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公開番号
2025029522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-06
出願番号
2023134250
出願日
2023-08-21
発明の名称
ダウンライト
出願人
大光電機株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
F21V
17/10 20060101AFI20250227BHJP(照明)
要約
【課題】天井に設置されたダウンライトであっても、内部のフィルタを交換又は装着する際の作業性を向上できること。
【解決手段】ダウンライト10は、光源部5と、光源部5を内部に収容し、光源部5からの光が通る開口面211を有する器具本体1と、を備える。器具本体1は、開口面211と光源部5との間に配置され光源部5からの光を通すフィルタ6を収納可能な収納空間S1を有する。器具本体1は、開口面211を有する第一部分2と、光源部5が配置され、第一部分2に対して分離可能な第二部分3と、第一部分2と第二部分3とをつなぐレール部4と、を有する。レール部4は、第一部分2に対して第二部分3が離れて収納空間S1が開放する離間位置と、第一部分2に対して第二部分3が近接して収納空間S1が閉じる近接位置と、の間で、第一部分2と第二部分3とを移動可能に保持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源部と、
前記光源部を内部に収容し、前記光源部からの光が通る開口面を有する器具本体と、
を備え、
前記器具本体は、前記開口面と前記光源部との間に配置され前記光源部からの光を通すフィルタを収納可能な収納空間を有し、
前記器具本体は、
前記開口面を有する第一部分と、
前記光源部が配置され、前記第一部分に対して分離可能な第二部分と、
前記第一部分と前記第二部分とをつなぐレール部と、
を有し、
前記レール部は、前記第一部分に対して前記第二部分が離れて前記収納空間が開放する離間位置と、前記第一部分に対して前記第二部分が近接して前記収納空間が閉じる近接位置と、の間で、前記第一部分と前記第二部分とを移動可能に保持する、
ダウンライト。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記第一部分は、
前記開口面を有する枠体と、
前記枠体と前記第二部分との間に配置され、前記収納空間を含む筒状体と、
を有する、
請求項1に記載のダウンライト。
【請求項3】
前記収納空間は、前記フィルタとしてのレンズが収納可能に構成されている、
請求項1又は請求項2に記載のダウンライト。
【請求項4】
前記レール部は、前記第一部分に対し、前記光源部の光軸方向に沿って、前記第二部分を平行移動可能に保持する、
請求項1又は請求項2に記載のダウンライト。
【請求項5】
前記レール部は、下端部が前記第一部分に固定されると共に前記光源部の光軸方向に延びたスリットを含む一対のレール部材を有し、
前記第二部分は、前記スリット内に嵌め込まれると共に前記スリットに沿って移動可能なスライダを有する、
請求項4に記載のダウンライト。
【請求項6】
前記レール部は、前記近接位置及び前記離間位置に対応する位置に形成された係止孔を有し、
前記スライダは、
前記係止孔に係止可能に構成され、前記係止孔に係止されると前記第一部分に対する前記第二部分の移動を規制する係止突起と、
前記係止突起に連動し、押し込むことで前記係止孔に対する前記係止突起の係止状態を解除する押込み部と、
を有する、
請求項5に記載のダウンライト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダウンライトに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来のダウンライトが開示されている。特許文献1に記載のダウンライトは、ボディと、ボディ内に配置された光源と、光源の発光方向に配置されたスプレッドレンズと、ボディの開口端部に取り付けられた円筒状のフードと、を備えている。スプレッドレンズは、フード内に嵌め込まれて保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再表2016/171279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば、特許文献1のダウンライトが天井に取り付けられている状態において、スプレッドレンズ等の内部のフィルタを交換する場合、天井からダウンライトを取り外した後、ボディからフードを取り外したうえで、フィルタを交換する必要がある。
【0005】
この種のダウンライトにおいては、多くの場合、フードは、ボディに対してねじ込みにより固定されている。このため、作業者は、フィルタを交換又は装着する際には、ダウンライトを天井から完全に取り外したうえで、床や作業台の上で、フードの取り外し作業を行う必要がある。また、ダウンライトを天井から取り外すことなく、高所において、ボディからフードを取り外し、フィルタを交換又は装着することも考えられるが、作業者は、フードの落下に細心の注意を図る必要がある。
【0006】
したがって、従来のダウンライトでは、天井に設置された状態において、内部のフィルタを交換又は装着する際、作業性が悪いという問題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、天井に設置された状態であっても、内部のフィルタを交換又は装着する際の作業性を向上できるダウンライトを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る一態様のダウンライトは、光源部と、前記光源部を内部に収容し、前記光源部からの光が通る開口面を有する器具本体と、を備える。前記器具本体は、前記開口面と前記光源部との間に配置され前記光源部からの光を通すフィルタを収納可能な収納空間を有する。前記器具本体は、前記開口面を有する第一部分と、前記光源部が配置され、前記第一部分に対して分離可能な第二部分と、前記第一部分と前記第二部分とをつなぐレール部と、を有する。前記レール部は、前記第一部分に対して前記第二部分が離れて前記収納空間が開放する離間位置と、前記第一部分に対して前記第二部分が近接して前記収納空間が閉じる近接位置と、の間で、前記第一部分と前記第二部分とを移動可能に保持する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る上記態様のダウンライトは、天井に設置された状態であっても、内部のフィルタを交換又は装着する際の作業性を向上できる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るダウンライトの斜視図である。
図2は、実施形態に係るダウンライトのレール部周辺の拡大図であり、第二部分が近接位置にある図である。
図3は、実施形態に係るダウンライトのレール部周辺の拡大図であり、第二部分が近接位置から離間位置に向かって移動する図である。
図4は、実施形態に係るダウンライトのレール部周辺の拡大図であり、第二部分が離間位置にある図である。
図5は、実施形態に係るダウンライトが天井に設置された状態の断面図である。
図6(A)は、実施形態に係るダウンライトを天井から引き下げた状態の断面図である。図6(B)は、実施形態に係るダウンライトを天井から引き下げた状態において、第二部分を離間位置に移動させた断面図である。
図7は、変形例に係るダウンライトのレール部のみの正面図である。
図8(A)~(E)は、更なる変形例に係るダウンライトのレール部のみの正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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