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公開番号2025023264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024211561,2020178103
出願日2024-12-04,2020-10-23
発明の名称コールドプレート及びコールドプレートの製造方法
出願人株式会社フジクラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01L 23/473 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】冷媒の圧力による樹脂カバーの変形を抑制できるコールドプレートの提供。
【解決手段】コールドプレート1は、複数のフィン11が形成された金属プレート10と、複数のフィン11を覆う樹脂カバー20と、を備え、複数のフィン11の少なくとも一つの先端面11aには、粗面化部30(第1の粗面化部30A)が形成され、粗面化部30と樹脂カバー20とが融着されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のフィンが形成された金属プレートと、
前記複数のフィンを覆う樹脂カバーと、を備え、
前記複数のフィンの少なくとも一つの先端面には、粗面化部が形成され、
前記粗面化部と前記樹脂カバーとが融着されている、コールドプレート。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数のフィンを囲う前記金属プレートの周縁部には、第2の粗面化部が形成され、 前記第2の粗面化部と前記樹脂カバーとが融着されている、請求項1に記載のコールドプレート。
【請求項3】
前記樹脂カバーには、前記複数のフィンの先端部が挿入される複数の凹部が形成されている、請求項1または2に記載のコールドプレート。
【請求項4】
前記樹脂カバーには、前記複数の凹部の間に、前記複数のフィンの隙間に挿入される複数の凸部が形成され、
前記複数の凸部の先端面は、前記複数のフィンが延びる長手方向に沿って、前記金属プレートに向かって凸状に湾曲している、請求項3に記載のコールドプレート。
【請求項5】
前記樹脂カバーには、
前記複数のフィンの隙間に連通する冷媒分配流路と、
前記冷媒分配流路に沿って延在すると共に、前記金属プレートに向かって突出した第2の凸部と、が形成され、
前記複数のフィンの少なくとも一つの先端部には、前記第2の凸部と嵌合する第2の凹部が形成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のコールドプレート。
【請求項6】
前記冷媒分配流路は、前記複数のフィンが延びる長手方向における中央部に形成されている、請求項5に記載のコールドプレート。
【請求項7】
複数のフィンが形成された金属プレートと、前記複数のフィンを覆う樹脂カバーと、を備える、コールドプレートの製造方法であって、
前記複数のフィンの少なくとも一つの先端面に、粗面化部を形成する工程と、
前記粗面化部と前記樹脂カバーとを加熱融着する工程と、を有する、コールドプレートの製造方法。
【請求項8】
前記複数のフィンの少なくとも一つの先端面に対する化成処理、あるいは、レーザー照射によって、前記粗面化部を形成する、請求項7に記載のコールドプレートの製造方法。
【請求項9】
前記複数のフィンを囲う前記金属プレートの周縁部に、第2の粗面化部を形成する工程と、
前記第2の粗面化部と前記樹脂カバーとを加熱融着する工程と、を有する、請求項7または8に記載のコールドプレートの製造方法。
【請求項10】
前記粗面化部と前記樹脂カバーとを加熱融着する工程と、前記第2の粗面化部と前記樹脂カバーとを加熱融着する工程と、を同時に行う、請求項9に記載のコールドプレートの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コールドプレート及びコールドプレートの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、複数のフィンが形成された金属プレートと、複数のフィンを覆う金属カバーと、を備え、金属プレートと金属カバーの周縁部が、樹脂による射出成形によって接合されているコールドプレートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6712915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の電子部品高集積化による発熱密度の増大により、コールドプレートの需要拡大が予測され、より低価格なコールドプレートが求められている。このため、従来の金属カバーを、樹脂カバーに変更することが検討されている。しかしながら、樹脂カバーは、金属カバーよりも剛性が低く、コールドプレートの内部を流れる冷媒の圧力が高い場合、膨らむように変形して亀裂などが発生する可能性があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、冷媒の圧力による樹脂カバーの変形を抑制できるコールドプレート及びコールドプレートの製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るコールドプレートは、複数のフィンが形成された金属プレートと、前記複数のフィンを覆う樹脂カバーと、を備え、前記複数のフィンの少なくとも一つの先端面には、粗面化部が形成され、前記粗面化部と前記樹脂カバーとが融着されている。 この構成によれば、金属プレートのフィンの先端面に形成した粗面化部によって、フィンと樹脂カバーとを強固に融着できる。このフィンは、樹脂カバーの周縁部よりも内側から樹脂カバーの変形を抑制する。このため、冷媒の圧力による樹脂カバーの膨らむような変形を抑制できる。
【0007】
上記コールドプレートにおいて、前記複数のフィンを囲う前記金属プレートの周縁部には、第2の粗面化部が形成され、前記第2の粗面化部と前記樹脂カバーとが融着されていてもよい。
【0008】
上記コールドプレートにおいて、前記樹脂カバーには、前記複数のフィンの先端部が挿入される複数の凹部が形成されていてもよい。
【0009】
上記コールドプレートにおいて、前記樹脂カバーには、前記複数の凹部の間に、前記複数のフィンの隙間に挿入される複数の凸部が形成され、前記複数の凸部の先端面は、前記複数のフィンが延びる長手方向に沿って、前記金属プレートに向かって凸状に湾曲していてもよい。
【0010】
上記コールドプレートにおいて、前記樹脂カバーには、前記複数のフィンの隙間に連通する冷媒分配流路と、前記冷媒分配流路に沿って延在すると共に、前記金属プレートに向かって突出した第2の凸部と、が形成され、前記複数のフィンの少なくとも一つの先端部には、前記第2の凸部と嵌合する第2の凹部が形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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