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公開番号2025021031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124716
出願日2023-07-31
発明の名称光パネルおよびコネクタ付き光ファイバリボン
出願人日本通信電材株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G02B 6/44 20060101AFI20250205BHJP(光学)
要約【課題】筐体内に導入される光ケーブルに含まれる光ファイバリボンの心数と、筐体に取り付けられたアダプタに接続されるコネクタの対象心数とが異なる場合であっても、光ケーブルにおける各光ファイバ心線を当該コネクタで成端して接続することのできる、光パネルおよびコネクタ付き光ファイバリボンを提供する。
【解決手段】複数の光ファイバ心線を接続対象とする複数心コネクタが端部に接続された第1光ファイバリボンは、12以上の4の倍数である本数の第1光ファイバ心線を含み、筐体の外部から内部に導入される光ケーブルは、互いに異なる識別色が付された複数の第2光ファイバリボンを含み、各第2光ファイバリボンは、4本または8本の第2光ファイバ心線を有し、第1光ファイバリボンは、複数の第3光ファイバリボンに分割され、各第3光ファイバリボンは、4本または8本の第1光ファイバ心線を含み、各第3光ファイバリボンは、接続対象である第2光ファイバリボンの識別色に応じた処置がなされている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に取り付けられ、複数の光ファイバ心線を接続対象とする複数心アダプタと、
前記複数心アダプタに接続される複数心コネクタと、
前記複数心コネクタが端部に接続された第1光ファイバリボンと、を備え、
前記第1光ファイバリボンは、12以上の4の倍数である本数の第1光ファイバ心線を含み、
前記筐体の外部から内部に導入される光ケーブルは、互いに異なる識別色が付された複数の第2光ファイバリボンを含み、
各前記第2光ファイバリボンは、4本または8本の第2光ファイバ心線を有し、
前記第1光ファイバリボンは、複数の第3光ファイバリボンに分割され、各前記第3光ファイバリボンは、4本または8本の前記第1光ファイバ心線を含み、
複数の前記第3光ファイバリボンは、複数の前記第2光ファイバリボンにそれぞれ接続され、
各前記第3光ファイバリボンは、接続対象である前記第2光ファイバリボンの識別色に応じた処置がなされている、光パネル。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
各前記第3光ファイバリボンには、接続対象である前記第2光ファイバリボンの識別色に応じた、色、番号およびマークの少なくともいずれか1つが付されたチューブまたはラベルが取り付けられている、請求項1に記載の光パネル。
【請求項3】
各前記第3光ファイバリボンには、接続対象である前記第2光ファイバリボンの識別色と同じ色の前記チューブまたは前記ラベルが取り付けられている、請求項2に記載の光パネル。
【請求項4】
各前記第3光ファイバリボンには、接続対象である前記第2光ファイバリボンの識別色に応じた長さおよび太さの少なくともいずれか1つが異なるチューブまたはラベルが取り付けられている、請求項1に記載の光パネル。
【請求項5】
前記光ケーブルは、前記第2光ファイバリボンが収容される複数のスロット溝を有するスロット型の光ケーブルであり、
各前記スロット溝には、K枚の前記第2光ファイバリボンが収容され、
複数の前記第3光ファイバリボンは、K枚ずつの組に分けられ、
前記組に含まれるK枚の前記第3光ファイバリボンは、1つの前記スロット溝に収容されるK枚の前記第2光ファイバリボンにそれぞれ接続され、
各前記組には、対応する前記スロット溝に応じた処置がなされている、請求項1に記載の光パネル。
【請求項6】
各前記組には、対応する前記スロット溝に応じた、色、番号およびマークの少なくともいずれか1つが付されたチューブまたはラベルが取り付けられている、請求項5に記載の光パネル。
【請求項7】
1つの前記第2光ファイバリボンに含まれる4本または8本の前記第2光ファイバ心線の色配列は、他の前記第2光ファイバリボンに含まれる4本または8本の前記第2光ファイバ心線の色配列とは異なり、
前記第3光ファイバリボンに含まれる4本または8本の前記第1光ファイバ心線は、接続対象である前記第2光ファイバリボンに含まれる4本または8本の前記第2光ファイバ心線の色配列と同一の配列で予め着色されている、請求項1に記載の光パネル。
【請求項8】
前記第1光ファイバリボンは、12本の前記第1光ファイバ心線を有し、
各前記第2光ファイバリボンは、4本の前記第2光ファイバ心線を有し、
前記第1光ファイバリボンは、各々が4本の前記第1光ファイバ心線を含む3枚の前記第3光ファイバリボンに分割される、請求項1に記載の光パネル。
【請求項9】
前記第1光ファイバリボンは、12本の前記第1光ファイバ心線を有し、
各前記第2光ファイバリボンは、8本の前記第2光ファイバ心線を有し、
前記第1光ファイバリボンは、8本の前記第1光ファイバ心線を含む1枚の前記第3光ファイバリボンと、4本の前記第1光ファイバ心線を含む1枚の前記第3光ファイバリボンとに分割される、請求項1に記載の光パネル。
【請求項10】
