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公開番号
2025022197
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126557
出願日
2023-08-02
発明の名称
表示装置
出願人
星和電機株式会社
,
国立大学法人宇都宮大学
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250206BHJP(光学)
要約
【課題】複数の再帰反射体で構成された再帰反射部において非再帰反射部が存在しても、空中像が再帰反射部ではなく光分岐部と視認者との間(特に空中表示位置)に表示されているように視認者に感じさせ易くすることができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、光源10と、再帰反射部20と、光源10から出射される出射光L1を再帰反射部20に向けて反射又は透過し、かつ、再帰反射部20から反射される再帰反射光L2を透過又は反射する光分岐部30と、を備え、空間内に空中像AIを表示する。再帰反射部20は、複数の再帰反射体21~21で構成されており、光分岐部30と空中像AIを視認する視認者Sとの間に、空中像AIと一緒に視認者Sに視認させる範囲に配置される視覚刺激提示物60が設けられる。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
光源と、再帰反射部と、前記光源から出射される出射光を前記再帰反射部に向けて反射又は透過し、かつ、前記再帰反射部から反射される再帰反射光を透過又は反射する光分岐部と、を備え、空間内の空中表示位置に空中像を表示する表示装置であって、
前記再帰反射部は、複数の再帰反射体で構成されており、
前記光分岐部と前記空中像を視認する視認者との間に、前記空中像と一緒に前記視認者に視認させる範囲に配置される視覚刺激提示物が設けられる、ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記視覚刺激提示物は、前記視認者が前記空中像と一緒に視認可能なガイド構成要素を含む、ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の表示装置であって、
前記ガイド構成要素は、構造物及び/又は映像物である、ことを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記視覚刺激提示物は、前記視認者が前記空中像と一緒に視認可能な視認用空中像を含み、
当該表示装置は、前記空間内に前記視認用空中像をさらに表示する、ことを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の表示装置であって、
当該表示装置は、前記光源とは別途設けられた視認用光源をさらに備え、
前記光分岐部は、前記視認用光源から出射される出射光を前記再帰反射部に向けて反射又は透過し、かつ、前記再帰反射部から反射される再帰反射光を透過又は反射する、ことを特徴とする表示装置。
【請求項6】
請求項4に記載の表示装置であって、
当該表示装置は、前記光源とは別途設けられた視認用光源と、前記光分岐部とは別途設けられた視認用光分岐部と、をさらに備え、
前記視認用光分岐部は、前記視認用光源から出射される出射光を前記再帰反射部に向けて透過し、かつ、前記再帰反射部から反射される再帰反射光を反射する、ことを特徴とする表示装置。
【請求項7】
請求項5又は請求項6に記載の表示装置であって、
前記視認用空中像は、所定形状の図形画像である、ことを特徴とする表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載の表示装置であって、
前記図形画像は、前記空中像を囲む枠画像である、ことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
請求項7に記載の表示装置であって、
前記図形画像は、前記空中像を間にした2本の直線画像である、ことを特徴とする表示装置。
【請求項10】
請求項7に記載の表示装置であって、
前記図形画像を点滅表示させる、ことを特徴とする表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、再帰反射を利用して空間内に空中像を表示する表示装置に関する。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
再帰反射を利用して空間内に空中像を表示する空中表示(AIRR:Aerial Imaging by Retro-Reflection)を行う表示装置は従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
すなわち、再帰反射を用いた表示装置は、光源と、再帰反射部と、光源から出射される出射光を再帰反射部に向けて反射又は透過し、かつ、再帰反射部から反射される再帰反射光を透過又は反射する光分岐部と、を備え、空間内に空中像を表示する。
【0004】
このような空中表示を行う表示装置は、近年、通信・放送、エンターテイメント、アート、医療等をはじめとする分野において、環境や空間を利用し、特殊なメガネ等をかけなくても見える画像を空間内に空中表示可能な表示装置として注目されている。
【0005】
また、空中表示を行う表示装置では、離れた場所からでも視認できるように、空中表示を表示サイズの大型化することが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-47440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
大型の表示装置としては、例えば、屋外(例えば道路)に設置されて公共的な情報(例えば道路に関する情報)を提供する表示装置(例えば進入禁止等の標識や注意喚起といった交通情報を表示する交通情報表示装置)が考えられる。
【0008】
大型の表示装置は、再帰反射部として作用する再帰反射体(再帰反射板)のサイズを大きくする必要があるが、次のような不都合がある。
【0009】
すなわち、非再帰反射部を持たないようにサイズを大きくした再帰反射体の作製は、理論上は可能であるが、コストなどを考慮すると現実的でない。
【0010】
図15A及び図15Bは、それぞれ、再帰反射体21の一例及び他の例における非再帰反射部40を示す平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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