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公開番号2025007022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108149
出願日2023-06-30
発明の名称物品払出し装置
出願人伊東電機株式会社
代理人個人
主分類B65G 47/68 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より多くの物品を収容することができる物品払出し装置を提供することを課題とする。
【解決手段】物品供給ライン2と、複数の物品を一時的に貯留する貯留部3と、物品を外部に搬出する搬出ライン5と、制御手段6を有している。貯留部3は、物品を一列に並べて貯留する貯留ライン8を複数有し、貯留ライン8は搬出ライン5の脇にあり、貯留ライン8は貯留コンベヤ11を有している。物品供給ライン2は、供給コンベヤ25と、複数の分岐装置31を有し、当該分岐装置31を介して貯留コンベヤ11に繋がる。貯留ラインには一種類の物品が貯留され、供給コンベヤ25から物品が搬送され、特定の貯留ライン8に貯留されるべき物品が、特定の分岐装置31で分岐されて当該物品が貯留されるべき貯留コンベヤ11に搬入される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品供給ラインと、複数の物品を一時的に貯留する貯留部と、物品を外部に搬出する搬出ラインと、制御手段を有し、
前記貯留部は、物品を一列に並べて貯留する貯留ラインを複数有し、前記貯留ラインは前記搬出ラインの脇にあり、前記貯留ラインは貯留コンベヤを有し、
前記物品供給ラインは、供給コンベヤと、複数の分岐装置を有し、当該分岐装置を介して前記貯留コンベヤに繋がり、
前記貯留ラインには一種類の物品が貯留され、
前記供給コンベヤから物品が搬送され、特定の貯留ラインに貯留されるべき物品が、特定の分岐装置で分岐されて当該物品が貯留されるべき貯留コンベヤに搬入され、
一又は複数の物品に関する情報が一つの物品グループとして前記制御手段に入力され、各貯留ラインから前記物品グループに含まれる物品が搬出ラインに払出されることを特徴とする物品払出し装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
リターンラインを有し、前記供給コンベヤの一部が前記リターンラインに接続されていて前記供給コンベヤを移動する物品を前記供給コンベヤに戻すことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項3】
前記搬出ラインの両側に前記貯留部があることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項4】
前記物品供給ラインを複数有することを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項5】
物品に付された情報を読み取る情報読み取り手段を有し、前記情報読み取り手段で読み取られた情報から当該物品が収容される貯留ラインが特定され、
当該物品が対応する貯留ラインの分岐装置に到達すると、当該分岐装置で分岐されて当該物品が貯留されるべき貯留コンベヤに搬入されることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項6】
貯留ラインは平面的にのびるものであることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項7】
前記各貯留ラインは物品を前記搬出ラインに払い出す払出し手段を備え、前記払出し手段で払出される際の物品の下部の地上高が前記搬出ラインの地上高と略等しいことを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項8】
前記制御手段によって前記物品グループに含まれる物品群を平面的に収容することが可能なスペースが決定され、前記物品グループに含まれる物品が前記スペースに入るタイミングで各貯留ラインから物品が搬出ラインに払出されることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項9】
物品グループに含まれる物品であって新たに貯留ラインから搬出ラインに払出される物品は、既に他の貯留ラインから搬出ラインに払出されて搬出ラインを移動する物品の前方に払出されることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
【請求項10】
前記搬出ラインは、搬出コンベヤを有し、当該搬出コンベヤは、任意の領域の搬送速度を変更することができ、
前記搬出コンベヤは、一定の方向に進行しつつ、各貯留ラインから払出される物品を受け入れ、その際に特定の領域の搬送速度を変更して、指定された一又は複数の物品をひとまとまりにすることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の物品払出し装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、貯留部に収容されている多種類の物品から、特定の物品を選択的に払い出す物品払出し装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば小売店からの注文に応じて、複数種類の物品をひとまとめにして配送する場合がある。特許文献1、2には、この用途に使用される物品払出し装置が開示されている。
