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公開番号2025025334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130012
出願日2023-08-09
発明の名称電極の製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 4/04 20060101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バインダーの移動を抑制できる電極の製造方法を提供する。
【解決手段】活物質及びバインダーを含む電極層を備える電極の製造方法であって、集電体と、前記集電体の第1面に配置され且つ貫通孔を有する前記電極層と、を有するワークを準備する、準備工程と、前記準備工程後、前記電極層を乾燥する、乾燥工程と、を有する、電極の製造方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
活物質及びバインダーを含む電極層を備える電極の製造方法であって、
集電体と、前記集電体の第１面に配置され且つ貫通孔を有する前記電極層と、を有するワークを準備する、準備工程と、
前記準備工程後、前記電極層を乾燥する、乾燥工程と、を有する、電極の製造方法。
続きを表示（約 410 文字）【請求項２】
前記準備工程は、前記集電体に前記貫通孔を設ける第１工程と、前記第１工程後、前記集電体の前記第１面に電極ペーストを塗布することにより、前記貫通孔を有する前記電極層を作成する第２工程と、を有する、請求項１に記載の電極の製造方法。
【請求項３】
前記乾燥工程において、気孔を有する搬送体を用いて前記ワークを搬送しながら、前記搬送体の前記気孔から前記ワークを吸引しながら前記電極層を乾燥させる、請求項１又は２に記載の電極の製造方法。
【請求項４】
活物質及びバインダーを含む電極層を備える電極であって、
前記電極は、集電体と、前記集電体の第１面に配置され且つ貫通孔を有する前記電極層と、を有し、
前記電極層の前記貫通孔の直径は、５５μｍ以上である、電極。
【請求項５】
前記集電体は、直径が５５μｍ以上である前記貫通孔を有する、請求項４に記載の電極。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電極の製造方法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１において開示されるような電極の製造方法に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０２９２５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来技術では、電極体にレーザー照射した後に、電極体を乾燥し、その後電極体を切断している。乾燥条件によっては、電極において、水分が抜けやすい上部へのバインダーの移動が起こり、電極の剥離強度の低下等、電極の性能に影響が出る可能性がある。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、バインダーの移動を抑制できる電極の製造方法を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の第１実施形態においては、活物質及びバインダーを含む電極層を備える電極の製造方法であって、
集電体と、前記集電体の第１面に配置され且つ貫通孔を有する前記電極層と、を有するワークを準備する、準備工程と、
前記準備工程後、前記電極層を乾燥する、乾燥工程と、を有する、電極の製造方法を提供する。
【０００７】
本開示の第２実施形態においては、第１実施形態において、前記準備工程は、前記集電体に前記貫通孔を設ける第１工程と、前記第１工程後、前記集電体の前記第１面に電極ペーストを塗布することにより、前記貫通孔を有する前記電極層を作成する第２工程と、を有してもよい。
【０００８】
本開示の第３実施形態においては、第１又は第２実施形態において、前記乾燥工程において、気孔を有する搬送体を用いて前記ワークを搬送しながら、前記搬送体の前記気孔から前記ワークを吸引しながら前記電極層を乾燥させてもよい。
【０００９】
本開示の第４実施形態においては、活物質及びバインダーを含む電極層を備える電極であって、
前記電極は、集電体と、前記集電体の第１面に配置され且つ貫通孔を有する前記電極層と、を有し、
前記電極層の前記貫通孔の直径は、５５μｍ以上である、電極を提供する。
【００１０】
本開示の第５実施形態においては、第４実施形態において、前記集電体は、直径が５５μｍ以上である前記貫通孔を有してもよい。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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