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公開番号2025025909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131144
出願日2023-08-10
発明の名称検品装置、検査システム、検査システムの制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/393 20060101AFI20250214BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 ユーザは削除された検査ジョブに関連する印刷ジョブをジョブ一覧から探し出し削除しなければならず、ユーザの利便性が低下する。
【解決手段】 印刷ジョブに基づいて記録シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する情報処理装置と、検査ジョブに基づいて前記画像の検査を行う検品装置とで構成された検査システムであって、前記印刷ジョブと前記検査ジョブとを記憶する1または複数の記憶部と、前記記憶部に記憶された第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブを前記記憶部から削除する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブに関連する1または複数の検査ジョブを前記記憶部から削除するよう制御を行うことを特徴とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
印刷ジョブに基づいて記録シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する情報処理装置と、検査ジョブに基づいて前記画像の検査を行う検品装置とで構成された検査システムであって、
前記印刷ジョブと前記検査ジョブとを記憶する1または複数の記憶部と、
前記記憶部に記憶された第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブを前記記憶部から削除する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブに関連する1または複数の検査ジョブを前記記憶部から削除するよう制御を行う
ことを特徴とする検査システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
基準画像を登録するための印刷ジョブを生成する際に、前記基準画像を登録するための印刷ジョブに識別番号を付与する付与手段と、を有し、
前記記憶部は、前記印刷ジョブを記憶する第1記憶部と、前記検査ジョブを記憶する第2記憶部とであり、
前記第1記憶部は、前記付与された識別番号と前記印刷ジョブを対応付けて記憶し、
前記第2記憶部は、前記基準画像を登録するための印刷ジョブにより生成された前記基準画像を用いて、前記画像の検査を実行するための検査ジョブに対して、前記基準画像を登録するための印刷ジョブに付与された識別番号を対応付けて記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
検査を実行した第1の検査ジョブに基づいて、新たな検査を行うための第2の検査ジョブを作成した場合、前記第2記憶部は、前記第2の検査ジョブに対して、前記第1の検査ジョブに付与された識別番号を対応づけて記憶する
ことを特徴とすることを特徴とする請求項2に記載の検査システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブと同様の識別番号を有する印刷ジョブと、前記第1の印刷ジョブと同様の識別番号を有する検査ジョブとを前記記憶部から削除するよう制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の検査システム。
【請求項5】
画面を表示部に表示する表示制御手段を有し、
前記表示制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記第1の印刷ジョブに関連する1または複数のジョブへの削除指示を受け付ける画面を表示し、
前記制御部は、前記画面を介して前記関連する1または複数のジョブへの削除指示を受け付けると、前記削除指示を受け付けたジョブを前記記憶部から削除するよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項6】
前記1または複数のジョブは、前記印刷ジョブと前記検査ジョブとを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の検査システム。
【請求項7】
前記1または複数のジョブの内、前記削除指示を受けないジョブは、前記記憶部から削除されない
ことを特徴とする請求項5に記載の検査システム。
【請求項8】
画面を表示する表示部を有し、
前記表示部に表示された前記第1の印刷ジョブを含む印刷ジョブのジョブ一覧から、前記第1の印刷ジョブへの削除指示を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項9】
前記ジョブ一覧において、関連するジョブが削除されているジョブは、他のジョブと識別可能に表示される
ことを特徴とすることを特徴とする請求項8に記載の検査システム。
【請求項10】
印刷ジョブに基づいて記録シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する情報処理装置と、検査ジョブに基づいて前記画像の検査を行う検品装置とで構成された検査システムの制御方法であって、
