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公開番号
2025019869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123742
出願日
2023-07-28
発明の名称
植物栽培装置及びそれを用いた植物の栽培方法
出願人
伊東電機株式会社
代理人
個人
主分類
A01G
9/24 20060101AFI20250131BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】根部周辺の温度を調節して、根部の温度を積極的に制御できる植物栽培装置及びそれを使用した植物の栽培方法を提供する。
【解決手段】 下部側温調空間と、栽培領域と、上部側空間を有し、当該栽培領域は、下部側温調空間の上にあり、当該栽培領域に苗が植えられ、当該下部側温調空間内が温度調節可能であり、栽培領域に栽培トレイが載置され、当該栽培トレイに苗が植え付けられ、
前記栽培トレイによって前記下部側温調空間の上面が構成されている植物栽培装置及びそれを使用した植物の栽培方法である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
下部側温調空間と、栽培領域と、上部側空間を有し、前記栽培領域は、下部側温調空間の上にあり、
前記栽培領域に苗が植えられ、前記下部側温調空間内が温度調節可能であることを特徴とする植物栽培装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
栽培領域に栽培トレイが載置され、当該栽培トレイに苗が植え付けられ、
前記栽培トレイによって前記下部側温調空間の上面が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項3】
栽培トレイを移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項4】
上部側空間が温度調節可能であることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項5】
少なくとも前記下部側温調空間を地下に埋設することを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の植物栽培装置によって植物を栽培することを特徴とする植物の栽培方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物栽培装置に関するものである。また本発明は、当該植物栽培装置を使用した植物の栽培方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
植物、特にイチゴを露地栽培する場合は、夏から秋にかけて苗を植え付けて生育させ、初夏に結実させて収穫する。またハウス栽培することによってイチゴの収穫時期を早めることができる。ハウス栽培によると、イチゴを冬季に結実させ収穫することができる。ハウス栽培のイチゴの最盛期は、1月である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-93025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記した様に、イチゴの本来の収穫時期は、初夏であるが、ハウス栽培をすることによって、収穫時期を早めることができる。
しかしながら、イチゴの収穫時を盛夏や秋にずらすことはできない。即ちイチゴは、春を過ぎると、株からライナーが伸びて株分かれが始まり、開花や結実させることができない。本発明者らは、イチゴを通年栽培が商業的に成功した例を知らない。
本発明は、イチゴ等を通年栽培することができる植物栽培装置及びそれを使用した植物の栽培方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するための態様は、下部側温調空間と、栽培領域と、上部側空間を有し、前記栽培領域は、下部側温調空間の上にあり、前記栽培領域に苗が植えられ、前記下部側温調空間内が温度調節可能である植物栽培装置である。
【0006】
本発明者らの調査によると、イチゴの開花や結実は、葉側の温度だけでなく、根側の温度の影響も受けることが分かった。本発明者らの調査によると、イチゴは、根側の温度と葉側の温度が特定の関係になったときに花穂が伸び、開花、結実に至る。
本態様の植物栽培装置は、この知見に基づいて開発されたものであり、下部側温調空間と、栽培領域と、上部側空間に分かれている。本態様の植物栽培装置では、栽培領域は、下部側温調空間の上にあり、当該栽培領域に苗が植えられている。本態様の植物栽培装置では、栽培領域が下部側温調空間の上にある。
そのため栽培領域の下部は下部側温調空間の影響を受け、下部側温調空間の温度を調節することにより、根側の温度を間接的に制御することができる。
本態様の植物栽培装置は、下部側温調空間内が温度調節可能であることより、苗の根部の雰囲気温度を制御可能となる。
【0007】
上記した態様において、植物栽培装置は、栽培領域に栽培トレイが載置され、当該栽培トレイに苗が植え付けられ、前記栽培トレイによって前記下部側温調空間の上面が構成されていることが望ましい。
【0008】
本態様の植物栽培装置では、栽培トレイによって下部側温調空間の上面が構成されているので、栽培トレイの底面が直接的に下部側温調空間の温度環境にさらされる。そのため本態様の植物栽培装置によると、根部周辺の温調がしやすくなる。
【0009】
本態様の植物栽培装置は、栽培トレイを移動させる移動手段を有する植物栽培装置である。
【0010】
本態様によると、移動手段によって、栽培トレイを例えば栽培領域から収穫領域へ容易に移動することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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