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公開番号2025022012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126205
出願日2023-08-02
発明の名称同軸コネクタ装置
出願人日本航空電子工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 24/38 20110101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】インピーダンスマッチングを向上させることができる同軸コネクタ装置を提供する。
【解決手段】同軸コネクタ装置1は、絶縁体を含む外部ハウジング10と、導電体を含むダイカスト部材20と、を備え、外部ハウジング10は、本体部11と、本体部11の+X軸方向側の端面から+X軸方向側に延びた第1延伸部12a、及び、第1延伸部12aの+X軸方向側の端部から+Z軸方向側に延びた第2延伸部12bを含むL字状部12と、を含み、ダイカスト部材20は、本体部21と、本体部21の-X軸方向側の端面から+X軸方向側に延びた第1溝部22a、及び、第1溝部22aの+X軸方向側の端部から+Z軸方向側に延びた第2溝部22bを含むL字状溝22と、を含み、第2延伸部12bの-X軸方向側の面は、第2溝部22bの+X軸方向側に向いた面と接触する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
絶縁体を含む外部ハウジングと、
導電体を含むダイカスト部材と、
を備え、
前記外部ハウジングと前記ダイカスト部材とを軸方向に平行な第１方向に隣接させて接続させた同軸コネクタ装置であって、
前記外部ハウジングは、
第１本体部と、
前記第１本体部の前記第１方向における一方側の端面から前記第１方向における一方側に延びた第１延伸部、及び、前記第１延伸部の前記第１方向における一方側の端部から前記第１方向に直交した第２方向における一方側に延びた第２延伸部を含むＬ字状部と、
を含み、
前記ダイカスト部材は、
第２本体部と、
前記第２本体部の前記第１方向における他方側の端面から前記第１方向における一方側に延びた第１溝部、及び、前記第１溝部の前記第１方向における一方側の端部から前記第２方向における一方側に延びた第２溝部を含むＬ字状溝と、
を含み、
前記第２延伸部の前記第１方向における他方側の面は、前記第２溝部の前記第１方向における一方側を向いた面と接触した、
同軸コネクタ装置。
続きを表示（約 930 文字）【請求項２】
前記Ｌ字状溝は、前記第２本体部の前記第１方向及び前記第２方向に直交した第３方向における一方側の面及び前記第２本体部の前記第３方向における他方側の面の少なくともいずれかの面に形成され、
前記Ｌ字状部は、前記第２本体部の前記第１方向における一方側の面において、前記第３方向における一方側及び前記第３方向における他方側の少なくともいずれかに配置された、
請求項１に記載の同軸コネクタ装置。
【請求項３】
前記Ｌ字状部の前記第２延伸部が前記Ｌ字状溝の前記第１溝部に前記第１方向における一方側に挿入された後に、前記Ｌ字状部の前記第２延伸部が前記Ｌ字状溝の前記第２溝部に前記第２方向における一方側に挿入されるように、前記Ｌ字状溝は、形成された、
請求項２に記載の同軸コネクタ装置。
【請求項４】
前記導電体を含むシールドシェルをさらに備え、
前記シールドシェルは、
前記第２本体部の前記第２方向における一方側の面に配置された第３本体部と、
前記第３本体部に接続したバネ状のバネ部材と、
前記第３本体部の前記第３方向における一方側の端部及び前記第３本体部の前記第３方向における他方側の端部の少なくともいずれかの端部から前記第２方向における他方側に延びたカバー部であって、前記Ｌ字状部を前記第３方向に覆う前記カバー部と、
前記カバー部の端部に設けられ、前記Ｌ字状部の凹部に嵌め込まれる嵌め込み部と、
を含む、
請求項２または３に記載の同軸コネクタ装置。
【請求項５】
前記バネ部材及び前記ダイカスト部材は、グラウンド電位に接続された、
請求項４に記載の同軸コネクタ装置。
【請求項６】
前記導電体を含むコンタクトと、
前記絶縁体を含むハウジングと、
を含むコンタクトユニットをさらに備え、