前記印刷ジョブを記憶する第1記憶部と、前記検査ジョブを記憶する第2記憶部とを有し、
前記第1記憶部に記憶された第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブを前記第1記憶部から削除する制御ステップと、
を備え、
前記制御ステップでは、前記第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブに関連する1または複数の検査ジョブを前記第2記憶部から削除するよう制御を行う
ことを特徴とする検査システムの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検品装置、検査システム、検査システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷物の検品は人手によって行われてきたが、近年、印刷機の後処理として自動で検品を行う装置が用いられている。このような検品装置では最初に、基準画像データを登録する。次に、入稿画像データを画像形成装置で用紙上に印刷し、用紙上に印刷されたデータを検品装置内部に構成した検品センサで読み取る。検品センサで読み取った画像データと、最初に登録した基準画像データとを比較することで印刷物の異常画像を検出する。以下では、該印刷物の絵柄部分の異常画像を検出する検査を印刷画像検査と呼称する。印刷画像検査では、印刷設定や検査設定を変えて印刷画像検査を実施する際、複数の印刷ジョブや検査ジョブが生成される。このため、多数の印刷画像検査を利用していると、印刷ジョブや検査ジョブが多数作成されて記憶されることで記憶装置の容量を圧迫し、印刷画像検査を利用できなくなることがある。また、セキュリティ上の観点から削除しなければならない印刷ジョブ、検査ジョブが存在する。このような記憶装置の容量の圧迫や情報漏洩を回避するために、ユーザは、印刷ジョブや関連する検査ジョブを1つ1つ選択し削除する必要がある。
【0003】
特許文献1では、記憶された検査ジョブのデータ量が所定量以上になったときに、更新履歴が基準日以前、使用頻度が規定値以下など、所定の条件を満たすと判断した検査ジョブを記憶部から削除する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-49899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の方法では、所定の条件を満たした検査ジョブは削除されるが、関連する印刷ジョブは削除されない。そのため、ユーザは削除された検査ジョブに関連する印刷ジョブをジョブ一覧から探し出し削除しなければならず、ユーザの利便性が低下する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、印刷ジョブに基づいて記録シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する情報処理装置と、検査ジョブに基づいて前記画像の検査を行う検品装置とで構成された検査システムであって、前記印刷ジョブと前記検査ジョブとを記憶する1または複数の記憶部と、前記記憶部に記憶された第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると前記第1の印刷ジョブを前記記憶部から削除する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第1の印刷ジョブに対して削除指示を受け付けると、前記第1の印刷ジョブに関連する1または複数の検査ジョブを前記記憶部から削除するよう制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、印刷ジョブまたは検査ジョブ削除時に、関連づけられた印刷ジョブまたは検査ジョブが連動して削除されるため、ユーザが削除されたジョブと関連するジョブを探し出す作業が不要となり、ジョブ削除時のユーザの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の検査システムの全体構成の一例を示した図
本実施形態における画像形成装置100の内部構成図の一例
本実施形態における印刷ジョブ管理UI画面の一例
本実施形態における印刷ジョブのゴミ箱UI画面の一例
本実施形態における検査ジョブ管理UI画面の一例
本実施形態における検査ジョブのゴミ箱UI画面の一例
本実施形態における検査処理全体のフローチャートの一例
第1の実施形態における印刷ジョブ削除時の処理を示すフローチャートの一例
(a)第1の実施形態における削除ジョブリスト更新画面の一例を示した図(b)削除ジョブリスト更新画面の別例を示した図(c)削除ジョブリスト更新画面の別例を示した図
第2の実施形態における印刷ジョブ削除時の処理を示すフローチャートの一例
(a)第2の実施形態における削除ジョブリスト更新画面の一例を示した図(b)削除ジョブリスト更新画面の別例を示した図(c)削除ジョブリスト更新画面の別例を示した図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。
【0010】
(第1の実施形態)
<システム全体の構成>
図1は、本実施形態を説明する為の検査システムの全体構成図である。本実施形態における検査システムは、画像形成装置100、検品PC110、クライアントPC120、プリンタサーバー130、ネットワーク140、通信ケーブル150で構成される。なお、本実施例では、クライアントPC120及びプリンタサーバー130は、情報処理装置とも呼称する。
(【0011】以降は省略されています)

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