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公開番号2025023678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023128020
出願日2023-08-04
発明の名称車両用灯具
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F21S 43/249 20180101AFI20250207BHJP(照明)
要約【課題】導光体の異なる位置から入射した光により導光体を発光させたときの発光の均一性を向上させることを可能とした車両用灯具を提供する。
【解決手段】導光体3は、互いに隣り合うもの同士が連結された状態で、互いに同一方向に向けて延在する第1の導光部及び第2の導光部と、第1の導光部の第1の入射部とは反対側に位置する第1の反射部5aと、第2の導光部の第2の入射部とは反対側に位置する第2の反射部5bとを有し、第1の反射部5aは、少なくとも第1の光を導光体3の幅方向に拡散しながら反射する第1の拡散反射面51を含み、第2の反射部5bは、少なくとも第2の光を導光体3の幅方向に拡散しながら反射する第2の拡散反射面52を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1の光を出射する第1の光源と、
前記第1の光源と隣接して配置されて、第2の光を出射する第2の光源と、
前記第1の光源及び前記第2の光源から出射された前記第1の光及び前記第2の光を互いに同一方向に向けて導光させる導光体とを備え、
前記導光体は、互いに隣り合うもの同士が連結された状態で、互いに同一方向に向けて延在する第1の導光部及び第2の導光部と、
前記第1の導光部の前記第1の光源と対向する側に位置して、前記第1の光源から出射された前記第1の光を前記第1の導光部の内部へと入射する第1の入射部と、
前記第2の導光部の前記第2の光源と対向する側に位置して、前記第2の光源から出射された前記第2の光を前記第2の導光部の内部へと入射する第2の入射部と、
前記第1の導光部の前記第1の入射部とは反対側に位置して、前記第1の入射部から入射した前記第1の光を前記第1の導光部の延在方向に向けて反射する第1の反射部と、
前記第2の導光部の前記第2の入射部とは反対側に位置して、前記第2の入射部から入射した前記第2の光を前記第2の導光部の延在方向に向けて反射する第2の反射部とを有し、
前記第1の反射部は、少なくとも前記第1の光を前記導光体の幅方向に拡散しながら反射する第1の拡散反射面を含み、
前記第2の反射部は、少なくとも前記第2の光を前記導光体の幅方向に拡散しながら反射する第2の拡散反射面を含むことを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の拡散反射面は、前記第1の光を前記導光体の厚み方向に拡散しながら反射し、
前記第2の拡散反射面は、前記第2の光を前記導光体の厚み方向に拡散しながら反射することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第1の反射部は、前記第1の拡散反射面に位置して、前記第1の光を前記導光体の幅方向に拡散させるための複数の第1の拡散カットを含み、
前記第2の反射部は、前記第2の拡散反射面に位置して、前記第2の光を前記導光体の幅方向に拡散させるための複数の第2の拡散カットを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記導光体は、前記第1の反射部及び前記第2の反射部から前記第1の導光部及び前記第2の導光部の延在方向に向かって、前記第1の導光部及び前記第2の導光部の一部が湾曲した湾曲部と、
前記湾曲部の湾曲した外周面に位置して、当該外周面に入射した前記第1の光又は前記第2の光を拡散しながら反射する複数の第3の拡散カットとを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記導光体は、前記第1の導光部及び前記第2の導光部の背面側に位置して、前記第1の導光部及び前記第2の導光部の内部で導光される前記第1の光又は前記第2の光を前記第1の導光部及び前記第2の導光部の正面側に向けて反射する第3の反射部と、
前記第1の導光部及び前記第2の導光部の正面側に位置して、前記第3の反射部により反射された前記第1の光又は前記第2の光を前記第1の導光部及び前記第2の導光部の外部へと出射する第1の出射部とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項6】
第3の光を出射する第3の光源と、
前記第3の光源と隣接して配置されて、第4の光を出射する第4の光源とを備え、
前記導光体は、前記第1の導光部の前記第3の光源と対向する側に位置して、前記第3の光源から出射された前記第3の光を前記第1の導光部の内部へと入射する第3の入射部と、
前記第2の導光部の前記第4の光源と対向する側に位置して、前記第4の光源から出射された前記第4の光を前記第2の導光部の内部へと入射する第4の入射部と、
前記第1の導光部の前記第3の入射部とは反対側に位置して、前記第3の入射部から入射した前記第3の光を前記第1の導光部の外部へと出射する第2の出射部と、
前記第2の導光部の前記第4の入射部とは反対側に位置して、前記第4の入射部から入射した前記第4の光を前記第2の導光部の外部へと出射する第3の出射部とを有し、
前記第3の入射部は、前記第1の導光部の前記第1の入射部と前記第3の反射部との間に位置し、
前記第4の入射部は、前記第2の導光部の前記第2の入射部と前記第3の反射部との間に位置することを特徴とする請求項5に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記導光体は、互いに逆向きに湾曲した第1の導光体と第2の導光体との端部同士が連結されることによって、リング状の導光レンズを構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項8】
前記第1の光と前記第2の光とが異なる色光であることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項9】
前記第1の光と前記第3の光とが同じ色光であり、
前記第2の光と前記第4の光とが同じ色光であることを特徴とする請求項6に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、車両に搭載される車両用灯具として、発光ダイオード(LED)などの光源と、導光レンズなどの導光体とを組み合わせたものが知られている。
【0003】
このような車両用灯具では、光源から出射された光を導光体の基端側に設けられた入射部から導光体の内部へと入射し、導光レンズの内部で反射を繰り返しながら、導光レンズの先端側に向けて光を導光させる。また、導光体の背面側に設けられた複数の反射カットで反射された光を導光体の正面側に設けられた出射面から導光体の外部へと出射する。これにより、導光体の出射面をライン状に発光させることが可能となっている。
【0004】
また、下記特許文献1に記載の車両用灯具では、上述した導光体をリング状に形成し、入射部から導光体の内部へと入射した光を一対の反射面により互いに逆向きに反射させながら、導光体の出射面をリング状に発光させることが行われている。
【0005】
また、近年の車両用灯具では、デザインの多様化によって、導光レンズの出射面を色光の異なる光源からの光により相互に切り替えて発光させることが行われている。
【0006】
このような車両用灯具の組み合わせについては、例えば、車両の前端側の両コーナー部に搭載される車両用灯具として、白色発光する車幅灯(ポジションランプ)又は昼間点灯ランプ(DRL)と、橙色発光する方向指示器(ターンランプ)とを組み合わせたものがある。一方、車両の後端側の両コーナー部に搭載される車両用灯具としては、赤色発光する尾灯(テールランプ)又はブレーキランプ(ストップランプ)と、橙色発光する方向指示器(ターンランプ)とを組み合わせたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-64039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上述した色光の異なる光源からの光により導光体をリング状に発光させる場合、色光の異なる光源を別々に配置し、それぞれの光源から出射された光を導光体の異なる位置から入射した後、互いに同一方向に向けて導光させる必要がある。
【0009】
しかしながら、導光体の異なる位置から入射した光は、導光体の異なる位置から出射することになる。したがって、色光の異なる光源から出射された光を導光体の同じ出射面から同じ方向に向けて出射することが困難となる。
【0010】
その結果、色光の異なる光源の点灯を切り替えた際に、導光体の出射面を正面側から見たときの発光の見栄えに差が生じてしまい、違和感が生じることがあった。
(【0011】以降は省略されています)

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