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公開番号2025025062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129510
出願日2023-08-08
発明の名称情報処理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが利用した決済サービスの種類に依存することなく、そのユーザに特典を付与するための機会を提供する。
【解決手段】取得部31は、ユーザが利用可能な複数の決済サービスのうちのいずれかをそのユーザが利用して決済を行ったという通知である決済完了通知を、その利用した決済サービスに対応する電子決済サーバ装置20から取得する。登録部33は、取得部31が取得した決済完了通知に基づいて、ユーザにより複数の決済サービスのうちいずれか1つの決済サービスが利用されたと判断される場合には、その複数の決済サービスで共通のスタンプカードにスタンプを登録する。抽選部34は、或るユーザについて登録されたスタンプの数が所定数に到達すると抽選を行う。特典付与部35は、抽選部34による抽選により当選した場合には、ユーザに特典を付与するための処理を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザが利用可能な複数の決済サービスのうちのいずれかを当該ユーザが利用して決済を行った通知を取得する取得部と、
前記通知に基づいて、前記ユーザにより前記複数の決済サービスのうちいずれか１つの決済サービスが利用されたと判断される場合には、前記複数の決済サービスで共通のスタンプカードにスタンプを登録する登録部と、
登録された前記スタンプの数が所定数に到達すると抽選を行う抽選部と、
前記抽選により当選した場合には、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 950 文字）【請求項２】
前記登録部は、ユーザにより利用された決済サービスの種類に応じた外観のスタンプを登録する
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記登録部は、ユーザにより利用された決済サービスの種類に応じて異なる規則に従って前記スタンプを登録する
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記規則は、１回の決済サービスの利用に応じて登録されるスタンプの数、スタンプが登録されるために必要な１回の決済サービスにおける決済金額の下限、又は、或る期間において登録されるスタンプの数の上限に関する規則を含む
ことを特徴とする請求項３記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記抽選部は、ユーザにより利用された決済サービスの種類に応じて異なる規則に従って抽選を行う
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記規則は、前記抽選によって当選する確率又は前記抽選の回数に関する規則を含む
ことを特徴とする請求項５記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記規則は、前記スタンプが所定数に到達してから前記抽選を行うことが可能な期間に関する規則を含む
ことを特徴とする請求項５記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記特典付与部は、前記抽選により当選した場合に、ユーザにより利用された決済サービスの種類に応じて異なる特典を付与するための処理を行う
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記スタンプカードにスタンプが登録されたときに前記ユーザが利用した決済サービスの履歴に基づいて、当該ユーザに推薦する決済サービスを特定し、特定した当該決済サービスに関する情報を前記ユーザに提示する提示部を備える
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記特典付与部は、登録された前記スタンプの数が所定数に到達すると、前記抽選部による抽選を行わずに、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う
ことを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、決済を行ったユーザに特典を付与する機会を提供するための技術に関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
スマートホンやタブレット等のユーザ端末の普及に伴い、そのユーザ端末を用いて電子的な決済を行う決済サービスや、ユーザに特典を付与する特典付与サービスが広く利用されるようになっている。例えば特許文献１には、各店舗で決済を行うたびにその店舗のスタンプカードにスタンプが溜まり、或る店舗のスタンプカードに溜まったスタンプの数が所定数に到達すると、特典を付与する仕組みが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許６９７８５７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
決済サービスの多様化に伴い、１人のユーザが必要に応じて複数の決済サービスを使い分けることがある。このような場合において、決済サービスの種類に依存しない共通のスタンプが溜まるような仕組みにすると、ユーザにとっては便利であると考えられる。
【０００５】
そこで、本発明は、ユーザが利用した決済サービスの種類に依存することなく、そのユーザに特典を付与するための機会を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するため、本発明は、ユーザが利用可能な複数の決済サービスのうちのいずれかを当該ユーザが利用して決済を行った通知を取得する取得部と、前記通知に基づいて、前記ユーザにより前記複数の決済サービスのうちいずれか１つの決済サービスが利用されたと判断される場合には、前記複数の決済サービスで共通のスタンプカードにスタンプを登録する登録部と、登録された前記スタンプの数が所定数に到達すると抽選を行う抽選部と、前記抽選により当選した場合には、前記ユーザに特典を付与するための処理を行う特典付与部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、ユーザが利用した決済サービスの種類に依存することなく、そのユーザに特典を付与するための機会を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に係る情報処理システム１の構成の一例を示すブロック図である。
同実施形態に係るスタンプ管理サーバ装置３０のハードウェア構成を示すブロック図である。
同実施形態に係るスタンプ管理サーバ装置３０の機能構成を示すブロック図である。
同実施形態に係るスタンプ管理サーバ装置３０が記憶するデータの一例を示す図である。
同実施形態に係るスタンプ管理サーバ装置３０が記憶するデータの一例を示す図である。
同実施形態に係るスタンプ管理サーバ装置３０による動作の一例を示すフローチャートである。
同実施形態に係るユーザ端末１０に表示される画像を例示する図である。
本発明の変形例に係るスタンプ管理サーバ装置３０が記憶するデータの一例を示す図である。
本発明の変形例に係るスタンプ管理サーバ装置３０が記憶するデータの一例を示す図である。
本発明の変形例に係るスタンプ管理サーバ装置３０が記憶するデータの一例を示す図である。
本発明の変形例に係るスタンプ管理サーバ装置３０が記憶するデータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［構成］
図１は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム１の一例を示す図である。情報処理システム１は、ユーザが店舗やオンラインショップで商品やサービスを購入する商取引における決済を電子的に行うとともに、その決済に応じてユーザに対してスタンプを付与し、付与したスタンプが所定数に到達すると何らかの特典をユーザに付与するためのシステムである。ここでいう特典とは、ユーザにとって何らかの価値や意味があるものであればどのようなものであってもよく、例えばユーザが金銭の代わりに消費し得るポイントや割引クーポンのほか、各種コンテンツ等の電子データや、試供品等のプレゼントなどであってもよい。
【００１０】
図１に示すように、情報処理システム１は、ユーザによって利用されるユーザ端末１０と、電子決済に関する処理を行う装置として複数（図１では２つ）の決済サービスのそれぞれに対応する電子決済サーバ装置２０と、ユーザに付与するスタンプの管理を行うスタンプ管理サーバ装置３０と、これらを通信可能に接続する無線通信網又は有線通信網を含む通信網２とを備えている。ユーザ端末１０は、例えばスマートホン、ウェアラブル端末又はタブレットなどの、ユーザが携帯可能なコンピュータである。電子決済サーバ装置２０及びスタンプ管理サーバ装置３０はいずれもサーバとして構成されたコンピュータである。電子決済サーバ装置２０及びスタンプ管理サーバ装置３０は図１に示したとおりに別々の装置として構成されていてもよいし、一体の装置として構成されていてもよい。スタンプ管理サーバ装置３０は、本発明の情報処理装置として機能する。各電子決済サーバ装置２０は決済サービスの種類ごとに設けられており、各決済サービスの仕様に従って電子決済に関する処理を行う。なお、図１に示したユーザ端末１０、電子決済サーバ装置２０及びスタンプ管理サーバ装置３０の数はあくまで例示であり、図示した数に限定されない。
（【００１１】以降は省略されています）

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