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公開番号
2025025206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129779
出願日
2023-08-09
発明の名称
エアモビリティ運航システム、エアモビリティ運航方法、プログラム、及びハブポート
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】エアモビリティ社会において円滑なエアモビリティの運航を実現することが可能なエアモビリティ運航システム、エアモビリティ運航方法、プログラム、及びハブポートを提供する。
【解決手段】複数のポート間を運航するエアモビリティが各ポートにて離着陸する際に、離着陸する前記エアモビリティの識別情報を取得する識別情報取得部と、取得された前記エアモビリティの識別情報に対応付けられた情報である、前記エアモビリティの運航に関するログを示す運航ログ情報を、最新の状態に更新するログ情報更新部と、更新された前記運航ログ情報に基づき、前記複数のポート間を運航する各エアモビリティの運航プランを決定する運航プラン決定部と、を備えるエアモビリティ運航システム。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のポート間を運航するエアモビリティが各ポートにて離着陸する際に、離着陸する前記エアモビリティの識別情報を取得する識別情報取得部と、
取得された前記エアモビリティの識別情報に対応付けられた情報である、前記エアモビリティの運航に関するログを示す運航ログ情報を、最新の状態に更新するログ情報更新部と、
更新された前記運航ログ情報に基づき、前記複数のポート間を運航する各エアモビリティの運航プランを決定する運航プラン決定部と、
を備えるエアモビリティ運航システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記複数のポートは、前記エアモビリティの運航において目的地として利用される第1のポートと、経由地として利用される第2のポートとを含み、
前記運航プラン決定部は、更新された前記運航ログ情報に基づき、前記エアモビリティが前記第1のポートへの運航において前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定し、経由が必要である場合には前記第2のポートを経由するよう前記運航プランを決定する、
請求項1に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項3】
前記運航プラン決定部は、前記運航ログ情報に基づき、前記エアモビリティの目的地である前記第1のポートの空き状況に応じて、前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定する、
請求項2に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項4】
前記運航プラン決定部は、前記運航ログ情報に基づき、次のフライトまでの空き時間に応じて、前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定する、
請求項2に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項5】
前記第1のポートは、前記エアモビリティの離着陸が可能なスペースを有するポートであり、
前記第2のポートは、前記エアモビリティの離着陸、メンテナンス、及び駐機が可能なスペースを有するポートであり、
前記運航プラン決定部は、前記運航ログ情報に基づき、前記エアモビリティのメンテナンスの要否に応じて、前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定する、
請求項2に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項6】
前記メンテナンスは、前記エアモビリティの燃料の補給であり、
前記運航プラン決定部は、前記運航ログ情報に基づき、前記エアモビリティの燃料残量に応じて、前記燃料の補給のために前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定する、
請求項5に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項7】
前記メンテナンスは、前記エアモビリティの整備であり、
前記運航プラン決定部は、前記運航ログ情報に基づき、前記エアモビリティの整備実績に応じて、前記エアモビリティの整備のために前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定する、
請求項5に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項8】
前記識別情報取得部は、前記エアモビリティが各ポートにて離着陸する際に前記エアモビリティのドライバーの識別情報を取得し、
前記ログ情報更新部は、取得された前記ドライバーの識別情報に対応付けられた情報である、前記ドライバーの就業に関するログを示す就業ログ情報を、最新の状態に更新し、
前記運航プラン決定部は、更新された前記運航ログ情報と更新された前記就業ログ情報とに基づき、各エアモビリティの前記運航プランを決定する、
請求項2に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項9】
前記運航プラン決定部は、更新された前記就業ログ情報に基づき、前記ドライバーの就業状況に応じて、前記ドライバーの休憩のために前記第2のポートを経由する必要があるか否かを判定する、
請求項8に記載のエアモビリティ運航システム。
【請求項10】
