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公開番号2025026524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024211660,2023074949
出願日2024-12-04,2019-02-28
発明の名称通信装置、制御方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 28/16 20090101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線LANの端末が複数のアクセスポイントと協調して通信を行っているか否かを認識すること。
【解決手段】IEEE802.11規格シリーズに準拠する通信装置は、物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する。プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、L-SIGよりも少なくとも後ろに配置されたSignal Fieldと、を含み、Signal Fieldには、通信装置と、通信装置と異なる他の通信装置が協調してデータ送信を行うことを示す情報を含むフィールドが含まれる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
IEEE802.11規格シリーズに準拠する通信装置であって、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段を有し、
前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、前記L-SIGよりも少なくとも後ろに配置されたSignal Fieldと、を含み、
前記Signal Fieldには、前記通信装置と、前記通信装置と異なる他の通信装置が協調してデータ送信を行うことを示す情報を含むフィールドが含まれる、
ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
IEEE802.11規格シリーズに準拠する通信装置であって、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを受信する受信手段を有し、
前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、前記L-SIGよりも少なくとも後ろに配置されたSignal Fieldと、を含み、
前記Signal Fieldには、前記無線フレームを送信した第1の他の通信装置と、前記第1の他の通信装置と異なる第2の他の通信装置が協調してデータ送信を行うことを示す情報を含むフィールドが含まれる、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項3】
前記フィールドは、データを協調して送信する装置が複数であるか単一であるかを示す、1ビットのフィールドである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記フィールドは、データを協調して送信する装置の台数を示す、2ビット以上のフィールドである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記フィールドは、データを送信する物理的な装置の数に応じた情報が含まれる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項6】
前記フィールドは、データを送信する論理的な装置の数に応じた情報が含まれる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項7】
前記フィールドにおける情報に基づいて、複数の他の装置からデータが受信されるか否かを示す情報をユーザに通知するように構成される、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項8】
前記フィールドが複数の他の装置からデータが送信されることを示す場合に、データの送信元の前記複数の他の装置を特定し、前記複数の他の装置から受信するデータの各々のMACヘッダ内の送信者アドレスを確認するように構成される、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項9】
前記通信装置は、前記複数の他の装置から受信するデータの各々のMACヘッダ内の送信者アドレスを確認して前記複数の他の装置の情報を取得し、前記複数の他の装置の前記情報を確認した場合に、前記複数の他の装置から受信するデータの各々に対して確認応答を送信するように構成される、ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記通信装置は、一部の装置からの無線品質が劣化している場合に、当該一部の装置を、協調してデータを送信する複数の他の装置から除くよう前記複数の他の装置のいずれかに通知するように構成される、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線LANにおける通信制御技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年の通信されるデータ量の増加に伴い、無線LAN(Local Area Network)等の通信技術の開発が進められている。無線LANの主要な通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格シリーズが知られている。IEEE802.11規格シリーズには、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax等の規格が含まれる。例えば、最新規格のIEEE802.11axでは、OFDMA(直交周波数多元接続)を用いて、最大9.6ギガビット毎秒(Gbps)という高いピークスループットに加え、混雑状況下での通信速度を向上させる技術が規格化されている(特許文献1参照)。
【0003】
一方、さらなるスループット向上のために、IEEE802.11axの後継規格として、IEEE802.11EHT(Extremely High Throughput)と呼ばれるStudy Groupが結成されている。EHTでは、スループット向上を達成するために、複数の空間的に分散して配置されたアクセスポイント(AP)に対して単一のSTA(Station)向けの送信データを割り振り、これらが協調してそのデータをSTAへ送信することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-050133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
STAが単一のAPからフレームを受信しているか複数のAPからフレームを受信しているかを認識することが有用でありうる。一方、従来の規格においては、STAが単一のAPと通信を行うことが想定されており、複数のAPと協調して通信を行うことは想定されていない。このため、STAが複数のAPから協調してフレームが送信されてきていることを認識するための仕組みも存在していない。
【0006】
本発明は、無線LANの端末が複数のアクセスポイントと協調して通信を行っているか否かを認識可能とする技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様による通信装置は、IEEE802.11規格シリーズに準拠する通信装置であって、物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段を有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、前記L-SIGよりも少なくとも後ろに配置されたSignal Fieldと、を含み、前記Signal Fieldには、前記通信装置と、前記通信装置と異なる他の通信装置が協調してデータ送信を行うことを示す情報を含むフィールドが含まれる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、無線LANの端末が複数のアクセスポイントと協調して通信を行っているか否かを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ネットワークの構成例を示す図である。
APの機能構成例を示す図である。
APのハードウェア構成例を示す図である。
APにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
ネットワークにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
EHT SU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
EHT ER PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
EHT MU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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