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公開番号2025027252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-27
出願番号2023131901
出願日2023-08-14
発明の名称点検管理システム及び点検管理方法
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250219BHJP(計算;計数)
要約【課題】機械の点検に関わる複数の担当者の作業を効率化する。
【解決手段】点検管理システムは、制御部15と、機械の点検項目を記憶した点検情報記憶部25と、現場での機械の点検履歴を記憶した現場情報記憶部22と、を備え、制御部15が、現場に設置された識別コードを用いて指定した機械の識別情報を、点検者が用いる点検者端末から取得し、取得した機械の識別情報に対応する点検項目を点検情報記憶部25から取得して点検者端末に表示させ、機械を点検した点検結果を点検者端末から取得して現場情報記憶部22に記録し、承認対象の機械の点検結果を現場情報記憶部22から取得し、管理者が用いる管理者端末に表示させ、承認結果を管理者端末から取得して点検履歴を更新する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
現場で用いる機械の点検を管理する点検管理システムであって、
制御部と、
機械の点検項目のマスターデータである点検マスタを記憶する点検マスタ記憶部と、
点検に関わる点検担当者により点検項目の変更が可能である点検管理情報を記憶した点検情報記憶部と、
前記現場での前記機械の点検履歴を記憶した現場情報記憶部と、を備え、
前記制御部が、
前記点検マスタが更新された場合に、前記点検管理情報のうち、前記点検担当者により変更された変更部分以外の情報を更新し、
前記機械の識別情報を、点検を行う点検者が用いる点検者端末から取得し、
取得した前記機械の識別情報に対応する点検項目を前記点検情報記憶部から取得して前記点検者端末に表示させ、
前記機械を点検した点検結果を前記点検者端末から取得して前記現場情報記憶部に記録し、
承認対象の前記機械の前記点検結果を前記現場情報記憶部から取得し、承認者が用いる承認者端末に表示させ、
承認結果を前記承認者端末から取得して前記点検履歴を更新する、点検管理システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記現場の機械には、前記機械の識別情報を含む識別コードが取り付けられ、
前記点検者端末は、前記識別コードを読み取って前記機械の識別情報を前記制御部に送信する、請求項1に記載の点検管理システム。
【請求項3】
点検マスタ記憶部、点検情報記憶部、現場情報記憶部、及び制御部を用いて現場で用いる機械の点検を管理する点検管理方法であって、
前記点検マスタ記憶部は、機械の点検項目のマスターデータである点検マスタを記憶し、
前記点検情報記憶部は、点検に関わる点検担当者により点検項目の変更が可能である点検管理情報を記憶し、
前記現場情報記憶部は、前記現場での前記機械の点検履歴を記憶し、
前記制御部が、
前記点検マスタが更新された場合に、前記点検管理情報のうち、前記点検担当者により変更された変更部分以外の情報を更新し、
前記機械の識別情報を、点検を行う点検者が用いる点検者端末から取得し、
取得した前記機械の識別情報に対応する点検項目を前記点検情報記憶部から取得して前記点検者端末に表示させ、
前記機械を点検した点検結果を前記点検者端末から取得して前記現場情報記憶部に記録し、
承認対象の前記機械の前記点検結果を前記現場情報記憶部から取得し、承認者が用いる承認者端末に表示させ、
承認結果を前記承認者端末から取得して前記点検履歴を更新する、点検管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点検管理システム及び点検管理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建設現場においては点検者により建設機械等の点検が行われている。従来の点検作業において点検者は印刷された点検表に点検結果を記入していた。点検者に点検を依頼する元請会社の管理者は、点検表を回収し、承認印を記した点検表を点検者に再配布していた。
【0003】
このような点検作業の効率化を目的としたシステムが既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、建設機械メーカーあるいはレンタル会社のサービス員が、携帯電話機を用いて点検項目取得画面を表示するとともに、点検項目取得画面に入力した点検結果をセンターサーバに送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-325060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記システムでは、サービス員が携帯電話機を用いて点検結果をセンターサーバに登録することができるものの、点検からその承認までに関わる複数の担当者が各作業を効率的に行うことはできなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様では、点検管理システムを提供する。前記点検管理システムは、現場で用いる機械の点検を管理する点検管理システムであって、制御部と、機械の点検項目のマスターデータである点検マスタを記憶する点検マスタ記憶部と、点検に関わる点検担当者により点検項目の変更が可能である点検管理情報を記憶した点検情報記憶部と、前記現場での前記機械の点検履歴を記憶した現場情報記憶部と、を備え、前記制御部が、前記点検マスタが更新された場合に、前記点検管理情報のうち、前記点検担当者により変更された変更部分以外の情報を更新し、前記機械の識別情報を、点検を行う点検者が用いる点検者端末から取得し、取得した前記機械の識別情報に対応する点検項目を前記点検情報記憶部から取得して前記点検者端末に表示させ、前記機械を点検した点検結果を前記点検者端末から取得して前記現場情報記憶部に記録し、承認対象の前記機械の前記点検結果を前記現場情報記憶部から取得し、承認者が用いる承認者端末に表示させ、承認結果を前記承認者端末から取得して前記点検履歴を更新する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の担当者が機械の点検に関する作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態の点検管理システムの概略図である。
同実施形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
同実施形態のサーバの機能ブロック図である。
同実施形態の点検管理に用いられるデータの構成を示す図である。
同実施形態の点検管理に用いられるデータの構成を示す図である。
同実施形態の点検管理に用いられるデータの構成を示す図である。
同実施形態の機械の点検管理におけるデータフロー図である。
同実施形態の機械の点検管理の手順を示すフローチャートである。
同実施形態の点検結果の承認の手順を示すフローチャートである。
同実施形態の点検者端末に表示される画面図である。
同実施形態の現場管理端末に表示される画面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図11に従って、点検管理システム及び点検管理方法の一実施形態を説明する。本実施形態では、建設現場等の現場全体を管理する請負会社が、点検会社に対し現場での機械の点検を依頼する。機械は、現場で用いられ且つ点検が必要な機械であって、例えば建設機械である。また請負会社は、現場で用いる少なくとも一部の機械について、機械の貸し出しを機械管理会社に依頼する。なお、点検会社及び機械管理会社は、同一の会社であってもよい。また、点検管理システムを利用する請負会社、機械管理会社、及び点検会社はそれぞれ複数であってもよい。
【0010】
図1に示すように、点検管理システム1は、サーバ10、現場管理端末11、機械管理端末12、及び点検者端末13を含む。これらは、インターネット等のネットワーク14を介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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