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公開番号2025020583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124063
出願日2023-07-31
発明の名称車両制御システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60L 3/00 20190101AFI20250205BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に搭載された電池の劣化を効果的に防ぐことが可能な車両制御システムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる車両制御システムは、ユーザによる車両の運転特性に関するデータを収集するデータ収集部と、収集したデータを用いて、車両に搭載された電池の劣化要因となる電池にかかる負担についての解析を行う解析部と、解析結果に応じた冷却強度で電池を冷却させる制御部と、を備える。それにより、本開示にかかる車両制御システムは、電池の劣化を効果的に防ぐことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザによる車両の運転特性に関するデータを収集するデータ収集部と、
収集したデータを用いて、前記車両に搭載された電池の劣化要因となる当該電池にかかる負担についての解析を行う解析部と、
解析結果に応じた冷却強度で前記電池を冷却させる制御部と、
を備えた、車両制御システム。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記電池にかかる負担が大きいほど、前記電池の冷却強度を強くする、
請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項3】
前記解析部は、前記車両の所定期間当たりの走行距離が長いほど、前記車両の所定期間当たりの車速が速いほど、又は、前記車両の所定期間当たりのアクセル開度が大きいほど、前記電池にかかる負担が大きいと判断する、
請求項2に記載の車両制御システム。
【請求項4】
前記解析部による前記電池にかかる負担が大きいという判断が所定回数に達した場合、前記制御部は、前記冷却強度を強くするのに加えて、前記電池の充電時に当該電池に供給される電流の上限値を低下させる、
請求項2に記載の車両制御システム。
【請求項5】
当該車両とは別の前記ユーザの車両に搭載された電池を、解析結果に応じた冷却強度で冷却させる、
請求項1に記載の車両制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、ユーザの運転特性に応じて車両設備の最適化を行う技術の開発が進められている。特許文献1には、第1の車両で学習したユーザの特性情報に基づいて、第2の車両の設備の最適化を行う、車両設定継承システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-158003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、ユーザの運転特性に応じて、ステアリングフィーリングやシートポジション等の車両設備への最適化を行うことが記載されているに過ぎず、車両に搭載された電池の劣化を防ぐための適切な処置を行うことについては記載されていない。つまり、特許文献1に開示されたシステムでは、ユーザの運転特性に応じた、車両に搭載された電池の劣化を防ぐための適切な処理、を行うことができない、という課題があった。
【0005】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、車両に搭載された電池の劣化を効果的に防ぐことが可能な車両制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる車両制御システムは、ユーザによる車両の運転特性に関するデータを収集するデータ収集部と、収集したデータを用いて、前記車両に搭載された電池の劣化要因となる当該電池にかかる負担についての解析を行う解析部と、解析結果に応じた冷却強度で前記電池を冷却させる制御部と、を備える。この車両制御システムは、ユーザの運転特性に応じて車両に搭載された電池の冷却強度を調整することにより、当該電池の劣化を効果的に防ぐことができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、車両に搭載された電池の劣化を効果的に防ぐことが可能な車両制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかる車両制御システムの構成例を示す図である。
図1に示す車両制御システムに設けられた車両制御装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態2にかかる車両制御システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる車両制御システム1の構成例を示す図である。車両制御システム1は、ユーザの運転特性に応じて車両に搭載された電池の冷却強度を調整することにより、車両に搭載された電池の劣化を効果的に防ぐことができる。以下、具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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