前記運航プラン決定部は、運航に遅れが生じている前記エアモビリティが存在する場合、1つのポートにおいて複数の前記エアモビリティの離着陸がバッティングしないように前記エアモビリティの離着陸予定時刻を調整する、
請求項1に記載のエアモビリティ運航システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアモビリティ運航システム、エアモビリティ運航方法、プログラム、及びハブポートに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、エアモビリティの実用化に向けた様々な取り組みが進められている。例えば、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft:電動垂直離着陸機)と呼ばれる航空機の開発が進められている。eVTOLは、「空飛ぶクルマ」とも呼ばれており、航空路での物流や人の移動手段としての利用や自動運転による利用などが想定されている。このため、eVTOLの普及により、都市部などでの渋滞の解消や少子高齢化による物流ドライバー不足の解消などが期待されている。
また、エアモビリティが普及したエアモビリティ社会を実現するには、エアモビリティ用のポートを各所に設置する必要がある。このため、エアモビリティの開発だけでなく、エアモビリティ用のポートについても開発が進められている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、エアモビリティが離着陸する際のダウンウォッシュの影響を抑制し、省スペースのポートにおけるエアモビリティの離着陸を安定させることが可能なポートに関する技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、利用者のニーズに応じて様々な機能を付加又は追加して拡張できるポートに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-28989号公報
特開2022-163987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
エアモビリティの普及には、エアモビリティの稼働率を向上することが重要である。エアモビリティの稼働率の向上のために、各所に設置されているポートのキャパシティを上回る機体数のエアモビリティが供給されることが想定される。この場合、エアモビリティの運航を円滑に行うためには、供給されるエアモビリティの機体数に応じた数のポートを設置する必要がある。
しかしながら、例えば都心部においては、ポートを設置可能な場所が限られているため、エアモビリティの機体数の増加に対してポートの設置数が不足し、エアモビリティの円滑な運航に影響を及ぼすおそれがある。そこで、限られたポートを効率的に運用することで、エアモビリティを円滑に運航できるシステムの構築が望まれる。
上記特許文献1及び上記特許文献2には、エアモビリティの離着陸や格納ポートに関する技術は開示されているが、いずれもエアモビリティを円滑に運航できるシステムの構築に寄与できる技術ではなかった。
【0006】
上述の課題を鑑み、本発明の目的は、エアモビリティ社会において円滑なエアモビリティの運航を実現することが可能なエアモビリティ運航システム、エアモビリティ運航方法、プログラム、及びハブポートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係るエアモビリティ運航システムは、複数のポート間を運航するエアモビリティが各ポートにて離着陸する際に、離着陸する前記エアモビリティの識別情報を取得する識別情報取得部と、取得された前記エアモビリティの識別情報に対応付けられた情報である、前記エアモビリティの運航に関するログを示す運航ログ情報を、最新の状態に更新するログ情報更新部と、更新された前記運航ログ情報に基づき、前記複数のポート間を運航する各エアモビリティの運航プランを決定する運航プラン決定部と、を備えるエアモビリティ運航システムである。
【0008】
本発明の一態様に係るエアモビリティ運航方法は、複数のポート間を運航するエアモビリティが各ポートにて離着陸する際に、離着陸する前記エアモビリティの識別情報を取得する識別情報取得過程と、取得された前記エアモビリティの識別情報に対応付けられた情報である、前記エアモビリティの運航に関するログを示す運航ログ情報を、最新の状態に更新するログ情報更新過程と、更新された前記運航ログ情報に基づき、前記複数のポート間を運航する各エアモビリティの運航プランを決定する運航プラン決定過程と、を含むコンピュータにより実行されるエアモビリティ運航方法である。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、複数のポート間を運航するエアモビリティが各ポートにて離着陸する際に、離着陸する前記エアモビリティの識別情報を取得する識別情報取得手段と、取得された前記エアモビリティの識別情報に対応付けられた情報である、前記エアモビリティの運航に関するログを示す運航ログ情報を、最新の状態に更新するログ情報更新手段と、更新された前記運航ログ情報に基づき、前記複数のポート間を運航する各エアモビリティの運航プランを決定する運航プラン決定手段と、として機能させるためのプログラムである。
【0010】
本発明の一態様に係るハブポートは、筐体の外側上部に、エアモビリティが離着陸するためのスペースを有し、筐体の内側に、複数の階層を有する第1の空間と、前記筐体の外側に着陸した前記エアモビリティを前記複数の階層のいずれかへ移動するための設備が設けられた第2の空間とを有し、前記複数の階層の各々は、前記エアモビリティをメンテナンスするためのスペース又は前記エアモビリティを駐機するためのスペースとして用いられる、ハブポートである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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