TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025021214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124995
出願日2023-07-31
発明の名称トリガー式液体噴出器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B05B 11/00 20230101AFI20250205BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】主ピストンの適切な作動性を確保すること。
【解決手段】容器体Aに装着される噴出器本体2と、噴出孔4が形成されたノズル部3とを備え、噴出器本体は、縦供給筒部10と、弾性部材52によって前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部61を有するトリガー機構60とを備え、トリガー部は、トリガー本体65と、トリガー部の後方への移動に伴って主シリンダ62内を加圧する主ピストン63とを備え、トリガー本体には、主ピストンに形成された第1係止部130に対して係止され、トリガー本体が最前方揺動位置にあるときに主ピストンを最前方位置に位置決めする第2係止部131が形成され、トリガー本体には、第1係止部及び第2係止部のうちの少なくともいずれか一方が前方に向けて変形したときに主ピストンの前方に向けた変位を規制する規制部114が形成されているトリガー式液体噴出器1を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
前記噴出器本体に装着され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部と、を備え、
前記噴出器本体は、
前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
弾性部材によって前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、
前記トリガー部は、
上方から下方に向かうに従い前方に傾斜するように延びるトリガー本体と、
前記トリガー部の後方への移動に伴って主シリンダ内を加圧して、主シリンダ内の液体を前記縦供給筒部内に供給すると共に、前記トリガー部の前方に向けた復元移動に伴って前記主シリンダ内を減圧して、前記容器体内の液体を前記縦供給筒部内に吸い上げ、且つ前記主シリンダ内に導入する主ピストンと、を備え、
前記トリガー本体には、前記主ピストンに形成された第1係止部に対して係止され、前記トリガー本体と前記主ピストンとを一体に組み合わせると共に、前記トリガー本体が最前方揺動位置にあるときに前記主ピストンを最前方位置に位置決めする第2係止部が形成され、
前記トリガー本体のうち前記主ピストンの前方に位置する部分には、前記第1係止部及び前記第2係止部のうちの少なくともいずれか一方が前方に向けて変形したときに、前記主ピストンの前方に向けた変位を規制する規制部が形成されていることを特徴とするトリガー式液体噴出器。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記規制部のうち、前記主ピストンの前端面よりも前方に位置する部分には、前記トリガー本体が最前方揺動位置から最後方揺動位置に至る間に、前記主ピストンの前端面に対して前方から対向する規制面が形成されている、トリガー式液体噴出器。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記第1係止部は、前記主ピストンを左右方向に貫通する貫通孔を含み、
前記第2係止部は、前記トリガー本体から左右方向に沿って突出すると共に、前記貫通孔内に挿入された状態で、前記貫通孔に係止する一対の係止凸部を含み、
前記規制部は、一対の前記係止凸部が前方に向けて変形したときに、前記主ピストンの前方に向けた変位を規制する、トリガー式液体噴出器。
【請求項4】
請求項3に記載のトリガー式液体噴出器において、
前記トリガー本体には、一対の前記係止凸部と前記トリガー本体との連結部分から前方に沿って延びる補強リブが形成されている、トリガー式液体噴出器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
トリガー部の操作によって容器体内から液体を吸い上げ、噴出孔を通じて液体を噴出するトリガー式液体噴出器が知られている。
この種のトリガー式液体噴出器として、例えば下記特許文献1に示されるように、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、液体を前方に向けて噴出する噴出孔が形成されたノズル部と、を備えたトリガー式液体噴出器が知られている。
【0003】
噴出器本体は、容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、縦供給筒部から前方に向けて延びた射出筒部と、前方付勢されたトリガー部の後方への移動によって、液体を縦供給筒部内から射出筒部内に導入させると共に、射出筒部内から噴出孔側に向けて射出させるトリガー機構と、を備えている。
トリガー機構は、トリガー部の後方に配置された主シリンダと、トリガー部の後方への移動に伴って主シリンダ内を加圧して、主シリンダ内の液体を縦供給筒部内に供給する主ピストンと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-34982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のトリガー式液体噴出器では、トリガー部に形成されたボス部(凸部)が主ピストンに対して係止することで、トリガー部と主ピストンとが互いに組み合わされている。
ところが、トリガー部を後方に向けて素早く移動させる等の操作を行った場合、主ピストンが主シリンダ内の圧力の関係によってトリガー部の追従に間に合わない場合がある。この場合、ボス部には、トリガー部に伴って後方に向けて移動しようとする応力と、主ピストンがその場に留まろうとすることで、ボス部の後方への移動を抑えようとする応力とが作用する。その結果、相反する応力の影響によって、前方に向けたボス部の変形を引き起こすおそれがあった。特に、主ピストンの押し圧が比較的強く設定されている場合には、ボス部の変形を招き易い。
