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公開番号
2025020725
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124268
出願日
2023-07-31
発明の名称
作業車両、作業車両を含むシステムおよび作業車両の制御方法
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60N
2/52 20060101AFI20250205BHJP(車両一般)
要約
【課題】作業車両の動作時におけるオペレータの不快感を軽減できる作業車両、作業車両を含むシステムおよび作業車両の制御方法を提供する。
【解決手段】振動抑制装置40は、運転席5Sの横方向の動きを抑制する。ロック機構30は、振動抑制装置40の作動のロックとロック解除とを切替える。センサ41は、運転席5Sの横方向の振動に関する振動情報を検出する。コントローラ50は、センサ41により検出される振動情報と予め設定された免震作動情報との対比に基づいてロック機構30による振動抑制装置40のロックとロック解除とを切替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
運転席と、
前記運転席の横方向の動きを抑制する振動抑制装置と、
前記振動抑制装置の作動のロックとロック解除とを切替えるロック機構と、
前記運転席の横方向の振動に関する振動情報を検出するセンサと、
前記センサにより検出される前記振動情報と予め設定された免震作動情報との対比に基づいて前記ロック機構による前記振動抑制装置の前記ロックと前記ロック解除とを切替えるコントローラと、を備えた、作業車両。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記振動情報は、前記運転席の横方向の振動の頻度および加速度の少なくとも一方である、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記振動情報は、作業機操作レバー、走行レバー、および作業モード切替スイッチよりなる群から選ばれる1つ以上の出力信号である、請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記運転席を支持する床をさらに備え、
前記振動抑制装置は、前記運転席と前記床との各々に接続されたダンパー部材を有する、請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記ダンパー部材に対する流体の給排を調整する流体調整装置をさらに備えた、請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記振動抑制装置は、前記運転席と前記床との各々に接続された弾性部材を有する、請求項4に記載の作業車両。
【請求項7】
前記免震作動情報は、前記コントローラに記憶されている、請求項1に記載の作業車両。
【請求項8】
運転席と、
前記運転席の横方向の動きを抑制する振動抑制装置と、
前記振動抑制装置の作動のロックとロック解除とを切替えるロック機構と、
前記運転席の横方向の振動に関する振動情報を検出するセンサと、
前記センサにより検出される前記振動情報と予め設定された免震作動情報との対比に基づいて前記ロック機構による前記振動抑制装置の前記ロックと前記ロック解除とを切替えるコントローラと、を備えた、作業車両を含むシステム。
【請求項9】
運転席と、前記運転席の横方向の動きを抑制する振動抑制装置と、前記振動抑制装置の作動のロックとロック解除とを切替えるロック機構と、を備えた作業車両の制御方法であって、
前記運転席の横方向の振動に関する振動情報を取得するステップと、
取得された前記振動情報と予め設定された免震作動情報との対比に基づいて前記ロック機構による前記振動抑制装置の作動の前記ロックと前記ロック解除とを切替えるステップと、を備えた、作業車両の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業車両、作業車両を含むシステムおよび作業車両の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
油圧ショベル、ホイールローダなどの作業車両では、運転室(キャブ)の床に運転席(運転シート)が固定される、いわゆるリジットシートが用いられていた。しかし乗り心地を改善し、オペレータの疲労を軽減するために、運転席と床の間にメカニカルサスペンション、エアサスペンションなどが配置された作業車両が登場するようになった。
【0003】
また車両において運転席の横振動をアクティブに抑制可能な横振動抑制装置が、特開2021-123122号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1には、流体圧供給源と流体圧アクチュエータとの間に配置された二方向切替弁を、座席に作用する横振動に関する情報に基づいて操作することにより流体圧アクチュエータの動作を制御することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-123122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記公報の技術では、常に流体圧アクチュエータの動作が制御されるためオペレータが不快感を感じる。
【0006】
本開示の目的は、作業車両の動作時におけるオペレータの不快感を軽減できる作業車両、作業車両を含むシステムおよび作業車両の制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の作業車両および作業車両を含むシステムの各々は、運転席と、振動抑制装置と、ロック機構と、センサと、コントローラとを備えている。振動抑制装置は、運転席の横方向の動きを抑制する。ロック機構は、振動抑制装置の作動のロックとロック解除とを切替える。センサは、運転席の横方向の振動に関する振動情報を検出する。コントローラは、センサにより検出される振動情報と予め設定された免震作動情報との対比に基づいてロック機構による振動抑制装置のロックとロック解除とを切替える。
【0008】
本開示の作業車両の制御方法は、運転席と、運転席の横方向の動きを抑制する振動抑制装置と、振動抑制装置の作動のロックとロック解除とを切替えるロック機構と、を備えた作業車両の制御方法であって、以下のステップを有する。
【0009】
運転席の横方向の振動に関する振動情報が検出される。取得された振動情報と予め設定された免震作動情報との対比に基づいてロック機構による振動抑制装置の作動のロックとロック解除とが切替えられる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、作業車両の動作時におけるオペレータの不快感を軽減できる作業車両、作業車両を含むシステムおよび作業車両の制御方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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