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公開番号2025022773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024109962
出願日2024-07-09
発明の名称化粧料物品
出願人ライオン株式会社
代理人弁理士法人ITOH
主分類A61K 8/81 20060101AFI20250206BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】容器の色味が良く、かつ充填される化粧料組成物における色調変化の抑制効果に優れる化粧料物品の提供。
【解決手段】
(A1)ガラス系抗菌剤、及び(A2)酸化物又は硫化物から選ばれる少なくとも1種の着色剤を含む容器に、化粧料組成物を充填してなる化粧料物品であって、前記容器における前記(A2)の含有量に対する、前記容器における前記(A1)の含有量の質量比[(A1)/(A2)]が、0.014以上0.6以下であり、前記化粧料組成物は、(B)アクリルアミドモノマーを含む高分子、又はアミノアルコールから選ばれる少なくとも1種と、(C)多価アルコール、又は炭素数1~3の1価アルコールから選ばれる少なくとも1種と、を含むことを特徴とする化粧料物品である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A1)ガラス系抗菌剤、及び(A2)酸化物又は硫化物から選ばれる少なくとも1種の着色剤を含む容器に、化粧料組成物を充填してなる化粧料物品であって、
前記容器における前記(A2)の含有量に対する、前記容器における前記(A1)の含有量の質量比[(A1)/(A2)]が、0.014以上0.6以下であり、
前記化粧料組成物は、
(B)アクリルアミドモノマーを含む高分子、又はアミノアルコールから選ばれる少なくとも1種と、
(C)多価アルコール、又は炭素数1~3の1価アルコールから選ばれる少なくとも1種と、を含むことを特徴とする化粧料物品。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記(A1)の含有量は、前記容器の全質量に対して、0.5質量%以上2質量%以下であり、
前記(A2)の含有量は、前記容器の全質量に対して、2.0質量%以上5.0質量%以下である、請求項1に記載の化粧料物品。
【請求項3】
前記(B)の含有量が、前記化粧料組成物の全量に対して、0.01質量%以上1質量%以下であり、
前記(C)の含有量が、前記化粧料組成物の全量に対して、1.0質量%以上15質量%以下である、請求項1又は2に記載の化粧料物品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料物品に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、新型ウイルス感染症流行による衛生意識の向上に伴い、日々の手洗い回数が増加している。手洗いの際に使用される化粧料物品は、手洗い中に触れる機会が多いことから、化粧料物品自体が衛生的であることが要求されている。
【0003】
衛生的な化粧料物品としては、例えば、使用による菌の付着を防止することを目的として、抗菌剤を含むポンプヘッドを備えたポンプディスペンサーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、当該提案を含む従来の化粧料物品は、その容器に抗菌剤が含まれると容器が黄ばみ、容器の色味が不良となる懸念点があった。また、前記提案を含む従来の化粧料物品は、アミノアルコールやアクリルアミドモノマーを含む高分子を含有する組成物を充填すると、当該組成物の色調が継時で変化してしまうといった懸念点があった。
【0004】
したがって、容器の色味が良く、かつ化粧料物品に充填された組成物の色調が継時で変化しない化粧料物品は、未だ提供されておらず、その速やかな開発が強く望まれているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-105536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、容器の色味が良く、かつ充填される化粧料組成物における色調変化の抑制効果に優れる化粧料物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の化粧料物品は、(A1)ガラス系抗菌剤、及び(A2)酸化物又は硫化物から選ばれる少なくとも1種の着色剤を含む容器に、化粧料組成物を充填してなる化粧料物品であって、前記容器における前記(A2)の含有量に対する、前記容器における前記(A1)の含有量の質量比[(A1)/(A2)]が、0.014以上0.6以下であり、前記化粧料組成物は、(B)アクリルアミドモノマーを含む高分子、又はアミノアルコールから選ばれる少なくとも1種と、(C)多価アルコール、又は炭素数1~3の1価アルコールから選ばれる少なくとも1種と、を含む。
【0008】
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。
<1>
(A1)ガラス系抗菌剤、及び(A2)酸化物又は硫化物から選ばれる少なくとも1種の着色剤を含む容器に、化粧料組成物を充填してなる化粧料物品であって、
前記容器における前記(A2)の含有量に対する、前記容器における前記(A1)の含有量の質量比[(A1)/(A2)]が、0.014以上0.6以下であり、
前記化粧料組成物は、
(B)アクリルアミドモノマーを含む高分子、又はアミノアルコールから選ばれる少なくとも1種と、
(C)多価アルコール、又は炭素数1~3の1価アルコールから選ばれる少なくとも1種と、を含むことを特徴とする化粧料物品である。
<2>
前記(A1)の含有量は、前記容器の全質量に対して、0.5質量%以上2質量%以下であり、
前記(A2)の含有量は、前記容器の全質量に対して、2.0質量%以上5.0質量%以下である、前記<1>に記載の化粧料物品である。
<3>
前記(B)の含有量が、前記化粧料組成物の全量に対して、0.01質量%以上1質量%以下であり、
前記(C)の含有量が、前記化粧料組成物の全量に対して、1.0質量%以上15質量%以下である、前記<1>又は前記<2>に記載の化粧料物品である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、容器の色味が良く、かつ充填される化粧料組成物における色調変化の抑制効果に優れる化粧料物品を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(化粧料物品)
本発明の化粧料物品は、(A1)ガラス系抗菌剤、及び(A2)酸化物又は硫化物から選ばれる少なくとも1種の着色剤を含む容器に、化粧料組成物を充填してなる。
なお、本明細書において、(A1)ガラス系抗菌剤は、「(A1)成分」又は「(A1)」、(A2)酸化物又は硫化物から選ばれる少なくとも1種の着色剤は、「(A2)成分」又は「(A2)」と称することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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