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公開番号
2025069569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179364
出願日
2023-10-18
発明の名称
レンズ鏡筒、及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/04 20210101AFI20250423BHJP(光学)
要約
【課題】小型化しつつ、高精度なレンズ保持が可能なレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】撮像装置であって、第1レンズ及び第2レンズと、第1レンズを保持する第1レンズ枠及び第2レンズを保持する第2レンズ枠と、第1レンズ枠を光軸方向に移動可能に支持する第1ガイドバーと、を備え、第1レンズ枠は、第1ガイドバーに係合する第1の穴部及び第2の穴部と、第1の穴部及び第2の穴部の間に形成される開口部とを含むスリーブ部を有し、第2レンズ枠には、第1ガイドバーと係合する第3の穴部が設けられ、第1ガイドバーを第1レンズ枠の第1の穴部及び第2の穴部と第2レンズ枠の第3の穴部に係合させた際、第1ガイドバーにより第1レンズ枠と第2レンズ枠の光軸直交方向の位置決めがされ、且つスリーブ部の開口部内に、第2レンズ枠の第3の穴部が配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1レンズ及び第2レンズと、
前記第1レンズを保持する第1レンズ枠及び前記第2レンズを保持する第2レンズ枠と、
前記第1レンズ枠を光軸方向に移動可能に支持する第1ガイドバーと、を備え、
前記第1レンズ枠は、前記第1ガイドバーに係合する第1の穴部及び第2の穴部と、前記第1の穴部及び前記第2の穴部の間に形成される開口部とを含むスリーブ部を有し、
前記第2レンズ枠には、前記第1ガイドバーと係合する第3の穴部が設けられ、
前記第1ガイドバーを前記第1レンズ枠の前記第1の穴部及び前記第2の穴部と前記第2レンズ枠の前記第3の穴部に係合させた際、前記第1ガイドバーにより前記第1レンズ枠と前記第2レンズ枠の光軸直交方向の位置決めがされ、且つ前記スリーブ部の前記開口部内に、前記第2レンズ枠の前記第3の穴部が配置される、
ことを特徴とするレンズ鏡筒。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1レンズの光軸周りの回転を規制する第2ガイドバーをさらに備え、
前記第1レンズ枠と前記第2レンズ枠は、前記第2ガイドバーにより光軸周りの回転が規制された状態で前記第1ガイドバーにより位置決めされることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記第1レンズの光軸周りの回転を規制する第2ガイドバーをさらに備え、
前記第2レンズ枠には、前記第2ガイドバーと係合する第4の穴部が設けられ、
前記第4の穴部に前記第2ガイドバーを係合させることで、前記第2レンズ枠の光軸周りの回転が規制されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
光軸方向から見た際、前記第1レンズ枠の前記第1の穴部と前記第2の穴部及び前記第2レンズ枠の前記第3の穴部とが重なることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】
前記第1の穴部は、光軸方向で前記スリーブ部の撮像面側に設けられ、
前記第2の穴部は、光軸方向で前記スリーブ部の物体側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記第1レンズの光軸周りの回転を規制する第2ガイドバーをさらに備え、
前記第1ガイドバー及び前記第2ガイドバーを保持する固定枠を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記第2レンズ枠に固定される絞りユニットを有し、
前記第1ガイドバーを前記第1レンズ枠の前記第1の穴部及び前記第2の穴部と前記第2レンズ枠の前記第3の穴部に係合させた際、前記絞りユニットの一部が前記開口部内に入り込むことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
前記第1レンズ枠の位置を検出する光検出器を有し、
前記第1レンズ枠には、前記光検出器からの光を遮る遮光部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項9】
光軸直交方向から見た際、前記遮光部と前記第3の穴部の一部が重なっていることを特徴とする請求項8に記載のレンズ鏡筒。
【請求項10】
撮像素子と、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒、及び撮像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高画質なズームレンズを実現するために、移動可能なズームレンズとフォーカスレンズの他に、光を屈折させて結像性能を補うための固定レンズを備える手段が知られている。また、一般的に、その固定レンズを保持するレンズ枠に、筐体に対して位置決めする穴を設け、一報、その穴を筐体に設けた位置決めボスに係合させることで,固定レンズ枠を位置決めすることがある。
【0003】
しかし、このような位置決め構造の場合、筐体に設けた位置決めボスのスペースが必要となり、鏡筒全体の大きさが、大型化しやすい。一方、高画質化には、固定レンズの中心とズームレンズの中心の相対位置ズレを小さくすることつまり、高精度なレンズ保持をすることが好ましい。しかし、固定レンズ枠が筐体に設けた位置決めボスで位置決めされていると、ガイドバーに係合して位置決めしながら移動可能としたズームレンズとは、位置決め構造が異なるために、上記2つのレンズ同士の中心は、相対位置ズレが生じやすい。
【0004】
特許文献1には、レンズ保持枠が駆動モーターの駆動ヘッド側に繰り込んだ時に、駆動モーターのスクリュー部に取付けた位置検出用パルス板と前記レンズ保持枠が、径方向で重複する構成が開示されている。また、特許文献2には、絞りユニットの外形に切り欠きを設けることで、レンズ駆動モーターヘッド部の一部が、絞りユニットの外形より内側に位置する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-006465号公報
特開2018-180322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された従来技術を、小型化しつつ、高精度なレンズ保持を可能にするレンズ保持構造に適用しようとすると、小型化はできたとしても高精度なレンズ保持をすることが困難となる。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑み、小型化しつつ、高精度なレンズ保持が可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての撮像装置は、第1レンズ及び第2レンズと、前記第1レンズを保持する第1レンズ枠及び前記第2レンズを保持する第2レンズ枠と、前記第1レンズ枠を光軸方向に移動可能に支持する第1ガイドバーと、を備え、前記第1レンズ枠は、前記第1ガイドバーに係合する第1の穴部及び第2の穴部と、前記第1の穴部及び前記第2の穴部の間に形成される開口部とを含むスリーブ部を有し、前記第2レンズ枠には、前記第1ガイドバーと係合する第3の穴部が設けられ、前記第1ガイドバーを前記第1レンズ枠の前記第1の穴部及び前記第2の穴部と前記第2レンズ枠の前記第3の穴部に係合させた際、前記第1ガイドバーにより前記第1レンズ枠と前記第2レンズ枠の光軸直交方向の位置決めがされ、且つ前記スリーブ部の前記開口部内に、前記第2レンズ枠の前記第3の穴部が配置される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型化しつつ、高精度なレンズ保持構造が可能なレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る撮像装置の一例を示す構成図である。
実施形態に係るズームレンズ鏡筒の構成を示す分解斜視図である。
実施形態に係る撮像装置のブロック図である。
実施形態に係る移動レンズ枠と固定レンズ枠の詳細を示す図である。
移動レンズ枠と固定レンズ枠を2つのガイドバーで係合させた詳細図である。
移動レンズ枠のスリーブ部の開口部に、固定レンズ枠の穴部が配置された状態を示す図である。
固定レンズ枠を後側固定枠に対してビスにて締結した様子を示す図である。
移動レンズ枠のズーム位置がWIDE端の位置である状態を示す図である。
移動レンズ枠のズーム位置がTELE端の位置である状態を示す図である。
後固定枠に、2つのガイドバーと、固定レンズ枠、絞りユニット、及び移動レンズ枠を組み込んだ状態で、後固定枠に挿入し固定レンズ枠を締結した様子を示す図である。
図10に示す状態における部分拡大図である。
図10に示す状態から後固定枠を取り外した様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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