特許文献1、2に開示された物品払出し装置は、Aフレームと称される装置であり、物品を搬送する搬出コンベヤと、多数のラック(保管棚)を備えている。
ラックはいずれも急傾斜した縦型であり、多数の物品が積み重ねられた状態で収容されている。各ラックの下部には押し出し装置がある。
従来技術の物品払出し装置では、中央に搬出コンベヤがあり、その両脇に前記したラックが多数並べられている。搬出コンベヤを挟んで対向するラックは、上部同士が結合されており、一対のラックと搬出コンベヤを正面側から観察すると、アルファベットの「A」の様な配置となる。
前記したラックの下端の高さは搬出コンベヤの搬送面よりも高い。前記した様に各ラックの下部には押し出し装置があるが、当該押し出し装置の高さは搬出コンベヤの搬送面よりも相当に高い。
【0003】
従来技術の物品払出し装置では、搬出コンベヤに籠の様な容器を載置し、当該容器は搬出コンベヤによって上流側から下流側に向かって移動する。
そして容器が配送すべき物品が収容されたラックの前に到達すると、当該ラックの押し出し装置が駆動し、達磨落としの様に一番下の物品を押し出し装置で押し出して搬出コンベヤ側に勢いよく払い出す。前記した様に、押し出し装置の高さが搬出コンベヤの搬送面よりも相当に高いので、ラックから飛び出した物品は、放物線を描いて籠の様な容器に飛び込む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-120125号公報
特開2021-123501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術の物品払出し装置は、ラックが縦型であり、物品を積み重ねた状態で収容する。そのためラックに収容できる物品の個数が少ないという問題がある。またラックに物品を収容するのに手間取るという問題がある。
即ち従来技術の物品払出し装置では、ラックに物品を積み重ねるので、下部の物品に上部の物品の重量が掛かり、下部の物品が変形してしまう可能性がある。そのため、収容できる物品の個数が限られる。また従来技術の物品払出し装置は、達磨落としの様に一番下の物品を押し出し装置で押し出すが、上部の物品による荷重が大きいと、押し出し装置で押し出すことができなくなる。この理由からもラックに収容できる物品の個数が限られる。
また物品を数多く収容すべくラックの高さを高くすると、新たな物品を収容する際の投入部の高さが高くなってしまい、ラックに物品を収容するのに脚立やはしごを要することとなり、面倒である。
【0006】
本発明は、従来技術の上記した問題を解決するものであり、より多くの物品を収容することができる物品払出し装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための態様は、物品供給ラインと、複数の物品を一時的に貯留する貯留部と、物品を外部に搬出する搬出ラインと、制御手段を有し、前記貯留部は、物品を一列に並べて貯留する貯留ラインを複数有し、前記貯留ラインは前記搬出ラインの脇にあり、前記貯留ラインは貯留コンベヤを有し、前記物品供給ラインは、供給コンベヤと、複数の分岐装置を有し、当該分岐装置を介して前記貯留コンベヤに繋がり、前記貯留ラインには一種類の物品が貯留され、前記供給コンベヤから物品が搬送され、特定の貯留ラインに貯留されるべき物品が、特定の分岐装置で分岐されて当該物品が貯留されるべき貯留コンベヤに搬入され、一又は複数の物品に関する情報が一つの物品グループとして前記制御手段に入力され、各貯留ラインから前記物品グループに含まれる物品が搬出ラインに払出されることを特徴とする物品払出し装置である。
【0008】
本態様の物品払出し装置は、物品を一列に並べて貯留する貯留ラインを複数有し、当該貯留ラインは貯留コンベヤを有している。本態様の物品払出し装置では、貯留コンベヤに物品を貯留する。貯留ラインはコンベヤであるから、物品が積み重ねられることがない。また貯留ラインは面的に配置することができるので、収容可能な物品が多い。
本態様の物品払出し装置は、物品供給ラインを有している。物品供給ラインは、供給コンベヤと、複数の分岐装置を有し、当該分岐装置を介して前記貯留コンベヤに繋がっている。本態様の物品払出し装置によると、物品供給ラインを使って物品を貯留コンベヤに収容することができる。
【0009】
上記した態様において、リターンラインを有し、前記供給コンベヤの一部が前記リターンラインに接続されていて前記供給コンベヤを移動する物品を前記供給コンベヤに戻すことが可能であることが望ましい。
【0010】
本態様によると、例えば特定の貯留ラインが満杯である状態のときに、当該貯留ラインに収容すべき物品が、新たに物品供給ラインから供給された場合に、リターンラインを経由して当該物品を物品供給ラインに戻すことができる。そのため品供給ラインで物品が詰まった状態になることを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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