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公開番号2025004246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-14
出願番号2024180541,2023077808
出願日2024-10-16,2016-02-12
発明の名称注射デバイスに取り付けられるデータ収集デバイス
出願人サノフィ-アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
代理人個人,個人
主分類A61M 5/315 20060101AFI20250106BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】注射デバイスに取り付けられ薬剤投薬量情報をそこから収集する、データ収集デバイスを提供する。
【解決手段】注射ペンなどの注射デバイス1に取り付けられるデータ収集デバイスは、注射デバイスによって薬剤が送達される間にデータ収集デバイスに対する注射デバイスの可動構成要素70の動きを検出するセンサ装置と、前記検出された動きに基づいて、注射デバイスによって投与された薬剤投薬量を決定するように構成されるプロセッサ装置とを含む。プロセッサ装置は、薬剤投薬量が投与されてからの経過時間を監視し、使用者の記憶補助をもたらすように、薬剤投薬量および経過時間を表示するようにディスプレイを制御することができる。例示的な一実施形態では、センサ装置は、光学エンコーダを含み、可動構成要素は、複数の光バリア構造を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
データ収集デバイスであって:
注射デバイスに取り付けられるように構成される嵌合装置と;
薬剤の送達中に、データ収集デバイスに対する注射デバイスの可動投薬量プログラム構成要素の動きを検出するように構成されるセンサ装置と;
前記検出された動きに基づいて、注射デバイスによって投与された薬剤投薬量を決定するように構成されるプロセッサ装置と
を含む、前記データ収集デバイス。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
センサ装置は、光学センサ、磁気センサ、静電容量センサおよび機械センサのうちの1つまたはそれ以上を含む、請求項1に記載のデータ収集デバイス。
【請求項3】
センサ装置は、光学エンコーダを含む、請求項2に記載のデータ収集デバイス。
【請求項4】
プロセッサ装置は、光学エンコーダからパルスを受けてからの期間を監視し、前記期間が所定の閾値を超えた場合に、前記薬剤投薬量を決定するように構成される、請求項3に記載のデータ収集デバイス。
【請求項5】
プロセッサ装置は、薬剤投薬量の投与についてのタイムスタンプ情報を取得し、決定された薬剤投薬量および前記タイムスタンプ情報を記憶するように構成される、請求項1~4のいずれか1項に記載のデータ収集デバイス。
【請求項6】
プロセッサ装置は、決定された薬剤投薬量およびタイムスタンプ情報のログを他のデバイスに送信するように構成される、請求項5に記載のデータ収集デバイス。
【請求項7】
プロセッサ装置は、投与検出後の経過時間を監視し、決定された薬剤投薬量および経過時間を表示するようにディスプレイを制御するように構成される、請求項1~6のいずれか1項に記載のデータ収集デバイス。
【請求項8】
薬剤投与装置であって:
薬剤投薬量が注射デバイスにプログラムされるときに動くように構成される可動構成要素、を含む注射デバイスと;
請求項1~7のいずれか1項に記載のデータ収集デバイスと
を含む、前記薬剤投与装置。
【請求項9】
薬剤投与装置であって:
薬剤投薬量が注射デバイスにプログラムされるときに動くように構成される可動投薬量プログラム構成要素、を含む注射デバイスと;
請求項3または4に記載のデータ収集デバイスと;
を含み、
ここで、可動投薬量プログラム構成要素は、複数の光バリアを含む、
前記薬剤投与装置。
【請求項10】
用量を注射デバイスにプログラムする間、可動投薬量プログラム構成要素がデータ収集デバイスに対して動かないように構成される、請求項8または9に記載の薬剤投与装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、注射デバイスに取り付けられ薬剤投薬量情報をそこから収集する、データ収集デバイスに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
