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公開番号
2025025685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130714
出願日
2023-08-10
発明の名称
収納庫
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
31/00 20060101AFI20250214BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】利用者が容易に移動させることができる収納庫を提供する。
【解決手段】収納庫1は、前後方向の第一側に形成された開口部15、及び開口部15の幅方向両外側に設けられた一対の側板12、を有する中空箱状の収納庫本体10と、収納庫本体10の底面に設けられ、床面F上で収納庫本体10を移動可能とする複数のキャスター18と、一対の側板12の各々において、前後方向の第一側の側板端部12sに形成され、側板12の表面12fから幅方向内側に窪み、利用者が収納庫本体10に対して前後方向の第一側から手掛け可能な手掛け凹部35を有する手掛け部30と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前後方向の第一側に形成された開口部、及び前記開口部の幅方向両外側に設けられた一対の側板、を有する中空箱状の収納庫本体と、
前記収納庫本体の底面に設けられ、床面上で前記収納庫本体を移動可能とする複数のキャスターと、
一対の前記側板の各々において、前後方向の第一側の側板端部に形成され、前記側板の表面から幅方向内側に窪み、利用者が前記収納庫本体に対して前後方向の第一側から手掛け可能な手掛け凹部を有する手掛け部と、を備えている
収納庫。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記手掛け部は、少なくとも前記手掛け凹部の前後方向の第一側に、上下方向に直線状に延びる縁部を有している
請求項1に記載の収納庫。
【請求項3】
前記手掛け凹部は、幅方向の外側から見た際に、上下方向を長手方向として延びている
請求項1又は2に記載の収納庫。
【請求項4】
前記手掛け凹部は、前記側板に対して幅方向の内側で、前後方向の第一側に延びる凹部延出部を有している
請求項1又は2に記載の収納庫。
【請求項5】
前記収納庫本体は、前記開口部の幅方向両外側に、上下方向に延びる枠部を有し、
前記枠部は、前後方向の第一側を向く面を有している
請求項1又は2に記載の収納庫。
【請求項6】
前記手掛け部が、前記面から前後方向の第二側に1.5cm以上8.0cm以下の範囲内に形成されている
請求項5に記載の収納庫。
【請求項7】
前記手掛け部は、前記側板から幅方向の外側に突出する第一突出部を有している
請求項1又は2に記載の収納庫。
【請求項8】
前記収納庫本体に設けられ、前記側板から幅方向の外側に突出する第二突出部を有する突出部材をさらに備えている
請求項7に記載の収納庫。
【請求項9】
前記第二突出部は、前記第一突出部よりも、前記幅方向の外側に突出している
請求項8に記載の収納庫。
【請求項10】
前記開口部を開閉可能とする開閉部材をさらに備えている
請求項1又は2に記載の収納庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納庫に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
各種の物品を収納可能な収納庫、キャビネットにおいて、キャスターを介して床面上で移動可能としたものがある。例えば、特許文献1には、キャビネットの下面に配設されたキャスターを備える構成が開示されている。また、特許文献1には、キャビネットの側板の前後方向の中央部に形成された、利用者が手掛け可能な凹部又は孔が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-325637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたような構成では、利用者が手掛け可能な凹部又は孔が、側板の前後方向の中央部に形成されている。すると、キャビネットを移動させようとした際に、キャビネットに隣接して、他のキャビネットや物品、壁等が位置していた場合、利用者は、側板の前後方向の中央部まで手を到達させることができず、キャビネットを移動させることが困難となることがある。
本発明は、利用者が容易に移動させることができる収納庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る収納庫は、前後方向の第一側に形成された開口部、及び前記開口部の幅方向両外側に設けられた一対の側板、を有する中空箱状の収納庫本体と、前記収納庫本体の底面に設けられ、床面上で前記収納庫本体を移動可能とする複数のキャスターと、一対の前記側板の各々において、前後方向の第一側の側板端部に形成され、前記側板の表面から幅方向内側に窪み、利用者が前記収納庫本体に対して前後方向の第一側から手掛け可能な手掛け凹部を有する手掛け部と、を備えている。
本態様によれば、利用者が収納庫本体に対して前後方向の第一側から手掛け可能な手掛け部が、一対の側板の各々において、前後方向の第一側の側板端部に形成されている。このため、収納庫に隣接して、他の収納庫、物品、壁等が位置している場合であっても、利用者の手指を、手掛け部まで到達させやすい。これにより、利用者は、手指を手掛け部に掛けることで、収納庫を容易に移動させることが可能となる。また、手掛け部は、側板の表面から幅方向内側に窪む手掛け凹部を有しているため、手掛け部が側板から幅方向外側に大きく突出することが抑えられる。これにより、収納庫と、収納庫に隣接する他の収納庫、物品、壁等との隙間を小さくし、収納庫が配置される空間を有効利用することができる。
【0006】
(2)上記(1)の態様に係る収納庫において、前記手掛け部は、少なくとも前記手掛け凹部の前後方向の第一側に、上下方向に直線状に延びる縁部を有していることが好ましい。
本態様によれば、手掛け凹部の前後方向の第一側に、上下方向に直線状に延びる縁部が設けられることで、収納庫を前後方向の第一側に引き出す際、利用者は、手指を縁部に掛けて、収納庫を安定して移動させることができる。
【0007】
(3)上記(1)又は(2)の態様に係る収納庫において、前記手掛け凹部は、幅方向の外側から見た際に、上下方向を長手方向として延びていることが好ましい。
本態様によれば、手掛け凹部が、上下方向を長手方向として延びているので、利用者は、前後方向の第一側から第二側に手指を移動させた場合、複数本の指を、容易に手掛け凹部に挿入させることができる。
【0008】
(4)上記(1)から(3)の何れかの態様に係る収納庫において、前記手掛け凹部は、前記側板に対して幅方向の内側で、前後方向の第一側に延びる凹部延出部を有していることが好ましい。
本態様によれば、手掛け凹部が、前後方向の第一側に延びる凹部延出部を有しているので、利用者は、手掛け凹部に挿入した手指の指先を前後方向の第一側に曲げ、凹部延出部に挿入させることで、収納庫を前後方向の第一側に引き出すための力を、効率良く作用させることができる。
【0009】
(5)上記(1)から(4)の何れかの態様に係る収納庫において、前記収納庫本体は、前記開口部の幅方向両外側に、上下方向に延びる枠部を有し、前記枠部は、前後方向の第一側を向く面を有していることが好ましい。
本態様によれば、枠部が、前後方向の第一側を向く面を有しているので、利用者は、人差し指から小指を手掛け凹部に挿入しつつ、親指や手の平を、前後方向の第一側を向く面に押し当てることができる。これにより、収納庫を安定的に保持しながら、収納庫を移動させることができる。また、収納庫を前後方向の第二側に向かって押す際には、利用者は、この面を、手押し面として利用することもできる。
【0010】
(6)上記(5)の態様に係る態様に係る収納庫において、前記手掛け部が、前記面から前後方向の第二側に1.5cm以上8.0cm以下の範囲内に形成されていることが好ましい。
本態様によれば、利用者は、人差し指から小指を手掛け凹部に挿入しつつ、親指や手の平を、前後方向の第一側を向く面に押し当てた状態で、収納庫に力を掛けやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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