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公開番号2025020892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124521
出願日2023-07-31
発明の名称搬送物検出装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】単一センサのみで、粉塵を用紙として判断することを防止する。
【解決手段】検知結果記憶部51は、検知部41により用紙PAが通過したことが検知された検知結果を記憶する。紙紛検出判断部52は、検知部41が検知状態になったとき、粉塵検出状態へ遷移する。また、紙紛検出判断部52は、検知部41が検知状態から非検知状態になったとき、粉塵検出保留状態へ遷移する。また、紙紛検出判断部52は、検知結果記憶部51の検知結果履歴が所定時間非検知状態を継続した場合に、粉塵非検出状態へ遷移する。媒体検出判断部53は、検知部が検知状態になったとき、媒体検出保留状態へ遷移する。また、媒体検出判断部53は、検知結果記憶部51の検知結果履歴が所定時間検知状態を継続した場合に、媒体検出状態へ遷移する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部が搬送した媒体が通過したことを検知する検知部と、前記検知部の検知結果を履歴として記憶する検知結果記憶部と、粉塵検出判断部と、媒体検出判断部を備え、
前記検知部が検知状態になったとき、前記粉塵検出判断部は粉塵検出状態へ遷移し、かつ、前記媒体検出判断部は媒体検出保留状態へ遷移し、
前記検知部が前記検知状態から非検知状態になったとき、前記粉塵検出判断部は粉塵検出保留状態へ遷移し、
前記検知結果記憶部の検知結果履歴が所定時間非検知状態を継続した場合に、前記粉塵検出判断部は粉塵非検出状態へ遷移し、
前記検知結果記憶部の検知結果履歴が所定時間検知状態を継続した場合に、前記媒体検出判断部は媒体検出状態へ遷移する
ことを特徴とする搬送物検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送される用紙を検出する搬送物検出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
搬送中の用紙に対してインクを吐出することにより印刷を行うライン型のインクジェット記録装置がある。ライン型のインクジェット記録装置では、搬送中の用紙をセンサなどで検出することにより用紙の搬送状態を監視している。
【0003】
このとき、紙紛やほこりなどの粉塵によるセンサ誤検知により、あやまったセンサの反応によって、反応を用紙と思い込むことで、印刷装置が意図しないタイミングで停止してしまう場合がある。
【0004】
特許文献1には、搬送中の前記印刷媒体の端部を検出する透過型センサ及び反射型センサと、透過型センサ及び反射型センサによって得られた印刷媒体検出情報、及び反射型センとが印刷媒体を検出してから透過型センサが印刷媒体を検出する間の印刷媒体の搬送量に基づいて印刷媒体の位置を決定する印刷媒体決定部とを備えた印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-261721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、複数の検知手段を用いて印刷媒体の検知精度向上する方法が開示されているが、検知部自体のコストや設置面積を要するため、印刷装置のすべての検知部に対して採用することが困難であった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、単一センサのみで、粉塵を用紙として判断することを防止する搬送物検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る搬送物検出装置の特徴は、
媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部が搬送した媒体が通過したことを検知する検知部と、前記検知部の検知結果を履歴として記憶する検知結果記憶部と、粉塵検出判断部と、媒体検出判断部を備え、
前記検知部が検知状態になったとき、前記粉塵検出判断部は粉塵検出状態へ遷移し、かつ、前記媒体検出判断部は媒体検出保留状態へ遷移し、
前記検知部が前記検知状態から非検知状態になったとき、前記粉塵検出判断部は粉塵検出保留状態へ遷移し、
前記検知結果記憶部の検知結果履歴が所定時間非検知状態を継続した場合に、前記粉塵検出判断部は粉塵非検出状態へ遷移し、
前記検知結果記憶部の検知結果履歴が所定時間検知状態を継続した場合に、前記媒体検出判断部は媒体検出状態へ遷移する
ことにある。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る搬送物検出装置の特徴によれば、単一センサのみで、粉塵を用紙として判断することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置の構成図である。
本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置が備える紙紛検出判断部による状態遷移を示した状態遷移図である。
本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置が備える紙紛検出判断部による紙紛検出を示したタイミングチャートである。
本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置が備える媒体検出判断部による状態遷移を示した状態遷移図である。
本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置が備える媒体検出判断部による媒体検出を示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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