとされている。一日の必要量を牛乳に例えると牛乳は100gあたり110mgのカルシウムを含んでいることから男性では6.5~7杯ほど、女性では6杯分に相当すると言われている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の発明の内容は、牛乳などの乳製品食品を凝縮してその中に含まれるカルシウムを効率的に摂取するものであるが、これを実現するために様々な成分を全て予め規定された所定の割合で添加しなければならず、これを製造するのに多大なコストがかかってしまう。そのため、これを商品化した場合、商品価格に転嫁してコストの高い飲食品となってしまう。
特開2023-091564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年は、人生100年時代といわれるように急速な高齢化が進んでおり、それに従って高齢になっても活動的でいられることがQ・O・L(クオリティー・オブ・ライフ)の観点から当然好ましいとされている。
【0005】
しかしながら、年齢を重ねるに従ってカルシウムの吸収率は自然と低下していき、それに伴い骨密度低下が進んでしまう。骨密度の低下は、骨の強度に直接影響し、転倒した際に骨折してしまったり、食べ物を咀嚼するために重要な歯の強度が低下したり、カルシウム不足で口腔内に細菌が繁殖してしまうことで歯周病の原因になってしまう。歯周病の進行することでやがては歯が抜け落ちてしまって咀嚼機能が急激に低下してしまって食べ物から十分なたんぱく質や食物繊維などを摂取できなくなってしまう。その結果、年齢に応じた健康維持が保たれなくなってしまう。
【0006】
特に、女性の場合には出産や閉経に伴ってカルシウムの吸収率が減ってしまう傾向があり、上述した高齢化によるカルシウムの吸収率の低下とは別に、その時期に応じた適切な量のカルシウムの摂取が必要である。
【0007】
また、牛乳アレルギーを持つ子供にとっては日々のカルシウム摂取のために牛乳を飲むことができず、そのほかの小魚などの魚介類を毎日食することも難しく、カルシウム不足に陥りやすい傾向にある。そして、カルシウムは成長途中の子供にとって特に必要不可欠な栄養であるため、このようなカルシウム摂取不足は成長を阻害する要因になってしまう。
【0008】
また、カルシウムの摂取不足がやがては歯周病を招く要因の1つとなっている。そのため、急速な高齢化社会を迎える近年においては、若い年齢の内からの必要かつ十分な量のカルシウムを持続的に摂取することが重要である。つまり歯周病の発生要因の1つをなくすことで、これに伴う歯根や歯根膜の劣化や破損、更には歯根自体の動揺から抜歯して義歯を装着することに伴う日常的な煩雑さやクオリティー・オブ・ライフの低減を防止したり、抜歯後にインプラントを装着する際の多大なコスト負担を回避したりすることがこれからの高齢化社会において重要であると言える。
【0009】
本発明の目的は、人間が食品から摂取すべき重要な栄養素のうちの一つであるカルシウムを日々確実かつ迅速に摂取できるカルシウムの摂取促進用液状飲食物及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の課題を解決するために、本発明の請求項1に係るカルシウムの摂取促進用液状飲食物は、
酢酸に卵殻を漬けて一定時間経過させることで前記酢酸に前記卵殻が溶け込んだ状態としたことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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