様々な疾病で、薬剤の注射による定期的な治療が必要とされている。そのような注射は、注射デバイスを用いて実行することができ、医療従事者または患者自身によって適用される。一例として、1型および2型の糖尿病は、例えば1日に1回または数回のインスリン用量の注射により、患者自身によって治療することができる。例えば、充填済みの使い捨てインスリンペンが注射デバイスとして使用可能である。あるいは、再使用可能なペンを使用することもできる。再使用可能なペンは、空の薬剤カートリッジを新しいものと交換することができる。どちらのペンも、各使用前に交換される1組の1回使い切りの針を装備することができる。次いで、例えば、投薬量ノブを回し、インスリンペンの用量窓またはディスプレイから実際の用量を観察することによって、インスリンペンにおいて、注射予定のインスリン用量を手動で選択することができる。次いで、針を適当な皮膚部分に挿入し、インスリンペンの注射ボタンを押して、用量を注射する。例えばインスリンペンの誤った取り扱いを防ぐ、または既に適用された用量の経過を追うために、インスリン注射を監視することができるように、例えば注射済みのインスリン用量の情報など、注射デバイスの状態および/または使用に関する情報を測定することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一態様によれば、データ収集デバイスは、注射デバイスに取り付けられるように構成される嵌合装置と、薬剤の送達中に、データ収集デバイスに対する注射デバイスの可動投薬量プログラム構成要素の動きを検出するように構成されるセンサ装置と、前記検出された動きに基づいて、注射デバイスによって投与された薬剤投薬量を決定するように構成されるプロセッサ装置とを含む。
【0004】
このやり方において、データ収集デバイスは、使用者によりなされる追加の操作に頼ることなく薬剤投薬量情報を収集することができ、薬剤投与の記録およびロギングの信頼性を向上させることができる。さらに、次の投薬量を注射ペンにプログラムするときに、その前の投与量を表示することは、使用者の記憶補助として働くことができる。
【0005】
センサ装置は、光学センサ、磁気センサ、静電容量センサおよび機械センサのうちの1つまたはそれ以上を含むことができる。例えば、センサ装置は、光学エンコーダ装置を含むことができる。プロセッサ装置は、パルスが光学エンコーダによって出力されてから経過した期間を監視し、前記期間が所定の閾値を超えた場合、前記薬剤投薬量を決定するように構成される。これは、注射ストロークの終了ポイントの確実な識別を可能にすることができる。あるいは、またはそれに加えて、センサ装置は、相対運動を検出する機械スイッチおよび/またはトラックを含むこともできる。
【0006】
プロセッサ装置は、薬剤投薬量の検出された投与についてのタイムスタンプ情報を取得し、例えば投与された注射のログを提供するように、決定された薬剤投薬量および前記タイムスタンプ情報を記憶するように構成される。この場合、データ収集デバイスは、場合により、記憶している薬剤投薬量およびタイムスタンプ情報を、通信リンクを介して、コンピュータなどの外部デバイスに送信することを可能にする出力インターフェースを含むこともできる。出力インターフェースは、有線または無線リンクを介して外部デバイスと
通信するように構成される。
【0007】
それに加えて、または別法として、プロセッサ装置は、投与検出後の経過時間を監視し、決定された薬剤投薬量および経過時間を表示するようにディスプレイを制御するように構成される。そのような情報を表示することによって、データ収集デバイスは、使用者に対してさらなる記憶補助をもたらすことができる。
【0008】
上述したこの態様による装置のいずれにおいても、データ収集デバイスは、投薬量プログラム構成要素と一緒に動くように、投与予定の薬剤投薬量のプログラムのために使用者によって動かされる注射デバイスの投薬量プログラム構成要素に取り付け可能であってよい。そのような一実施形態では、データ収集デバイスは、使用者が投薬量プログラム構成要素を把持し動かすのではなく、データ収集デバイスを把持し動かすことで、薬剤投薬量を注射ペンにプログラムすることができるように構成される。そうしたプログラムを容易にするように、データ収集デバイスは、投薬量プログラム構成要素と比較すると、使用者の把持のためのより大きな接触面を提供するように構成される、または、使用者が薬剤投薬量をより簡単にプログラムできるようにすることができる他の構造を含むことができる。これは、使用者の器用さが制限されている場合に特に有用である。
【0009】
いくつかの実施形態では、データ収集デバイスは、注射デバイスに解放可能に取り付け可能である。他の実施形態では、データ収集デバイスは、注射デバイスに恒久的に取り付け可能である。
【0010】
この態様は、さらに、前記データ収集デバイスと注射デバイスを含む薬剤投与装置を提供する。そのような薬剤投与装置の一例は、薬剤投薬量が注射デバイスにプログラムされるときに動くように構成される可動投薬量プログラム構成要素を含む注射デバイスと、光学センサを含むデータ収集デバイスとを含むことができ、ここで、可動投薬量プログラム構成要素は、複数の光バリアを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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