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公開番号2025020386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-12
出願番号2024198118,2020534560
出願日2024-11-13,2018-12-18
発明の名称注射デバイスに取り付けるための補助デバイス
出願人サノフイ,SANOFI
代理人個人,個人
主分類A61M 5/315 20060101AFI20250204BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】注射デバイスに解放可能に取り付けられるように構成された補助デバイスを提供する。
【解決手段】注射デバイス(10)に解放可能に取り付けられるように構成された補助デバイス(200)であって、補助デバイスは、少なくとも1つの無線通信ユニット(241)と、少なくとも1つのセンサ(251)とを含み、ここで、補助デバイスは、外部デバイスからの無線通信を、少なくとも1つの無線通信ユニット(241)を介して受信したことに応答して、少なくとも1つのセンサ(251)を起動し、起動した後に、少なくとも1つのセンサ(251)を使用し、注射デバイス(10)による注射の開始を検出し、少なくとも1つの無線通信ユニット(241)を介して、注射の開始を外部デバイスに伝達するように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
注射デバイスに解放可能に取り付けられるように構成された補助デバイスであって:
少なくとも1つの無線通信ユニットと;
少なくとも1つのセンサと;
延長部とを含み、少なくとも1つのセンサは延長部上に位置し;
ここで、補助デバイスは、
少なくとも1つの無線通信ユニットを介して、外部デバイスから無線通信を受信したことに応答して、少なくとも1つのセンサを起動し、
起動に続いて、少なくとも1つのセンサを使用し、注射デバイスによる注射の開始を検出し、
少なくとも1つの無線通信ユニットを介して、注射の開始を外部デバイスに伝達するように構成される、前記補助デバイス。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
延長部は、可撓性のプリント回路板である、請求項1に記載の補助デバイス。
【請求項3】
注射デバイスによる注射の開始が検出されていないことを示すように構成される、請求項1または2に記載の補助デバイス。
【請求項4】
注射デバイスによる注射の開始が検出されたこと、および注射デバイスによる注射の終了が検出されていないことを示すように構成される、請求項1~3のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項5】
注射デバイスによる注射の開始が検出されたこと、および注射デバイスによる注射の終了が、注射の開始の所定時間内に検出されていないことを示すように構成される、請求項1~4のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項6】
外部デバイスへの伝達に成功したかどうかを示すように構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項7】
温度センサをさらに含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項8】
注射デバイスに含まれる薬剤が所定の温度パラメータを満たすかどうかを示すように構成される、請求項7に記載の補助デバイス。
【請求項9】
注射デバイスに含まれる薬剤が、所定の温度パラメータを満たさないと決定したことに応答してタイマを開始し、タイマが終了したとき、標示を提供するように構成される、請求項7に記載の補助デバイス。
【請求項10】
システムであって:
請求項1~9のいずれか1項に記載の補助デバイスと、
注射デバイスと
を含み、
補助デバイスは、解放可能に注射デバイスに取り付けられる、前記システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
これは、注射デバイスに解放可能に取り付けられるように構成された補助デバイスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤の注射による規則的な治療を必要とする様々な病気が存在する。このような注射は、注射デバイスを用いることにより実施することができ、それは、医療人員により、または患者自身で行われる。
【0003】
注射デバイス(すなわち、医薬品容器から薬剤を送達できるデバイス)は、注射される治療の自己投与を患者がより容易に行えるようにすることを目的としている。自己投与注射により送達される現在の治療は、糖尿病に対する薬物(インスリンと新しいGLP-1クラスの薬物の両方)、偏頭痛、アレルギー、ホルモン治療、抗凝血などに対する薬物を含む。注射デバイスは、特定の救命薬の1回の用量を送達するために使用することができる。例えば、それらは、アナフィラキシーの危険のある人々に処方されることが多い。それらはまた、化学兵器から人員を保護するために、軍で使用されることも多い。代替として、注射デバイスは、例えば、多発性硬化症、関節リュウマチ、または貧血症の人々に対して、処方された治療スケジュールに従って薬剤を投与するために使用される。
【0004】
注射デバイスは、薬剤の1回の用量を送達するためにだけ使用することができ、また使用後に処分する必要のある使い捨ての、または1回使用のデバイスとすることができる。他のタイプの注射デバイスは、再使用可能である。それらは、通常、ユーザが標準のシリンジを着脱することができるように配置される。再使用可能な注射デバイスは、複数の非経口薬物送達を実施するために使用することができるが、シリンジは、消費されて注射デバイスから外された後、処分される。シリンジは、さらなる機能性を提供するために、さらなる部品を用いてパッケージ化することができる。典型的なシナリオでは、病気は、例えば、毎日、毎週、隔週、または毎月、注射デバイスを用いて薬剤用量を注射することにより、患者自身で治療することができる。
【0005】
注射デバイスは、通常、手動デバイスと自動注射デバイスの2つの範疇に含まれる。手動デバイスでは、ユーザは、針を通して液を送るために機械的エネルギーを与えなくてはならない。これは、通常、注射中にユーザが連続的に押す必要のある何らかの形態のボタン/プランジャにより行われる。
【0006】
自動注射デバイスは、標準シリンジからの非経口薬物送達に含まれる動作を完全に、または部分的に置き換えるデバイスである。これらの動作は、患者の皮膚内への針の挿入、薬剤の注射、針の取外し、針のシールド、およびデバイスの再使用の防止を含むことができる。自動注射デバイスは:ユーザの必要な力、握ることに関する問題、および不完全な用量を送達する可能性を低減することができる。トリガすることは、例えば、トリガボタン、または針がその注射深さに達したという動作など、数多くの手段により実施することができる。いくつかのデバイスでは、液を送達するためのエネルギーは、ばねにより提供される。
【0007】
針のない注射技術を用いて薬剤を送達する無針注射デバイスが開発されてきた。このようなシステムは、カニューレで皮膚を貫通させることを含まない機構を用いて皮膚を通して薬剤を送達する。
【0008】
注射デバイスの誤った扱いを防止するために、または使用データの経過を追うために、注射デバイスの状態および/または使用に関する情報を測定することが望ましい。注射器と共に使用するのに適しており、かつ注射器によって送達される用量をモニタする(またユーザに他の情報を提供する)再使用可能な、アドオン式デバイスが知られている。デバイスを注射デバイスに解放可能に取り付けるための嵌合ユニットを含む補助デバイスを提供することが、例えば、特許文献1で述べられている。そのデバイスは、カメラを含み、かつ注射ペンの投与量窓を介して視認できる取り込まれた画像に対して光学式文字認識(OCR)を実施し、それにより、注射デバイスへとダイヤルで設定されている薬剤の用量を決定するように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
WO2011/117212
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
注射デバイスに関連付けられた使用情報を決定し、かつ伝達できる向上させたアドオン式デバイスが求められている。このようなアドオン式デバイスの電力消費量を最小化するための方法が求められている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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