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公開番号
2025026239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023188383
出願日
2023-11-02
発明の名称
差分認識方法および差分認識システム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】最新の進捗状況を正しく認識することのできる差分認識方法および差分認識システムを提供する。
【解決手段】差分認識システム10は、建設工事の現場における進捗である差分に基づいて最新の進捗状況を認識する。差分認識システム10は、第1時点の第1状態を撮影した第1撮影データと第1時点よりも後の第2時点の第2状態を撮影した第2撮影データとを取得するデータ管理部31と、第1撮影データと第2撮影データとに基づいて、第1状態と第2状態との間において新たに設置された建築要素を差分として認識する差分認識部としての工程判定部33と、を備える。工程判定部33は、認識した差分に基づいて、最新の進捗状況を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建設工事の現場における進捗である差分を認識する差分認識方法であって、
第1時点の第1状態を撮影した第1撮影データを取得する第1状態取得ステップと、
前記第1時点よりも後の第2時点の第2状態を撮影した第2撮影データを取得する第2状態取得ステップと、
前記第1撮影データと前記第2撮影データとに基づいて、前記第1状態から前記第2状態への変化に応じた差分を認識する差分認識ステップと、を有する
差分認識方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データと前記第2撮影データとの前後関係を入れ替えた場合における差分の認識確率の変化を取得し、前記認識確率の変化に応じて、差分として手戻りを認識する
請求項1に記載の差分認識方法。
【請求項3】
前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データに含まれている要素が前記第2撮影データにおいて撤去されていると判断される場合に、差分として手戻りを認識する
請求項1に記載の差分認識方法。
【請求項4】
前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データから前記第2撮影データへの工程の変化と、事前に準備した工程の時系列順と、を比較して手戻りを認識する
請求項1に記載の差分認識方法。
【請求項5】
前記差分認識ステップでは、差分を学習したモデルを用いて差分を認識する
請求項1~4のいずれか一項に記載の差分認識方法。
【請求項6】
前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データと前記第2撮影データとの間における変化部分を抽出してから前記モデルを用いて差分を認識する
請求項5に記載の差分認識方法。
【請求項7】
前記モデルの学習において、前記差分を示すラベルを付与する
請求項5に記載の差分認識方法。
【請求項8】
前記モデルの学習において、前記差分を示す領域を区別した撮影データを付与する
請求項5に記載の差分認識方法。
【請求項9】
前記差分認識ステップにおいて、前記差分を分類する
請求項1~4のいずれか一項に記載の差分認識方法。
【請求項10】
前記第1時点と前記第2時点との間に中間時点があり、前記第1撮影データと前記第2撮影データとに基づいて、前記第1時点と前記中間時点との差分を認識する
請求項1~4のいずれか一項に記載の差分認識方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建設工事の工事現場における進捗である差分を認識する差分認識方法および差分認識システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
建設現場における工事の進捗状況の管理は、工事管理者が現場を巡視して予定通りに進捗しているかを確認する、あるいは、工事管理者が各工種の担当者に依頼して、依頼された担当者が進捗状況を日々報告してもらう形で行うことが一般的である。また、特許文献1には、進捗状況を判定するシステムとして、現状の建設現場を撮影した画像(現状画像)に基づいて工事の進捗状況を判定するシステムが開示されている。特許文献1では、過去の建設現場を撮影した画像(過去画像)から画像に含まれる建築要素の画像特徴量を算出し、算出した画像特徴量に基づいて教師データを生成している。そして、現状画像における画像特徴量と教師データとを用いて工事の進捗状況を判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-107443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、工事現場の進捗状況は、各現場で画一的なものではない。また、場合によっては手戻りによる進捗状況の変化も発生し得る。そのため、特許文献1の技術では、最新の進捗状況を正しく認識できない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する差分認識方法は、建設工事の現場における進捗である差分を認識する差分認識方法であって、第1時点の第1状態を撮影した第1撮影データを取得する第1状態取得ステップと、前記第1時点よりも後の第2時点の第2状態を撮影した第2撮影データを取得する第2状態取得ステップと、前記第1撮影データと前記第2撮影データとに基づいて、前記第1状態から前記第2状態への変化に応じた差分を認識する差分認識ステップと、を有する。
【0006】
上記課題を解決する差分認識システムは、建設工事の現場における進捗である差分を認識する差分認識システムであって、第1時点の第1状態を撮影した第1撮影データと前記第1時点よりも後の第2時点の第2状態を撮影した第2撮影データとを取得するデータ管理部と、前記第1撮影データと前記第2撮影データとに基づいて、前記第1状態と前記第2状態との間における差分を認識する差分認識部と、を備える。
【0007】
上記構成によれば、時系列に並んだ第1画像データと第2画像データとに基づいて工事現場における進捗が認識されることで、手戻りを含めた最新の進捗状況を正しく認識することが可能となる。
【0008】
上記構成の差分認識方法において、前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データと前記第2撮影データとの前後関係を入れ替えた場合における差分の認識確率の変化を取得し、前記認識確率の変化に応じて、差分として手戻りを認識してもよい。このように第1撮影データと第2撮影データとの前後関係を入れ替えた場合における差分の認識確率の変化に応じて手戻りを認識することが可能である。
【0009】
上記構成の差分認識方法において、前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データに含まれている要素が前記第2撮影データにおいて撤去されていると判断される場合に、差分として手戻りを認識してもよい。このように、第1撮影データに含まれている要素が第2撮影データに存在せず、撤去されていると判断される場合に、手戻りを認識することが可能である。
【0010】
上記構成の差分認識方法において、前記差分認識ステップでは、前記第1撮影データから前記第2撮影データへの工程の変化と、事前に準備した工程の時系列順と、を比較して手戻りを認識してもよい。このように、事前に準備した建設工事の工程と第1撮影データから第2撮影データへの工程の変化とを比較することにより手戻りを認識することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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