【0006】
ボス部の変形が生じた場合、例えばトリガー部を後方に向けて移動させたときに、主ピストンを規定位置まで押し込むことができず、主シリンダ内の適切な加圧を行うことができないといった不都合を招く可能性があった。また、主ピストンのストローク量が変化してしまい、噴出性能に影響を与えるおそれもあった。さらには、主ピストンが予め規定されていた最前方位置を越えて、さらに前方に向けて移動してしまい、主シリンダとの間のシール性が不十分となって液漏れを招く可能性もあった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、主ピストンの適切な作動性が確保されたトリガー式液体噴出器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明に係るトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体に装着され、液体を噴出する噴出孔が形成されたノズル部と、を備え、前記噴出器本体は、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、弾性部材によって前方付勢状態で後方に移動可能に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、前記トリガー部は、上方から下方に向かうに従い前方に傾斜するように延びるトリガー本体と、前記トリガー部の後方への移動に伴って主シリンダ内を加圧して、主シリンダ内の液体を前記縦供給筒部内に供給すると共に、前記トリガー部の前方に向けた復元移動に伴って前記主シリンダ内を減圧して、前記容器体内の液体を前記縦供給筒部内に吸い上げ、且つ前記主シリンダ内に導入する主ピストンと、を備え、前記トリガー本体には、前記主ピストンに形成された第1係止部に対して係止され、前記トリガー本体と前記主ピストンとを一体に組み合わせると共に、前記トリガー本体が最前方揺動位置にあるときに前記主ピストンを最前方位置に位置決めする第2係止部が形成され、前記トリガー本体のうち前記主ピストンの前方に位置する部分には、前記第1係止部及び前記第2係止部のうちの少なくともいずれか一方が前方に向けて変形したときに、前記主ピストンの前方に向けた変位を規制する規制部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係るトリガー式液体噴出器によれば、弾性部材による付勢力に抗してトリガー部を操作して、最前方揺動位置から後方に移動させることで、主ピストンを利用して主シリンダ内を加圧することができ、主シリンダ内の液体を縦供給筒部内に供給することができる。これにより、液体を縦供給筒部内から噴出孔側に向けて流通させることができ、噴出孔から外部に向けて液体を噴出させることができる。
また液体の噴出後、トリガー部の操作を解除すると、弾性部材の付勢力(弾性復元力)によってトリガー部を前方に向けて付勢して、該トリガー部を復元移動させることができる。これにより、主ピストンを利用して主シリンダ内を減圧することができるので、容器体内の液体を縦供給筒部内に吸い上げて主シリンダ内に導入することができる。これにより、次回の噴出に備えることができる。
【0010】
特にトリガー本体に規制部が形成されているので、例えばトリガー本体の後方に向けた急激な操作等によって、第1係止部及び第2係止部のうちの少なくともいずれか一方が前方に向けて変形した場合であっても、規制部を利用して、主ピストンが前方に向けて変位することを抑制することができる。従って、主ピストンの適切な作動性を確保することができる。これにより、主ピストンを適切なストローク量で作動させることや、主シリンダとの間のシール性を維持して液漏れを抑制すること等できる。従って、作動性及び品質が向上したトリガー式液体噴出器とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

菊水化学工業株式会社
塗装方法
22日前
株式会社シロハチ
換気ブース
3か月前
ベック株式会社
装飾被膜の形成方法
2日前
個人
塗装ハンドル
2か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
2か月前
株式会社オンテックス
塗料塗布具
2か月前
株式会社デュプロ
シート装飾方法
2か月前
富士合成株式会社
スラッジ回収構造
22日前
兵神装備株式会社
塗布検査システム
23日前
株式会社吉野工業所
トリガー式吐出器
23日前
有光工業株式会社
液体噴射装置
2か月前
株式会社大気社
塗装装置
1か月前
株式会社テクノコア
液体噴霧用ノズル
3か月前
株式会社吉野工業所
吐出器
1か月前
株式会社吉谷機械製作所
放水装置
1か月前
コニシセイコー株式会社
ミスト発生装置
3か月前
日本リグランド株式会社
流体散布ユニット
24日前
株式会社三鷹ホールディングス
薬液噴霧器
2か月前
株式会社吉野工業所
液体噴出器
3か月前
株式会社吉野工業所
液体噴出器
23日前
株式会社吉野工業所
吐出器
2か月前
株式会社リコー
液滴吐出装置及び液滴吐出方法
2日前
兵神装備株式会社
流動物供給装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
空調システムの制御方法
2か月前
株式会社オプトラン
成膜方法及び成膜装置
2か月前
東レ株式会社
シート状基材への塗布装置および塗布方法
1か月前
株式会社吉野工業所
ポンプ式吐出器
1か月前
株式会社大気社
塗装装置
4か月前
株式会社リコー
液体塗布装置及びキャッピング方法
2日前
株式会社不二越
加熱装置
4か月前
株式会社不二越
塗布装置
24日前
本多電子株式会社
超音波霧化装置及び超音波霧化方法
2か月前
兵神装備株式会社
ノズルおよび塗布装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置及び液体吐出方法
10日前
株式会社不二越
塗布装置
4か月前
セイコーエプソン株式会社
液体噴射装置
8日前
続きを見る