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公開番号
2025025662
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130675
出願日
2023-08-10
発明の名称
作業機
出願人
工機ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
B25C
1/04 20060101AFI20250214BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】作業機の利便性を向上させる。
【解決手段】釘打機10は、シリンダ27を含む中空状のケース部と、該ケース部の内部に圧力室26を画定し、該圧力室26内の気体の圧力により下方側に移動することで止具を打撃するピストン部28と、を備える。ピストン部28は、側壁を有するベース部材と、前記側壁とシリンダ27との間に介在するように前記ベース部材に取り付けられるXリング41と、前記側壁とシリンダ27との間に介在し、Xリング41に対して上下方向M1で異なる位置に取り付けられるОリング42と、を有する。Xリング41は、第1基部と、前記第1基部から立設してシリンダ27に接触するリップ部と、を有し、Оリング42は、第2基部を有し、かつ前記第2基部から立設するリップ部を有さない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びる筒形状であり内壁を有するシリンダを含む、中空状のケース部と、
前記シリンダの内部で前記第1方向に移動可能であり、前記ケース部と協働して該ケース部の内部に圧力室を画定するとともに、該圧力室の内部の気体の圧力により前記第1方向の一方側に移動することで止具を打撃するピストン部と、を備え、
前記ピストン部は、前記シリンダの前記内壁に対向する側壁を有するベース部材と、前記側壁と前記内壁との間に介在するように前記ベース部材に取り付けられる第1シール部材と、前記側壁と前記内壁との間に介在するように前記ベース部材に取り付けられるとともに前記第1シール部材に対して前記第1方向で異なる位置に配置される第2シール部材と、を有し、
前記第1シール部材は、前記第1方向と平行な切断面の断面視において、第1基部と、前記第1基部から立設して前記シリンダに接触するリップ部と、を有し、
前記第2シール部材は、前記断面視において、第2基部を有し、かつ、前記第2基部から立設するリップ部を有さない、作業機。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記第1シール部材の前記シリンダに対する当接力は、前記第2シール部材の前記シリンダに対する当接力よりも大きい、請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記第1シール部材の前記シリンダに対する締め代は、前記第2シール部材の前記シリンダに対する締め代よりも大きい、請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記第1シール部材は、前記第2シール部材より前記第1方向の他方側に配置される、請求項1に記載の作業機。
【請求項5】
前記第1シール部材は、機械的強度が前記第2シール部材よりも高い材料からなる、請求項1に記載の作業機。
【請求項6】
前記第2シール部材は、耐寒性が前記第1シール部材よりも高い材料からなる、請求項1に記載の作業機。
【請求項7】
前記第1シール部材の前記断面視において、前記第1シール部材の前記リップ部が前記第1基部から突出する突出方向は、前記シリンダの径方向における外側が前記第1方向の他方側へ向かうように、前記径方向に対して傾斜する、請求項1に記載の作業機。
【請求項8】
前記第1シール部材の前記断面視において、前記第1シール部材の前記リップ部が前記第1基部から突出する突出方向と直交する直交方向における前記リップ部の厚みは、前記第1基部の短径よりも小さい、請求項1に記載の作業機。
【請求項9】
前記第1シール部材の前記断面視において、前記第1シール部材の前記リップ部が前記第1基部から突出する突出方向における前記リップ部の長さは、前記突出方向と直交する直交方向における前記リップ部の厚みと同等である、請求項1に記載の作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釘打機などの作業機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
作業機の一例として、筒形状のシリンダと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記ピストンの下方への移動によって止具を打撃する打撃部と、前記ピストンに設けられたシール部材と、を有する打込機が知られている。
【0003】
上述のような打込機として、例えば、特許文献1には、前記シール部材として、前記ピストンにXリングが設けられた作業機(打込機)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/100943号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に記載された打込機では、ピストンとシリンダの接触面におけるエア漏れを抑制するために、ピストンにシール部材として、Xリングが設けられている。ところが、低温時にはXリングが硬化するため、Xリングのシール性が低下することがある。
【0006】
低温時のXリングのシール性の低下については、Xリングのシリンダ内壁に対する締め代(Xリングの線径に対する圧縮量の割合)を大きくすると改善されるが、その場合、シリンダ内壁に塗布された潤滑剤が掻き出され、常温時に油膜切れが発生する。油膜切れが発生すると、油膜によって高められていたシール性が低下してエア漏れが引き起こされる。
【0007】
エア漏れが発生すると、作業者は、打込み作業を中断してエアを補充する必要があり、その結果、打込機の利便性が損なわれる可能性がある。
【0008】
本発明の目的は、利便性を向上させた作業機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施の形態の作業機は、第1方向に延びる筒形状であり内壁を有するシリンダを含む、中空状のケース部と、前記シリンダの内部で前記第1方向に移動可能であり、前記ケース部と協働して該ケース部の内部に圧力室を画定するとともに、該圧力室の内部の気体の圧力により前記第1方向の一方側に移動することで止具を打撃するピストン部と、を備え、前記ピストン部は、前記シリンダの前記内壁に対向する側壁を有するベース部材と、前記側壁と前記内壁との間に介在するように前記ベース部材に取り付けられる第1シール部材と、前記側壁と前記内壁との間に介在するように前記ベース部材に取り付けられるとともに前記第1シール部材に対して前記第1方向で異なる位置に配置される第2シール部材と、を有し、前記第1シール部材は、前記第1方向と平行な切断面の断面視において、第1基部と、前記第1基部から立設して前記シリンダに接触するリップ部と、を有し、前記第2シール部材は、前記断面視において、第2基部を有し、かつ、前記第2基部から立設するリップ部を有さない。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、作業機の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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