前記第1光ファイバリボンから分割された、4本の前記第1光ファイバ心線を含む前記第3光ファイバリボンと、他の前記第1光ファイバリボンから分割された、4本の前記第1光ファイバ心線を含む前記第3光ファイバリボンとが組み合わされて、前記第2光ファイバリボンに接続される、請求項9に記載の光パネル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光パネルおよびコネクタ付き光ファイバリボンに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
従来、光コネクタが接続されるアダプタが複数取り付けられた光パネルが知られている。例えば、特許文献1には、多数のアダプタを含むアダプタパネルが、ユニット本体に対して開閉自在に設けられたスプライスユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-361893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、光パネルの筐体内に導入される光ケーブルが4本または8本の光ファイバ心線を含む光ファイバリボンを備えた光ケーブルである一方で、当該筐体に取り付けられたアダプタが、12本以上の光ファイバ心線が一括接続されるMPO(Multi-Fiber Push On)アダプタである場合がある。
【0005】
そして、このように、筐体内に導入される光ケーブルの光ファイバリボンの心数(リボンに含まれる光ファイバ心線の数)と、筐体に取り付けられたMPOアダプタに接続されるコネクタの対象心数とが異なる場合であっても、当該光ケーブルにおける各光ファイバ心線をMPOコネクタで成端して接続することのできる技術が求められている。
【0006】
本開示は、光パネルの筐体内に導入される光ケーブルに含まれる光ファイバリボンの心数と、当該筐体に取り付けられたアダプタに接続されるコネクタの対象心数とが異なる場合であっても、当該光ケーブルにおける各光ファイバ心線を当該コネクタで成端して接続することのできる、光パネルおよびコネクタ付き光ファイバリボンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の光パネルは、
筐体と、
前記筐体に取り付けられ、複数の光ファイバ心線を接続対象とする複数心アダプタと、
前記複数心アダプタに接続される複数心コネクタと、
前記複数心コネクタが端部に接続された第1光ファイバリボンと、を備え、
前記第1光ファイバリボンは、12以上の4の倍数である本数の第1光ファイバ心線を含み、
前記筐体の外部から内部に導入される光ケーブルは、互いに異なる識別色が付された複数の第2光ファイバリボンを含み、
各前記第2光ファイバリボンは、4本または8本の第2光ファイバ心線を有し、
前記第1光ファイバリボンは、複数の第3光ファイバリボンに分割され、各前記第3光ファイバリボンは、4本または8本の前記第1光ファイバ心線を含み、
複数の前記第3光ファイバリボンは、複数の前記第2光ファイバリボンにそれぞれ接続され、
各前記第3光ファイバリボンは、接続対象である前記第2光ファイバリボンの識別色に応じた処置がなされている。
【0008】
本開示のコネクタ付き光ファイバリボンは、
複数心コネクタと、
前記複数心コネクタに端部が結線された第1光ファイバリボンと、を備え、
前記第1光ファイバリボンは、12以上の4の倍数である本数の第1光ファイバ心線を含み、
前記第1光ファイバリボンは、複数の第3光ファイバリボンに分割され、各前記第3光ファイバリボンは、4本または8本の前記第1光ファイバ心線を含み、
複数の前記第3光ファイバリボンは、接続対象であって互いに異なる識別色が付された第2光ファイバリボンの識別色に応じた処置がなされている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、光パネルの筐体内に導入される光ケーブルに含まれる光ファイバリボンの心数と、当該筐体に取り付けられたアダプタに接続されるコネクタの対象心数とが異なる場合であっても、当該光ケーブルにおける各光ファイバ心線を当該コネクタで成端して接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施の形態に係る光パネルの構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示す光ケーブルの構成を示す断面図である。
図3は、図1に示す第1光ファイバリボンと第2光ファイバリボンとの接続を説明するための図である。
図4は、図3に示す第3光ファイバリボンと第2光ファイバリボンとの接続時における作業性を向上させるための処置の一例を説明するための図である。
図5は、5枚の第3光ファイバリボンを含む組に取り付けられる一次カラーチューブの変形例を示す図である。
図6は、5枚の第3光ファイバリボンに対する処置の他の変形例を説明するための図である。
図7は、各第3光ファイバリボンに取り付けられる二次カラーチューブの変形例を示す図である。
図8は、各第3光ファイバリボンに取り付けられる二次カラーチューブの変形例を示す図である。
図9は、各第3光ファイバリボンに対する処置の他の変形例を示す図である。
図10は、変形例1に係る第1光ファイバリボンを説明するための図である。
図11は、変形例2に係る第1光ファイバリボンを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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