前記ハウジングにおける軸方向に延びた部分は、前記コンタクトにおける前記軸方向に延びた部分と前記ダイカスト部材との間に配置された、
請求項１または２に記載の同軸コネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、同軸コネクタ装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
車載用の同軸コネクタにおいて、ケーブルが取り付けられたハウジングをコネクタに接続させた場合に、ハウジングの保持力、特に、ケーブルを引っ張った際に、ケーブルが延びる水平方向の保持力は、接続信頼性の観点から高いスペックを要求される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
欧州特許出願公開第３９４４４２８号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
図１６に示すように、例えば、特許文献１に開示のようなコネクタにおいて、ダイカストとハウジングとは、圧入保持構造とされている。しかしながら、このような圧入保持構造は、ハウジングに接続したケーブルを引っ張った場合にハウジングが離脱する構造なので、接続信頼性を向上させることが困難である。
【０００５】
本開示の目的は、このような課題を解決するためになされたものであり、接続信頼性を向上させることができる同軸コネクタ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願開示の観点によれば、同軸コネクタ装置は、絶縁体を含む外部ハウジングと、導電体を含むダイカスト部材と、を備え、前記外部ハウジングと前記ダイカスト部材とを軸方向に平行な第１方向に隣接させて接続させた同軸コネクタ装置であって、前記外部ハウジングは、第１本体部と、前記第１本体部の前記第１方向における一方側の端面から前記第１方向における一方側に延びた第１延伸部、及び、前記第１延伸部の前記第１方向における一方側の端部から前記第１方向に直交した第２方向における一方側に延びた第２延伸部を含むＬ字状部と、を含み、前記ダイカスト部材は、第２本体部と、前記第２本体部の前記第１方向における他方側の端面から前記第１方向における一方側に延びた第１溝部、及び、前記第１溝部の前記第１方向における一方側の端部から前記第２方向における一方側に延びた第２溝部を含むＬ字状溝と、を含み、前記第２延伸部の前記第１方向における他方側の面は、前記第２溝部の前記第１方向における一方側に向いた面と接触している。
【０００７】
上記同軸コネクタ装置では、前記Ｌ字状溝は、前記第２本体部の前記第１方向及び前記第２方向に直交した第３方向における一方側の面及び前記第２本体部の前記第３方向における他方側の面の少なくともいずれかの面に形成され、前記Ｌ字状部は、前記第２本体部の前記第１方向における一方側の面において、前記第３方向における一方側及び前記第３方向における他方側の少なくともいずれかに配置されてもよい。
【０００８】
上記同軸コネクタ装置では、前記Ｌ字状部の前記第２延伸部が前記Ｌ字状溝の前記第１溝部に前記第１方向における一方側に挿入された後に、前記Ｌ字状部の前記第２延伸部が前記Ｌ字状溝の前記第２溝部に前記第２方向における一方側に挿入されるように、前記Ｌ字状溝は、形成されてもよい。
【０００９】
上記同軸コネクタ装置では、前記導電体を含むシールドシェルをさらに備え、前記シールドシェルは、前記第２本体部の前記第２方向における一方側の面に配置された第３本体部と、前記第３本体部に接続したバネ状のバネ部材と、前記第３本体部の前記第３方向における一方側の端部及び前記第３本体部の前記第３方向における他方側の端部の少なくともいずれかの端部から前記第２方向における他方側に延びたカバー部であって、前記Ｌ字状部を前記第３方向に覆う前記カバー部と、前記カバー部の端部に設けられ、前記Ｌ字状部の凹部に嵌め込まれる嵌め込み部と、を含んでもよい。
【００１０】
上記同軸コネクタ装置では、前記バネ部材及び前記ダイカスト部材は、グラウンド電位に接続されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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