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公開番号
2025022223
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126613
出願日
2023-08-02
発明の名称
車両側部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60R
3/00 20060101AFI20250206BHJP(車両一般)
要約
【課題】剛性を向上させ、かつ車両の側突時において衝撃を緩和することが可能な車両側部構造を得る。
【解決手段】ステップ12内に衝撃吸収部材16が設けられることによって、当該ステップ12自体の剛性を向上させると共にステップ12自体で衝撃エネルギを吸収することが可能となる。このため、車両の側突時に、より多くのエネルギを吸収することができる。すなわち、ステップ12全体での剛性を向上させると共に、エネルギ吸収量を向上させることができ、車両の側突時において衝撃を緩和することが可能となる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両側部の下方側において車両前後方向に延在され、内部に空間部が設けられたステップと、
前記空間部内に設けられた衝撃吸収部材と、
を備えた車両側部構造。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記ステップは、
前記衝撃吸収部材よりも車両幅方向の外側で車両上下方向に延在する第1縦壁部と、
前記第1縦壁部の上端から車両幅方向の内側へ向かって延在する第1上壁部と、
前記第1縦壁部の下端から車両幅方向の内側へ向かって延在する第1下壁部と、
を含んで構成されている請求項1に記載の車両側部構造。
【請求項3】
前記衝撃吸収部材は、
車両上下方向に延在する第2縦壁部と、
前記第2縦壁部の上端から車両幅方向に延在する第2上壁部と、
前記第2縦壁部の下端から車両幅方向に延在する第2下壁部と、
前記第2上壁部と前記第2下壁部の間に設けられ、車両幅方向に沿って形成された開口部と、
を含んで構成されている請求項1に記載の車両側部構造。
【請求項4】
前記開口部は、車両上下方向及び車両前後方向に沿って複数のセルによって区画されている請求項3に記載の車両側部構造。
【請求項5】
前記ステップよりも車両幅方向の内側に電池ケースが配設され、
前記ステップは、車両側面視で前記電池ケースを構成する骨格部材とラップして配置されている請求項1に記載の車両側部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両側部構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、車両の乗降時に乗員が踏み板として利用可能な自動車用サイドステップに関する技術が開示されている。この先行技術では、サイドステップ(ステップ)にアルミニウム合金材が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許2002-240747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記先行技術では、ステップが中空状に形成されており、車両の側面衝突時(以下、「車両の側突時」と称する)において剛性が不十分である可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、剛性を向上させ、かつ車両の側突時において衝撃を緩和することが可能な車両側部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る車両側部構造は、車両側部の下方側において車両前後方向に沿って延在され、内部に空間部が設けられたステップと、前記空間部内に設けられた衝撃吸収部材と、を備えている。
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る車両側部構造では、ステップ及び衝撃吸収部を備えている。ステップは、車両側部の下方側において車両前後方向に沿って延在されており、ステップの内部には空間部が設けられている。衝撃吸収部材は、この空間部内に設けられている。
【0008】
このように、本発明では、ステップ内に衝撃吸収部材が設けられることによって、当該ステップ自体の剛性を向上させると共にステップ自体で衝撃エネルギを吸収することが可能となる。このため、車両の側突時に、より多くのエネルギを吸収することができる。すなわち、本発明では、ステップ全体での剛性を向上させると共に、エネルギ吸収量を向上させることが可能となる。
【0009】
請求項2に記載の本発明に係る車両側部構造は、請求項1に記載の車両側部構造において、前記ステップは、前記衝撃吸収部材よりも車両幅方向の外側で車両上下方向に延在する第1縦壁部と、前記第1縦壁部の上端から車両幅方向の内側へ向かって延在する第1上壁部と、前記第1縦壁部の下端から車両幅方向の内側へ向かって延在する第1下壁部と、を含んで構成されている。
【0010】
請求項2に記載の本発明に係る車両側部構造では、ステップは、第1縦壁部、第1上壁部及び第1下壁部を含んで構成されている。第1縦壁部は、衝撃吸収部材よりも車両幅方向の外側で車両上下方向に延在されており、第1上壁部は、第1縦壁部の上端から車両幅方向の内側へ向かって延在され、第1下壁部は、第1縦壁部の下端から車両幅方向の内側へ向かって延在されている。
(【0011】以降は省略されています)
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