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公開番号
2025025073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129523
出願日
2023-08-08
発明の名称
コネクタおよびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
12/71 20110101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子カバーをハウジングに対してより強固に固定することができるコネクタおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1は、基板2に実装される絶縁性のハウジング10と、ハウジング10に対して軸線方向Xに沿って取り付けられ、当該ハウジング10の外側で基板2と電気的に接続される端子20と、基板2と端子20との導通接続部位7を覆う端子カバー30と、を備え、端子カバー30は、高さ方向Zの一端部に設けられハウジング10と軸線方向Xに係止されるロック部32と、高さ方向Zの他端部に設けられハウジング10と基板2との間の隙間9に挿入され当該ハウジング10と高さ方向Zに係止される係止部33と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
基板に実装される絶縁性のハウジングと、
前記ハウジングに対して軸線方向に沿って取り付けられ、当該ハウジングの外側で前記基板と電気的に接続される端子と、
前記基板と前記端子との導通接続部位を覆う端子カバーと、
を備え、
前記端子カバーは、前記軸線方向と交差する高さ方向の一端部に設けられ前記ハウジングと前記軸線方向に係止されるロック部と、前記高さ方向の他端部に設けられ前記ハウジングと前記基板との間の隙間に挿入され当該ハウジングと前記高さ方向に係止される係止部と、を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、前記端子が露出する前壁に設けられた開口部を有し、
前記端子カバーは、前記軸線方向に沿って突出し、前記ハウジングの前記開口部に挿入され当該ハウジングと前記軸線方向および前記高さ方向と交差する幅方向に係止される庇部を有する、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ロック部は、前記端子カバーの前記高さ方向の一端部において前記軸線方向および前記高さ方向と交差する幅方向の両端部に一対で設けられ、
前記係止部は、前記端子カバーの前記高さ方向の他端部において前記幅方向の両端部に一対で設けられる、
請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
導電性を有する配索材と、
前記配索材の端末に設けられる相手側コネクタと電気的かつ機械的に接続されるコネクタと、を備え、
前記コネクタは、
基板に実装される絶縁性のハウジングと、
前記ハウジングに対して軸線方向に沿って取り付けられ、当該ハウジングの外側で前記基板と電気的に接続される端子と、
前記基板と前記端子との導通接続部位を覆う端子カバーと、
を備え、
前記端子カバーは、前記軸線方向と交差する高さ方向の一端部に設けられ前記ハウジングと前記軸線方向に係止されるロック部と、前記高さ方向の他端部に設けられ前記ハウジングと前記基板との間の隙間に挿入され当該ハウジングと前記高さ方向に係止される係止部と、を有する、
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタおよびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のコネクタに関する技術として、例えば、特許文献1には、基板に実装されるハウジングと、ハウジングに対して軸線方向に沿って取り付けられ当該ハウジングの外側で基板と電気的に接続される端子と、基板と端子との導通接続部位を覆う端子カバーと、を備えたコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-169345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のコネクタでは、例えば、端子カバーをハウジングに対してより強固に固定する点で、更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、端子カバーをハウジングに対してより強固に固定することができるコネクタおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、基板に実装される絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに対して軸線方向に沿って取り付けられ、当該ハウジングの外側で前記基板と電気的に接続される端子と、前記基板と前記端子との導通接続部位を覆う端子カバーと、を備え、前記端子カバーは、前記軸線方向と交差する高さ方向の一端部に設けられ前記ハウジングと前記軸線方向に係止されるロック部と、前記高さ方向の他端部に設けられ前記ハウジングと前記基板との間の隙間に挿入され当該ハウジングと前記高さ方向に係止される係止部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタおよびワイヤハーネスでは、端子カバーは、高さ方向の一端部に設けられハウジングと軸線方向に係止されるロック部と、高さ方向の他端部に設けられハウジングと基板との間の隙間に挿入され当該ハウジングと高さ方向に係止される係止部と、を有する。この構成により、コネクタおよびワイヤハーネスは、例えば、高さ方向の一端部に設けられたロック部によって端子カバーのハウジングに対する軸線方向への移動を制限することができると共に、高さ方向の他端部に設けられた係止部によって端子カバーのハウジングに対する高さ方向への移動を制限することができる。この結果、コネクタおよびワイヤハーネスは、端子カバーをハウジングに対してより強固に固定することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタが適用されるワイヤハーネスの例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタと接続される電池パックの例示的な斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタの例示的な分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るコネクタの端子カバーの例示的な斜視図である。
図5は、実施形態に係るコネクタの端子カバーの例示的な軸線方向と直交する断面図である。
図6は、実施形態に係るコネクタの端子カバーにおける庇部の近傍の例示的な幅方向と直交する断面図である。
図7は、実施形態に係るコネクタの端子カバーにおけるロック部および係止部の近傍の例示的な幅方向と直交する断面図である。
図8は、実施形態に係るコネクタの端子カバーにおけるロック部および係止部の近傍の例示的な幅方向と直交する断面図であって、端子カバーがハウジングに第1装着方法で装着される場合の説明図である。
図9は、実施形態に係るコネクタの端子カバーにおけるロック部および係止部の近傍の例示的な幅方向と直交する断面図であって、端子カバーがハウジングに第2装着方法で装着される場合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るコネクタ1が適用されるワイヤハーネスWHの斜視図である。図1に示される本実施形態のコネクタ1は、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ1等で当該配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wの端末に設けられる相手側コネクタ3と、基板2に実装され相手側コネクタ3と電気的かつ機械的に接続されるコネクタ1と、を備えている。なお、ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブや、グロメット、電気接続箱、固定具、コネクタなど種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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